米びつやごはん保存容器は、入る量だけでなく、置く場所と使い方から選びましょう。生米を入れて保管するのか、炊いたごはんを冷凍して温め直すのかで、必要な条件が変わります。
生米用と炊いたごはん用を分ける
最初に、保存したいものと置く場所を決めます。米びつとして使う容器に、電子レンジ対応まで必要とは限りません。反対に、ごはんを入れて冷凍するなら、冷凍と温め直しの両方に使えるかを確認する必要があります。
| 確認すること | 生米用 | 炊いたごはん用 |
|---|---|---|
| 置き場所 | 冷蔵庫や保管場所に収まるか | 冷凍庫の空きと重ね方 |
| 入れる量 | 今の残量と購入する一袋 | 普段食べる一回分 |
| 取り出し方 | 米を計りやすいか | 取り出して温める作業がしやすいか |
| 使用条件 | 食品用としての用途、洗い方 | 冷凍・電子レンジ・ふたの扱い |
| 片付け | 汚れを落とし乾かせるか | パーツを含めて洗えるか |
白米は低温・低湿で直射日光を避けて保存することが基本です。農林水産省のお米の保存案内を踏まえ、容器を選ぶ前に家の保管場所を確かめましょう。
幅と奥行きと高さに加えて開ける余白を測る
棚に収まる外寸でも、ふたが開かなかったり、引き出しから持ち上げにくかったりする場合があります。幅・奥行き・高さだけでなく、開口部と、ふたを動かす余白も測っておくと選びやすくなります。
| 測るところ | 記録する値 |
|---|---|
| 置き場所の幅・奥行き・高さ | 幅 cm/奥行き cm/高さ cm |
| 扉や引き出しの開口部 | 容器を出し入れできる幅・高さ |
| 容器の外寸 | 幅 cm/奥行き cm/高さ cm |
| ふたを開ける場所 | 上や横に必要な空間 |
商品に書かれている外寸と、内側の寸法は分けて見ます。冷凍庫では他の食品が入った状態を想定し、重ねた容器を取り出す順番まで考えてみましょう。
本体とふたの表示を別々に読む
合成樹脂製の食品用保存容器では、本体とふたで材質・耐熱温度が違う場合があります。消費者庁の表示の案内でも、使用部分ごとの材質や耐熱温度、冷凍・電子レンジに関する注意が扱われています。消費者庁の食品用容器の表示
温度の数字だけを見るのではなく、次の点を確かめてください。
- 冷凍庫で使用できるか。
- 電子レンジで使用できるか。
- 電子レンジでは、ふたをどう扱う指定か。
- 洗剤・洗浄具・食洗機について、どのような指定があるか。
電子レンジ対応であっても、オーブンや直火で使えるとは限りません。また、耐熱温度が高いことだけを理由に、食洗機対応だと判断しないようにしましょう。
容量と実際に入れる量を確かめる
容器のml表示を、そのまま米やごはんのgへ置き換えることはできません。生米と炊いたごはんでも、入る重さは変わります。米を何kg入れる用途なのか、実際の一回分のごはんが入るのかを分けて考えます。
生米用なら、現在の残量に新しい袋を丸ごと加える前提ではなく、使い切る順番と容器を清掃する機会も考えましょう。ごはん用なら、いつも食べる量を一度量り、それが収まるかを確認すると目安を作れます。
大きな容器を先に買うより、一袋を食べ切る量と日数を確かめるほうが、必要以上のまとめ買いを避けやすくなります。
洗って乾かすところまで想像する
口が狭い容器、溝のあるふた、パッキン付きの容器は、どこまで手や洗浄具が届くかも見ておきたいところです。取り外す部品は、取り外してよいことを確かめて扱います。
弁当箱や調理器具について、農林水産省は洗浄後に十分に乾燥させるよう案内しています。洗った後に置く場所も確保しておきましょう。弁当箱・調理器具の洗浄と乾燥
家にある食品用容器が、用途・置き場所・容量・取扱いの条件を満たしていれば、それを使うところから始められます。保存の手順そのものは、生米と炊いたごはんの保存方法で確認できます。
