いよいよ夏本番を迎える7月。暑さも本格的になり、食欲が落ちがちな季節ですが、実は旬の食材がもっとも充実する時期でもあります。とうもろこしやトマト、すいかや桃、そしてスタミナ満点のうなぎなど、体を整え、夏を元気に乗り切るパワーをくれる食材がたくさん!
この記事では、7月の旬食材と、それを使った健康的な献立や涼しげなスイーツ、行事に合わせたイベント料理、子どもと一緒に楽しめるクッキングなどをご紹介します。家族の笑顔があふれる、夏らしい食卓作りのヒントにぜひお役立てください。
7月は真夏の始まり!元気と涼をくれる食材の季節
梅雨が明け、本格的な夏の訪れを感じる7月。気温も湿度もぐんと上がり、体調を崩しやすい時期でもあります。そんなときこそ大切にしたいのが、“旬の食材を取り入れたバランスの良い食事”。
この時期は、とうもろこしやなす、きゅうりといった水分たっぷりの夏野菜、すいかや桃などのみずみずしい果物、そして夏のスタミナ源となる魚介類など、まさに“自然からの恵み”が豊富にそろう季節です。
また、七夕や土用の丑の日、お盆の準備など、行事も多いこの月は、家族で囲む食卓を少し特別に彩るチャンス。旬の味わいを取り入れながら、元気いっぱいに夏をスタートさせましょう!
7月に旬を迎える食材まとめ
7月は、太陽の恵みをたっぷり受けた野菜や果物が食べ頃を迎える季節。さらに、夏にぴったりのさっぱりとした魚介類や、滋養強壮に役立つスタミナ食材もうれしい時期です。ここでは、7月に美味しさがピークとなる代表的な旬の食材をご紹介します。
野菜
- とうもろこし:甘みと旨みがギュッと詰まった夏の定番。茹でても焼いても美味。
- トマト:リコピン豊富で、冷やしてサラダにも、煮込み料理にも万能。
- なす:焼きなすや揚げびたしが人気。水分たっぷりで体の熱を冷ましてくれます。
- きゅうり:そのままでも、漬物でも、火を通しても使える優秀食材。
- ゴーヤ:独特の苦味が夏バテ防止に。チャンプルーはもちろん、サラダにも。
- モロヘイヤ:粘りのある葉物で、栄養価が高く、スープや和え物に最適。
果物
- すいか:水分・カリウムたっぷり。冷やしてシャリッと夏の主役。
- 桃:やわらかくジューシーで甘みのある果肉が魅力。デザートに最適。
- マンゴー:とろけるような食感と濃厚な甘みが人気。冷凍しても美味。
- ブルーベリー:抗酸化作用に優れ、ヨーグルトやスイーツにも使いやすい。
- メロン:さっぱり系から濃厚系まで種類豊富。食後のデザートにぴったり。
- ぶどう(早生品種):初夏に出回る皮ごと食べられる品種も人気。
魚介類
- アジ:刺身、フライ、南蛮漬けなど幅広く使える万能魚。
- スズキ:淡白で上品な白身魚。ムニエルやカルパッチョに。
- うなぎ:土用の丑の日の定番。蒲焼きやひつまぶしでスタミナUP!
- イカ:鮮度の高いものは刺身で。火を通すと旨みが増します。
- ハモ:夏の高級魚。湯引きにして梅肉と合わせるのが定番。
- 鮎(あゆ):香り豊かな川魚。塩焼きや甘露煮で季節感を楽しめます。
これらの旬の食材は、栄養価が高いだけでなく、調理の手間が少なくても美味しく仕上がるのが魅力。次のセクションでは、夏野菜を主役にしたヘルシー献立をご紹介していきます。
夏野菜をたっぷり使ったヘルシー献立
7月の食卓に欠かせないのが、みずみずしくて色鮮やかな夏野菜。水分やカリウム、ビタミンが豊富で、体の熱を冷ましたり、夏バテ予防にも効果的です。ここでは、旬の野菜をふんだんに使った、さっぱり&栄養満点のヘルシー献立をご紹介します。
なすとトマトの冷やし煮びたし
焼きなすとトマトをめんつゆでサッと煮て、冷蔵庫でひんやり冷やせば完成。冷たくても味がしっかり染みていて、ごはんにも合う夏の定番副菜です。
ゴーヤとツナの梅マヨ和え
ゴーヤは薄切りにして塩もみし、ツナと梅干し、マヨネーズで和えるだけ。苦味を和らげつつ、さっぱりとした味わいで食欲をそそります。
とうもろこしの塩バター蒸し
皮つきのままレンジで加熱して、バターと塩を加えるだけで驚くほど甘くジューシー。おかずにもおやつにもなる一品です。
モロヘイヤとオクラのねばねば和え
刻んだモロヘイヤとオクラを軽く湯通しして、かつお節やしょうゆで和えるだけ。ねばねばパワーで胃腸も元気に。
夏野菜のカラフルグリル
ズッキーニ、なす、パプリカをオリーブオイルでグリルし、ハーブソルトをふるだけでごちそう感のあるメインに。お肉や魚の付け合わせにもぴったりです。
野菜の彩りや食感を活かした料理は、食欲が落ちがちな夏にも食べやすく、家族みんなが喜ぶ献立になります。冷蔵庫にある夏野菜を上手に使って、栄養バランスの良い毎日を楽しみましょう!
旬の果物を使ったひんやりスイーツレシピ
夏の果物は甘みたっぷりでジューシー。冷たいスイーツに仕立てれば、見た目にも涼やかで、暑さが和らぐような爽やかな一品になります。ここでは、すいかや桃、ブルーベリーなど7月に旬を迎える果物を使った、手軽でおしゃれなスイーツをご紹介します。
すいかのフルーツポンチ
くり抜いたすいかの果肉に、メロンやブルーベリー、サイダーを加えれば、キラキラ輝く夏のポンチに。お子さまのおやつやパーティーにもぴったりです。
桃のコンポート
桃を白ワインや砂糖で軽く煮て冷やしたデザート。ほんのり甘くてとろけるような口当たりは、大人のデザートタイムにも最適です。
ブルーベリーヨーグルトゼリー
ブルーベリーとプレーンヨーグルトを混ぜて、ゼラチンで冷やし固めた簡単ゼリー。見た目も涼しげで、栄養もたっぷり。
マンゴーシャーベット
冷凍マンゴーとヨーグルト、はちみつをミキサーで混ぜるだけ。とても簡単なのに濃厚で、ひんやり幸せな気分になれる一品です。
ぶどうと寒天の二層デザート
下層はぶどうジュースで作る寒天、上層は牛乳寒天。紫と白のコントラストがきれいで、夏らしい涼感を演出します。
旬の果物を使ったスイーツは、自然の甘みと栄養がたっぷり。暑い夏にこそ食べたくなる「冷たいおやつ」を手作りして、家族みんなで楽しいひとときを過ごしてみてください。
魚介の旨みを味わう!7月のごちそう料理
夏の魚介は、さっぱりとしながらも旨みがしっかり感じられるのが魅力。7月に旬を迎えるアジやスズキ、ハモ、うなぎなどは、ごちそう感がありながらも食べやすく、暑い季節にもぴったりです。ここでは、旬魚介を活かしたごちそう料理をご紹介します。
アジの南蛮漬け
カラッと揚げたアジを、玉ねぎやにんじんと一緒に甘酢に漬け込む一品。冷やして食べても美味しく、日持ちするので作り置きにもおすすめです。
スズキのレモンバターソテー
白身のスズキを香ばしくソテーし、バターとレモンでさっぱり仕上げ。夏らしい爽やかな風味で、ごはんにもパンにも合います。
ハモの湯引き 梅肉ソース添え
夏の高級魚・ハモは、軽く湯引きして梅肉と合わせるのが定番。骨切りされたものを使えば調理も簡単で、夏のごちそうにぴったりです。
いかと大葉の天ぷら
柔らかいいかを大葉で巻いて揚げれば、風味豊かで食欲をそそる天ぷらに。冷やしたそうめんと一緒にどうぞ。
鮎の塩焼き
初夏から出回る鮎は、炭火焼きが王道。香り高く、頭から丸ごと食べられるので栄養も満点。七夕やお盆のごちそうにも最適です。
旬の魚介は、手をかけすぎなくても素材の力で美味しさが引き立ちます。夏らしいごちそうを取り入れて、季節を感じる食卓を楽しみましょう。
暑さを吹き飛ばす!さっぱり&スタミナ料理特集
本格的な夏の暑さが始まる7月は、食欲が落ちがち。でも、体力を維持するためにはしっかり食べることが大切です。そんなときは、さっぱり食べやすくて、しっかり栄養もとれる“スタミナごはん”がおすすめ。ここでは、暑さに負けない!夏の食卓を支えるレシピをご紹介します。
冷しゃぶとたっぷり野菜のサラダ
ゆでた豚しゃぶ肉に、レタス、トマト、玉ねぎなどの夏野菜をたっぷり添えて。ポン酢やごまだれでさっぱりといただけます。
鶏むね肉の梅しそ炒め
疲労回復に効果的な梅と、香り豊かなしそを合わせた炒め物。鶏むね肉は低脂肪&高たんぱくで、夏のスタミナ源に最適です。
にんにくたっぷりスタミナ焼肉丼
牛肉とにんにくを甘辛だれで炒め、ごはんに乗せるだけの簡単どんぶり。食欲がない日でも思わずかき込みたくなる味わいです。
ゴーヤチャンプルー
苦味の効いたゴーヤと、豆腐・豚肉・卵を炒める沖縄の定番スタミナ料理。夏バテ予防にもぴったりな栄養満点メニューです。
そうめんとツナの冷製パスタ風
冷やしたそうめんに、ツナときゅうり、しそをのせて和風だれで和えれば、サッと作れて食べやすい冷製スタミナ麺に。
スタミナを補いながらも、さっぱりと食べられる工夫が満載の夏メニュー。旬の野菜やたんぱく源を上手に組み合わせて、暑さに負けない体づくりを始めましょう!
冷たい麺レシピ特集|そうめん・冷やし中華・うどん
火を使いたくない暑い日や、さっと済ませたいお昼ごはんにぴったりなのが「冷たい麺料理」。そうめん、冷やし中華、うどんなど、夏に人気の麺類を、旬の食材と組み合わせてもっと美味しく、もっと涼やかに楽しみましょう!
トマトと大葉の冷やしそうめん
冷たいそうめんに、角切りトマトと千切り大葉をのせ、めんつゆ+ごま油でシンプルに。香りもよく、食欲がない日にも◎。
ゴーヤとささみの冷やしうどん
ゴーヤを軽く湯通しして、裂いたささみと一緒に冷やしうどんにトッピング。ポン酢をかけてさっぱり仕上げましょう。
野菜たっぷり冷やし中華
きゅうり、にんじん、ハム、ゆで卵をたっぷりのせた冷やし中華は、栄養バランスも◎。ごまだれやレモンだれなど、味変も楽しめます。
梅とみょうがの冷やし茶そば
茶そばに梅肉・みょうが・しそ・きゅうりをのせて、つゆでいただく爽やかな一皿。風味豊かで大人にも好まれる味わいです。
ツナととうもろこしの冷製パスタ風そうめん
ゆでて冷やしたそうめんに、ツナととうもろこし、トマトを混ぜて洋風ドレッシングでいただく新感覚の冷製麺。
冷たい麺は、手軽で調理時間も短く、暑い日の味方。野菜やたんぱく質を加えることで、見た目も栄養バランスも大満足の一皿になります。
七夕に楽しむ!星形&彩りレシピ
7月7日は七夕(たなばた)。織姫と彦星のロマンチックな物語にちなんで、夜空や星をイメージした料理で食卓を彩ってみませんか?お子さまも喜ぶ、見た目にも楽しい「星型&カラフル」なレシピをご紹介します。
星形野菜のちらし寿司
にんじんやきゅうりを星型で型抜きし、錦糸卵やエビ、枝豆をちらしたちらし寿司。天の川を思わせる華やかさで、行事感もUP!
七夕そうめんプレート
色付きそうめんを天の川のように並べて、オクラやプチトマト、オムレツなどで彩りを加えた一皿。星形のオクラは七夕にぴったりです。
星形ハンバーグ
ハンバーグのタネを星型で成形して焼くだけ。小さめに作ってお弁当に入れるのもおすすめ。ケチャップやチーズでデコレーションしても◎。
フルーツポンチ(星ゼリー入り)
型抜きしたゼリーを加えたフルーツポンチは、見た目も華やかで七夕にぴったりのデザート。サイダーを加えるとキラキラ感UP!
天の川寒天
ブルーハワイのゼリーをベースに、ミルク寒天やフルーツを加えて層にすると、夜空のようなビジュアルに。涼しげで夏にぴったり。
家族みんなで短冊に願いごとを飾りながら、星をイメージしたお料理を楽しめば、七夕の夜がきっと思い出深いひとときになります。
土用の丑の日に食べたいうなぎ料理
夏のスタミナ源として昔から親しまれてきた「うなぎ」。特に7月下旬に訪れる「土用の丑の日」には、うなぎを食べて暑さを乗り切ろうという風習が根付いています。ここでは、家庭でも楽しめるうなぎを使ったレシピをご紹介します。
定番のうな重
市販のうなぎ蒲焼きを温め、タレを絡めてごはんの上に。山椒をひとふりすれば香り高く、土用の丑の日にぴったりのごちそうに。
う巻き(うなぎ入り卵焼き)
蒲焼きをだし巻き卵で巻いた上品な一品。冷めても美味しいので、お弁当やおもてなし料理としても活躍します。
ひつまぶし風お茶漬け
刻んだうなぎをごはんに混ぜ、薬味と一緒に盛り付けて、最後は熱いだしやお茶をかけて。さっぱり食べられて夏バテ気味の日にもおすすめです。
うなぎと夏野菜のちらし寿司
うなぎと季節の野菜を彩りよく盛りつけたちらし寿司は、見た目も華やか。食欲がない日でもさっぱり食べられるごちそうです。
うなぎの柳川風
ごぼうとうなぎを甘辛く煮て、卵でとじた「柳川風煮」は、ごはんのおかずにぴったり。うなぎが苦手な方でも食べやすいアレンジです。
土用の丑の日は、旬のうなぎを美味しく取り入れて、夏バテ知らずの元気な体を目指しましょう。少し贅沢なうなぎ料理で、食卓に季節のごちそうを添えてみてはいかがでしょうか?
夏休みスタート!子どもが喜ぶ献立アイデア
夏休みが始まる7月下旬は、毎日のごはん作りが大忙し。でもせっかくなら、子どもが喜ぶメニューで、食卓をもっと楽しい時間にしてみませんか?栄養バランスを保ちつつ、見た目も味も満足な“夏の子どもごはん”をご紹介します。
カラフルおにぎりプレート
たらこ・わかめ・青のり・ゆかりなどで彩りよく仕上げたおにぎりをワンプレートに。型抜き野菜や卵焼きを添えると、ピクニック気分もUP!
ミニそうめんカップ
そうめんを小さな器やカップに盛りつけ、コーン・きゅうり・ハム・錦糸卵をのせて。見た目も可愛く、ひんやりツルっと食べやすい一品です。
トマトとチーズの冷製パスタ
湯むきしたトマトとチーズ、バジルを使った簡単冷製パスタ。子どもでも食べやすいよう、味付けはあっさり控えめがポイント。
焼きとうもろこしとベーコンのピラフ
旬のとうもろこしの甘みが楽しめるバターしょうゆ味のピラフ。フライパンひとつで簡単に作れて、食べごたえも◎。
フルーツサンド
クリームと桃やバナナを挟んだフルーツサンドは、おやつにもランチにも使える万能メニュー。親子で一緒に作るのも楽しい!
子どもたちにとって「美味しい!」が記憶に残る夏に。ちょっとした工夫で、家族みんなが笑顔になれる献立を取り入れてみてくださいね。
親子で楽しむ簡単クッキング
夏休みの時間を使って、親子で一緒に料理を楽しんでみませんか?食材に触れたり、切ったり混ぜたりする体験は、子どもにとって立派な食育になります。ここでは、火を使わず安心して作れるレシピや、子どもが主役になれる簡単メニューをご紹介します。
ラップで作る手まりおにぎり
好きな具材を選び、ラップで丸めて作る手まりおにぎり。小さな手でも握りやすく、見た目もコロコロ可愛いので、ピクニック気分で楽しめます。
フルーツたっぷりゼリー
すいか、みかん、ぶどうなどをカップに入れて、ジュース+ゼラチンで固めるだけ。型抜きで飾れば、見た目も楽しいデザートに。
サンドイッチパーティー
パンと好きな具材(ハム、チーズ、たまご、野菜など)を並べて、セルフでサンド。組み合わせを考えることで、創造力もアップ!
野菜スタンプでお弁当デコ
れんこんやオクラを切ってスタンプ代わりに使い、海苔やハムで顔を作ったりすれば、夏休みのお弁当がぐっと楽しくなります。
おうちで手作りアイス
ヨーグルト・はちみつ・フルーツを混ぜて冷やすだけの簡単アイス。型に流して凍らせれば、オリジナルアイスキャンディーの完成です。
一緒にキッチンに立つ時間は、親子のコミュニケーションを深める大切なひととき。楽しく作って、美味しく食べて、夏休みの思い出を育てましょう!
親子で楽しむ簡単クッキング
夏休みの時間を使って、親子で一緒に料理を楽しんでみませんか?食材に触れたり、切ったり混ぜたりする体験は、子どもにとって立派な食育になります。ここでは、火を使わず安心して作れるレシピや、子どもが主役になれる簡単メニューをご紹介します。
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夏のお弁当におすすめ!傷みにくいおかず集
暑い季節のお弁当は、食材の傷みやすさに気をつけたいもの。7月は気温も湿度も高まるため、保存性や冷めても美味しい工夫が必要です。ここでは、夏場でも安心して持っていける「傷みにくくて美味しいおかず」をご紹介します。
梅しそつくね
鶏ひき肉に梅干しとしそを練り込み、甘辛だれで照り焼きに。さっぱり味でごはんが進み、殺菌効果のある梅が夏にぴったり。
にんじんとツナの塩炒め
にんじんを細切りにしてツナと一緒に塩炒めにするだけ。汁気が出にくく、冷めても味が落ちにくい定番副菜です。
ちくわの磯辺揚げ
青のり入りの衣でカリッと揚げたちくわは、冷めてもおいしく、子どもにも人気。前日に作り置きしてもOKです。
甘酢しょうが入り卵焼き
刻んだ甘酢しょうがを加えた卵焼きは、味にアクセントがあり、日持ちしやすいおかず。ほんのり酸味が夏に嬉しい一品です。
ごぼうとごまのきんぴら
ごぼうはしっかり火を通して調理すれば、傷みにくく栄養も◎。ごまの風味が加わって、冷めても美味しい副菜になります。
お弁当づくりでは、食材の水分をよく切る、しっかり加熱する、味を濃いめにするなどのひと工夫が大切です。夏場も安心・美味しいお弁当で、元気な1日をスタートさせましょう!
夏祭り気分を味わう屋台風メニュー
花火大会や夏祭りが楽しみな7月。おうちでも屋台気分を味わえる「夏祭りメニュー」を取り入れて、家族でにぎやかなひとときを過ごしてみませんか?調理もシンプルで、パーティーや休日ごはんにもぴったりなレシピをご紹介します。
たこ焼きパーティー
定番のたこ焼きは、具材をアレンジしても楽しい!チーズ、ウインナー、キムチなど、好みの味を探してワイワイ盛り上がれます。
ソース焼きそば
キャベツ、もやし、豚肉を炒めたシンプルな屋台風焼きそば。紅しょうがと青のりをトッピングして、香り豊かに仕上げましょう。
チョコバナナ
バナナに溶かしたチョコをかけ、カラースプレーやナッツでデコレーション。子どもと一緒に作ると盛り上がるデザートです。
焼きとうもろこし
醤油をぬって香ばしく焼いたとうもろこしは、まさに夏の味。フライパンや魚焼きグリルで手軽に楽しめます。
屋台風ポテトフライ
スティック状のポテトに、カレー粉やチーズパウダーをまぶして屋台風に。スナック感覚で手が止まらなくなります。
家族や友人と一緒に作って食べれば、おうちでも夏祭り気分が味わえます。屋台メニューを楽しみながら、思い出に残る夏の夜を演出しましょう!
お盆・海の日にぴったりな行事食
7月は、日本の伝統行事や祝日が重なる季節。お盆(地域によっては7月13日〜16日)、そして7月の第3月曜日にある「海の日」など、家族で過ごす機会が多い時期です。そんな特別な日にぴったりの、季節感あふれる行事食をご紹介します。
お盆の精進料理プレート
お盆には、動物性の食材を使わない精進料理を供える風習があります。ごはん、煮物(かぼちゃ・こんにゃく・にんじん)、酢の物、胡麻豆腐など、見た目にも優しく整ったプレートに仕上げましょう。
迎え火ごはん|茄子とピーマンの味噌炒め
「迎え火」には茄子やきゅうりを馬に見立てた飾りを供える文化も。茄子やピーマンを味噌と砂糖で甘辛く炒めたごはんのおかずも、家族で楽しめる味わいです。
海の日のBBQ風ごはん
家の中でも楽しめるホットプレートBBQ!とうもろこし、パプリカ、ズッキーニ、肉や魚を鉄板で焼いて、海の日らしいアウトドア気分を楽しみましょう。
夏野菜のちらし寿司
すし飯にオクラ、とうもろこし、しらす、大葉などを乗せた夏仕様のちらし寿司。おもてなしやお盆の集まりにも華やかです。
天の川風そうめん
七夕にも使えるアレンジで、色付きそうめんを並べて、星形にカットした野菜をトッピング。海の日ランチにも涼やかでおすすめです。
行事のある日は、いつもより少しだけ手間をかけて、心に残るごはんを。伝統や季節の意味を感じながら、家族で囲む食卓を大切にしましょう。
夏野菜の作り置き&冷凍保存テクニック
旬の夏野菜は新鮮なうちにたっぷり楽しみたいもの。でも使いきれなかったり、毎日調理が大変だったりすることも。そんな時は「作り置き」や「冷凍保存」を上手に活用して、時短&食品ロスゼロを目指しましょう!
作り置きにおすすめの夏野菜レシピ
- ラタトゥイユ:なす・ズッキーニ・トマトを炒めて煮込むだけ。冷蔵で3日保存可能。冷やしても美味しい!
- きゅうりのピクルス:甘酢に漬けておけば、箸休めにもサンドイッチにも便利。
- なすの揚げ浸し:揚げたなすをめんつゆに漬けるだけ。冷蔵庫で冷たくして楽しめます。
- ゴーヤの甘酢炒め:薄切りゴーヤを炒めて甘酢で和えた常備菜。苦味もまろやかになります。
冷凍保存のコツとおすすめ野菜
- トマト:ヘタを取り、丸ごと冷凍。流水で皮むきも簡単になり、煮込み用に便利。
- とうもろこし:茹でてカットし、ラップで小分けにして冷凍。炒め物やスープに。
- ピーマン・パプリカ:種を取って細切りにして冷凍。炒め物やスープにそのまま使えます。
- しそ:1枚ずつラップして冷凍。薬味やおにぎりにすぐ使えます。
保存テクニックを知っておけば、夏の献立づくりがもっとラクに。旬の恵みをムダなく、美味しく楽しむために、ぜひ日々の調理に取り入れてみてください。
子どもと作る!7月の食育クッキング
夏休みが始まる7月は、子どもと過ごす時間がたっぷり。食材に触れながら料理をすることで、味覚や感性が育まれる「食育」の絶好の機会でもあります。ここでは、親子で楽しめる簡単クッキングアイデアをご紹介します。
とうもろこしの皮むき体験
小さな手でもできる「皮むき」は、香りや手触りを楽しむ絶好の五感刺激に。むいたとうもろこしは、そのまま茹でたり焼いたりして味わいましょう。
手作りフルーツゼリー
好きな果物とジュース、ゼラチンを使ってカップゼリー作り。混ぜて冷やすだけなので、火を使わずに安全に楽しめます。
色水で野菜の色比べ実験
赤しそや紫キャベツを使った色水遊びは、ちょっとした自由研究にも。お酢や重曹で色が変わる様子を観察しながら、食材の面白さを学べます。
親子でおにぎり作り
好きな具材を選んで、おにぎりを一緒ににぎろう!ラップで丸めれば手も汚れず、ピクニック気分にもなれます。
野菜スタンプでお弁当カードづくり
オクラやれんこんで野菜スタンプ。画用紙やランチョンマットにぺたぺた押して、世界に一つの食卓デコレーションに!
「楽しい!」がきっかけになると、子どもは自然と食に興味を持ち始めます。学びながら、笑いながら、親子で一緒に作る夏の思い出をぜひ楽しんでください。