くろねこ味巡り

12月の旬の食材(野菜・果物・魚介)|寒さで甘み・旨みが高まる冬の味覚

寒さが本格化し、甘みが増した冬野菜や柑橘、脂が乗った魚介が出そろう12月。ここでは代表的な食材を【野菜/果物/魚介】ごとにまとめました。

12月が旬の野菜

名前 特徴
大根 冬は甘みが増し、煮物・おでん・漬物に最適。
白菜 冬野菜の定番。鍋や漬物に人気、甘みが強い。
長ねぎ 加熱で甘みUP。鍋・炒め物に。
水菜 シャキシャキ食感。サラダ・鍋の具材に。
小松菜 栄養価が高く、煮浸しや味噌汁に最適。
春菊 独特の香り。鍋や和え物で活躍。
ほうれん草 冬採れは甘み・栄養価が高い。鉄分・ビタミン豊富。
ブロッコリー つぼみが締まり栄養豊富。炒め物やサラダに。
カリフラワー 冬期が旬。ビタミン・カリウム豊富。加熱・サラダに。
かぶ 柔らかく甘み増。煮物・浅漬けに。
里芋 ホクホク&ぬめり。煮物・鍋に最適。
レンコン しゃきしゃき。煮物・きんぴらに。

12月が旬の果物

名前 特徴
みかん 冬の代表。甘み・酸味のバランス良。ビタミンC豊富。
ゆず 強い香りと酸味。薬味や風味付けに。
いちご 旬が始まる。ビタミンC豊富、品種多彩。
ラ・フランス なめらかな食感と甘い香りの洋なし。
キウイフルーツ 国産は冬〜春が旬。ビタミンCたっぷり。
りんご 晩生種が多く甘み強め。シャキシャキ食感。

12月が旬の魚介

名前 特徴
たら 身も白子も旨味盛り。鍋・煮付けに。
牡蠣 冬が旬。加熱・生食どちらも美味。亜鉛・タウリン豊富。
ホタテ 身が大きく味濃い。刺身・焼き物に。
ブリ(寒ブリ) 脂が乗り旨味豊か。刺身・照り焼き・しゃぶしゃぶで。
サワラ 脂が乗る時期。刺身・焼き物・煮つけに。
アンコウ 身・肝とも濃厚。鍋料理の定番。
ズワイガニ 冬に解禁。身が詰まり甘み豊か。

ちょい役立ち(買い方・保存・簡単レシピ)

“甘みは低温で、旨みは短時間加熱で”が12月のコツ。葉物は乾燥を避けて冷蔵、根菜は常温で転がさず保存、柑橘は野菜室で保湿しましょう。

野菜・果物のポイント

大根はずっしり重く、切り口がみずみずしいものを。煮物は面取り&下ゆでで味しみ良く。
白菜は外葉がみずみずしく芯が白いものを。外葉は刻んで冷凍スープベースに。
いちごはヘタが反り返り香りが立つものが食べ頃。洗うのは“ヘタを取る前”が水っぽさ防止。
みかんはヘタが小さく皮が薄いと甘い傾向。乾燥を避け、袋のまま野菜室で。

魚介のポイント

たらは透明感のある身でドリップが少ないものを。下処理で軽く塩を当てると臭み抜きに。
牡蠣はふっくら厚みのある粒を選び、加熱用/生食用の表示に注意。振り洗いは塩や片栗粉で優しく。
寒ブリは切り身の血合いが鮮やかで艶のあるものを。照り焼き・しゃぶしゃぶで脂の旨みを堪能。