くろねこ味巡り

1月の旬の食材(野菜・果物・魚介)|冬の野菜・果物・魚介で心も体もぽかぽかに

新しい年の始まりである1月。寒さが厳しいこの時期こそ、体を温めてくれる旬の食材が食卓にうれしい味方になります。
大根や白菜、ねぎなどの冬野菜は、鍋料理や煮込み料理にぴったり。果物ではみかんやいちご、魚介では寒ブリやタラが旬を迎えます。
このページでは、1月においしく食べられる旬の食材を、野菜・果物・魚介ごとにわかりやすく紹介します。

1月が旬の野菜

名前 特徴
春菊 独特の香りで鍋に映える。冬がいちばんおいしい。
小松菜 クセが少なく煮浸し・味噌汁に。寒いほど甘みUP。
水菜 シャキッとした歯ざわり。鍋・サラダの名脇役。
せり 春の七草。清々しい香りでお雑煮にも。
大根 冬は甘くやわらか。おでん・ぶり大根が定番。
白菜 鍋の主役。寒さで甘みが増す葉野菜。
ブロッコリー つぼみを食べる野菜。ビタミン豊富。
長ねぎ 加熱でとろっと甘い。薬味にも煮込みにも。
ゆり根 ほくほく食感。茶碗蒸しやきんとんに。
くわい 芽が出る縁起物。おせちの含め煮で。

1月が旬の果物

名前 特徴
みかん 冬の大定番。甘みと酸味のバランス◎。
いよかん 香り高くジューシーな柑橘。
キウイ 国産は冬〜春。ビタミンCがうれしい。
いちご 甘酸っぱくフレッシュ。デザートに。
柿(晩生) 濃い甘みとなめらかな舌ざわり。
レモン(国産) さわやかな酸味で料理の格上げに。
スイートスプリング 甘みが強く食べやすい新品種系。
金柑 皮ごとパクッ。砂糖煮やシロップ漬けにも。

1月が旬の魚介

名前 特徴
ぶり(寒ブリ) 脂乗り最高潮。刺身・照り焼き・ぶり大根で。
たら 淡白な白身。鍋やムニエルにぴったり。
ふぐ 冬が旨い高級魚。てっさ・てっちりで。
あんこう 肝のコクが決め手。あんこう鍋は冬の主役。
カニ ズワイやタラバなど冬の王者。
ひらめ 寒期は身締まりよく刺身が美味。
キンメダイ 脂が乗り旨み濃厚。煮付けの定番。
わかさぎ 小魚の上品な味。天ぷら・南蛮漬けに。
牡蠣 冬が旬。フライ、味噌鍋、炊き込みご飯にも。

ちょい役立ち(買い方・保存・簡単レシピ)

季節の“甘み”や“旨み”がピークの今こそ、シンプルな調味で素材の良さをたっぷり味わうのがおすすめです。

野菜・果物のポイント

大根はずっしり重く葉付きが鮮やかなものを。皮を厚めにむき、面取りで煮崩れ防止。
白菜は芯が詰まりすぎず、葉先が瑞々しいものを。外葉はスープ用に冷凍保存OK。
長ねぎは白い部分が太く、青い部分まで張りがあるものを選ぶ。刻んで小分け冷凍が便利。
柑橘(みかん・いよかん)はヘタが小さく、皮が薄いものが甘い傾向。冷蔵庫の野菜室で乾燥防止。

魚介のポイント

寒ブリは切り身の血合いが鮮やかで、表面につやがあるものを。照り焼き・塩焼き・ぶり大根に。
牡蠣はふっくらした身を選び、加熱用/生食用の表示に注意。下処理は塩や片栗粉で優しく振り洗い。