くろねこ味巡り

7月の旬の食材(野菜・果物・魚介)|みずみずしさが弾ける盛夏の味覚

夏野菜や果物が最盛期を迎え、みずみずしさと栄養価が高まる7月。川魚・磯もの・白身魚など魚介の旬も重なります。ここでは代表的な食材を【野菜/果物/魚介】ごとにまとめました。

7月が旬の野菜

名前 特徴
トマト 水分が多く、甘みと酸味が豊か。生食・加熱どちらでも美味。
ナス 柔らかい果肉。煮物、焼き物、揚げ物に最適。
ピーマン 適度な苦味と甘み。炒め物やサラダに。
きゅうり みずみずしくさっぱり。生食が定番。
オクラ ネバネバ食感。刻んで和え物、煮物に。
ズッキーニ ほんのり甘み。炒め物やグリルにおすすめ。
ゴーヤ 独特の苦味。沖縄料理やチャンプルーで。
とうもろこし 甘みが強い。茹でてそのまま、炒飯・サラダにも。
枝豆 ホクホク食感。塩茹でが定番。
しそ(大葉) 爽やかな香り。薬味や巻物に。
かぼちゃ 夏収穫はほくほく。煮物や揚げ物に。

7月が旬の果物

名前 特徴
すいか みずみずしく甘い夏の王様。冷やして生食。
メロン 甘みが濃くジューシー。デザートに人気。
もも 果肉が柔らかく甘み豊富。夏スイーツにも。
ぶどう デラウェアなど小粒が旬。さっぱりした甘み。
あんず 酸味と甘みを楽しめる。ジャムやコンポートにも。
さくらんぼ 7月上旬までがピーク。みずみずしくジューシー。

7月が旬の魚介

名前 特徴
川魚の代表。塩焼きや一夜干しで夏らしさ。
鱧(はも) 夏に美味しい高級魚。湯引きや鍋料理に。
イサキ 脂が乗り、刺身や塩焼きで美味。
うなぎ 土用の丑でおなじみ。蒲焼き・白焼きで滋養に。
タコ 夏が旬。刺身、煮物、唐揚げなど多彩。
カツオ 夏はさっぱりとした味わいの“初鰹”。たたき・刺身に。
サザエ 磯の香りが豊か。壺焼きや刺身に。

ちょい役立ち(買い方・保存・簡単レシピ)

暑い時季は“下味は薄め+火入れは短め”が基本。水分豊富な夏野菜と瑞々しい果物は、冷やしすぎない温度管理で食べ頃をキープしましょう。

野菜・果物のポイント

トマトはヘタが濃緑で張りがあり、香りの立つものを。常温で追熟→食べる直前に軽く冷やすと甘み◎。
きゅうりはトゲが鋭く表面にハリのあるものを。薄塩で水出しすると食感アップ。
とうもろこしはヒゲが褐色で本数が多く、穂先まで粒が詰まったものを。購入後すぐ加熱が甘みの鍵。
すいか・メロンはツル付け根が沈み、香りが出てきたら食べ頃。カット後はラップ密着で乾燥防止。

魚介のポイント

鮎は腹が張り、香りの良いものを。塩焼きは“強めの塩+高温短時間”で皮パリッと。
鱧は骨切り済みを選ぶと扱いやすい。湯引きは氷水でキュッと締め、梅肉や酢味噌で。
タコは吸盤に張りがあり、身に艶のあるものを。下茹では“短時間”で硬くなりにくい。