くろねこ味巡り

11月の旬の食材(野菜・果物・魚介)|秋の締めと冬の入口

秋の旨みと冬支度の滋味が重なる11月。根菜・葉菜・きのこ、柑橘を中心とした果物、脂がのる魚介が食卓を豊かにします。ここでは代表的な食材を【野菜/果物/魚介】ごとにまとめました。

11月が旬の野菜

名前 特徴
白菜 冬野菜の代表。甘み・柔らかさが増し鍋や漬物に最適。
ほうれん草 寒くなるほど甘みと栄養価UP。鉄分・ビタミン豊富。
ブロッコリー つぼみが締まり栄養豊富。サラダ・炒め物に。
長芋 シャキ&ねばり。とろろや炒め物で活躍。
里芋 ホクホク食感とぬめり。煮物や鍋の定番。
かぶ 柔らかく甘みが強い。煮物・漬物・サラダに。
カリフラワー ほろほろ食感。加熱してサラダに。
ごぼう 香りと食感が魅力。きんぴらや煮物で。
ラッカセイ 秋〜冬が旬。そのまま・炒って。
れんこん しゃきしゃき。煮物・きんぴら・サラダに。
鍋に欠かせない。加熱で甘みが増す。
春菊 独特の香り。鍋物や和え物に最適。

11月が旬の果物

名前 特徴
とろりとした甘み。渋柿・甘柿ともに旬。
りんご シャキッと甘酸っぱい。品種豊富。
ラ・フランス(洋なし) 滑らかな食感と芳醇な香り。デザートに。
みかん 冬の定番。甘みと酸味のバランス良。
キウイフルーツ ビタミンC豊富。国産は冬〜春が旬。
ゆず 爽やかな香りと酸味。薬味・調味に活躍。
ざくろ ルビー色の果肉。甘酸っぱくジュースにも。
かりん 芳香が強くジャムやのど飴に。

11月が旬の魚介

名前 特徴
マグロ 脂のりが良い時期。刺身・寿司に最適。
寒ブリ 冬へ向けて脂が乗る。刺身・照り焼き・しゃぶしゃぶで。
サクラエビ 秋〜冬が旬。地域によっては生食も。
ししゃも 卵入りで脂のり◎。塩焼きが定番。
ズワイガニ 冬にかけて解禁。甘みが強い。
キンメダイ 脂が乗り、煮付けが人気。
ワカサギ 湖の小魚。天ぷら・南蛮漬けに。
サバ 青魚で脂が乗る。塩焼き・味噌煮で。
ホタテ 身が太り旨味増。刺身・焼き物に。

ちょい役立ち(買い方・保存・簡単レシピ)

“甘みは低温で育て、香りは逃がさない”が11月のコツ。葉物は乾燥を避け、根菜は常温でうま味をじっくり、柑橘は野菜室で保湿保存を。

野菜・果物のポイント

白菜は芯が詰まりすぎず外葉がみずみずしいものを。外葉は刻んで冷凍スープベースに活用。
ほうれん草は根元が赤くみずみずしい束を。下茹では“短時間”で色よく甘みキープ。
りんごは香りが立ち、持って重みのある個体を。カット面は塩水やレモンで変色防止。
みかんはヘタが小さく皮が薄いものが甘い傾向。乾燥を避けて野菜室で保存。

魚介のポイント

寒ブリは切り身の血合いが鮮やかで艶のあるものを。照り焼き・しゃぶしゃぶで脂の旨みを堪能。
ズワイガニは持って重みがあり、甲羅に傷の少ないものを。茹で上げは“塩控えめ”で甘み引き立つ。
ホタテは貝柱がふっくら厚みのあるものを。焼きは“高温短時間”でジューシーに。