都道府県の並び順は、サイトの都道府県一覧、検索フォーム、CSV取り込み、自治体データ連携などで頻繁に必要になります。
この記事では、行政・統計データで広く採用される「都道府県コード(JIS X 0401)」の順(01 北海道 → 47 沖縄県)に準じて、
参照できる根拠・コピペ素材・Webフォーム/WordPress実装の考え方を一式でまとめます。
この記事でできること(読む・参照・コピペ)
- 標準の並び順(01北海道→47沖縄)を根拠とセットで確認できる
- 47都道府県の一覧を、表・改行・CSV形式でそのままコピペできる
- Webフォーム(select/ラジオ)で使える選択肢を用意できる
- WordPressで「表示順が崩れない」設計(コードを持ってソート)にできる
- CSV/DBのカラム設計(pref_code/pref_name/slug)をテンプレ化できる
都道府県の「公式に準じた順番」とは
「公式の順番」として最も実務で通用するのは、行政データで使われる 都道府県コード(2桁) の昇順です。
たとえば国土交通省の国土数値情報(KSJ)のコードリストでは、都道府県コードが
01 北海道〜47 沖縄県の順で示されています。
なお、都道府県コードはJIS(日本産業規格/旧 日本工業規格)として JIS X 0401 が知られており、
実務では「2桁コードで全国を統一する」目的で広く使われます。
行政データで使われる基準:都道府県コード(JIS X 0401)
なぜコード順が便利か
- データの並びが安定する(五十音順・地域順などのブレが消える)
- フォームやDBで「名称」ではなく「コード」を保持でき、表記ゆれに強い
- 市区町村データと接続しやすい(都道府県+市区町村の体系で扱える)
全国地方公共団体コードとの関係
自治体データでよく使う「全国地方公共団体コード」は、総務省設定のコードで、
都道府県コード(JIS X 0401)2桁+市区町村コード(JIS X 0402)3桁+検査数字1桁の
合計6桁として説明されています。自治体マスタを扱う場合は、この体系を意識しておくと後工程が楽になります。
この並び順が役立つ場面(サイト運用・データ連携・SEO)
- 都道府県一覧ページ:表示順が毎回変わらない(固定化)
- 検索フォーム:都道府県選択のUXが安定する(選択肢の規格化)
- CSV取り込み:pref_codeをキーにして、結合や集計が簡単になる
- SEO/内部リンク:都道府県ハブ(一覧→都道府県→市区町村)を安定運用できる
根拠として参照できる公的情報(引用・参考の考え方)
実務で「この順番の根拠は?」と聞かれたときは、次の公開情報を参照元として示すのが扱いやすいです。
- 国土交通省 国土数値情報(KSJ):都道府県コード(01北海道〜47沖縄)のコードリスト
- J-LIS(地方公共団体情報システム機構):全国地方公共団体コードの掲載・仕様説明(JIS X 0401/0402の構成)
- e-Stat(政府統計の総合窓口):市区町村コードの位置づけ(統計情報の表章・相互利用のための基準)
47都道府県の標準順(JIS X 0401コード順)
以下は、国土数値情報の都道府県コード表と同じ並び(01→47)で整理した一覧です。
| コード | 都道府県 |
|---|---|
| 01 | 北海道 |
| 02 | 青森県 |
| 03 | 岩手県 |
| 04 | 宮城県 |
| 05 | 秋田県 |
| 06 | 山形県 |
| 07 | 福島県 |
| 08 | 茨城県 |
| 09 | 栃木県 |
| 10 | 群馬県 |
| 11 | 埼玉県 |
| 12 | 千葉県 |
| 13 | 東京都 |
| 14 | 神奈川県 |
| 15 | 新潟県 |
| 16 | 富山県 |
| 17 | 石川県 |
| 18 | 福井県 |
| 19 | 山梨県 |
| 20 | 長野県 |
| 21 | 岐阜県 |
| 22 | 静岡県 |
| 23 | 愛知県 |
| 24 | 三重県 |
| 25 | 滋賀県 |
| 26 | 京都府 |
| 27 | 大阪府 |
| 28 | 兵庫県 |
| 29 | 奈良県 |
| 30 | 和歌山県 |
| 31 | 鳥取県 |
| 32 | 島根県 |
| 33 | 岡山県 |
| 34 | 広島県 |
| 35 | 山口県 |
| 36 | 徳島県 |
| 37 | 香川県 |
| 38 | 愛媛県 |
| 39 | 高知県 |
| 40 | 福岡県 |
| 41 | 佐賀県 |
| 42 | 長崎県 |
| 43 | 熊本県 |
| 44 | 大分県 |
| 45 | 宮崎県 |
| 46 | 鹿児島県 |
| 47 | 沖縄県 |
コピペ用:都道府県名(区切り文字別)
スラッシュ区切り(/)
北海道/青森県/岩手県/宮城県/秋田県/山形県/福島県/茨城県/栃木県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/新潟県/富山県/石川県/福井県/山梨県/長野県/岐阜県/静岡県/愛知県/三重県/滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/和歌山県/鳥取県/島根県/岡山県/広島県/山口県/徳島県/香川県/愛媛県/高知県/福岡県/佐賀県/長崎県/熊本県/大分県/宮崎県/鹿児島県/沖縄県
カンマ区切り(,)
北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県
改行区切り(1行1都道府県)
北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
コピペ用:都道府県コード付き(01–47)
「01 北海道」形式(表示向け)
01 北海道 02 青森県 03 岩手県 04 宮城県 05 秋田県 06 山形県 07 福島県 08 茨城県 09 栃木県 10 群馬県 11 埼玉県 12 千葉県 13 東京都 14 神奈川県 15 新潟県 16 富山県 17 石川県 18 福井県 19 山梨県 20 長野県 21 岐阜県 22 静岡県 23 愛知県 24 三重県 25 滋賀県 26 京都府 27 大阪府 28 兵庫県 29 奈良県 30 和歌山県 31 鳥取県 32 島根県 33 岡山県 34 広島県 35 山口県 36 徳島県 37 香川県 38 愛媛県 39 高知県 40 福岡県 41 佐賀県 42 長崎県 43 熊本県 44 大分県 45 宮崎県 46 鹿児島県 47 沖縄県
「01,北海道」形式(CSV向け)
pref_code,pref_name 01,北海道 02,青森県 03,岩手県 04,宮城県 05,秋田県 06,山形県 07,福島県 08,茨城県 09,栃木県 10,群馬県 11,埼玉県 12,千葉県 13,東京都 14,神奈川県 15,新潟県 16,富山県 17,石川県 18,福井県 19,山梨県 20,長野県 21,岐阜県 22,静岡県 23,愛知県 24,三重県 25,滋賀県 26,京都府 27,大阪府 28,兵庫県 29,奈良県 30,和歌山県 31,鳥取県 32,島根県 33,岡山県 34,広島県 35,山口県 36,徳島県 37,香川県 38,愛媛県 39,高知県 40,福岡県 41,佐賀県 42,長崎県 43,熊本県 44,大分県 45,宮崎県 46,鹿児島県 47,沖縄県
Webサイト実装で使う(WordPress向け)
タクソノミー(都道府県)を固定順で並べる設計
WordPressのタクソノミーは、標準だと「名前順」になることが多く、都道府県の順番(01→47)を維持しづらい場合があります。
この問題は term_metaにpref_codeを保存 し、取得時に pref_codeでソート する設計で解決できます。
PHP例:pref_code(term meta)で都道府県を昇順表示
<?php
// taxonomy: prefecture(例)
// term meta: pref_code(例 / 01〜47)
$terms = get_terms([
'taxonomy' => 'prefecture',
'hide_empty' => false,
'orderby' => 'meta_value',
'meta_key' => 'pref_code',
'order' => 'ASC',
]);
if (!is_wp_error($terms) && $terms) :
echo '<ul class="pref-list">';
foreach ($terms as $t) {
$code = get_term_meta($t->term_id, 'pref_code', true);
echo '<li>' . esc_html($code . ' ' . $t->name) . '</li>';
}
echo '</ul>';
endif;
?>
注意:pref_codeを「1〜47」のように保存してしまうと、文字列ソートで 1,10,11… の順になるケースがあります。
01〜47の2桁 で保存するか、数値ソート(meta_value_num)で制御してください。
ACFで「都道府県」を選択・保存する設計(コード持ち)
投稿に都道府県を紐付ける場合、次のどちらかに寄せると運用が安定します。
- タクソノミー運用:投稿に「都道府県」タームを付ける(一覧・アーカイブが作りやすい)
- CPT運用:都道府県を「都道府県」投稿(CPT)として持ち、関連を投稿メタで管理する
どちらの場合でも、内部キーとして pref_code(01〜47) を持たせ、
画面表示や並び替えは常にpref_code基準にしておくと「後から崩れない」データになります。
テンプレートでの出力方針(コード順ソート)
- 都道府県一覧:pref_codeの昇順で表示
- 市区町村一覧:市区町村コード等(統計・自治体コード体系)と合わせて拡張しやすい
フォームで使う(選択肢の作り方)
select(プルダウン)用:valueにコード、labelに都道府県名
フォームは「送信値=コード」「表示=名称」にすると、DB保管・集計・外部連携が簡単になります。
<select name="pref_code" required>
<option value="">都道府県を選択</option>
<option value="01">北海道</option>
<option value="02">青森県</option>
<option value="03">岩手県</option>
<option value="04">宮城県</option>
<option value="05">秋田県</option>
<option value="06">山形県</option>
<option value="07">福島県</option>
<option value="08">茨城県</option>
<option value="09">栃木県</option>
<option value="10">群馬県</option>
<option value="11">埼玉県</option>
<option value="12">千葉県</option>
<option value="13">東京都</option>
<option value="14">神奈川県</option>
<option value="15">新潟県</option>
<option value="16">富山県</option>
<option value="17">石川県</option>
<option value="18">福井県</option>
<option value="19">山梨県</option>
<option value="20">長野県</option>
<option value="21">岐阜県</option>
<option value="22">静岡県</option>
<option value="23">愛知県</option>
<option value="24">三重県</option>
<option value="25">滋賀県</option>
<option value="26">京都府</option>
<option value="27">大阪府</option>
<option value="28">兵庫県</option>
<option value="29">奈良県</option>
<option value="30">和歌山県</option>
<option value="31">鳥取県</option>
<option value="32">島根県</option>
<option value="33">岡山県</option>
<option value="34">広島県</option>
<option value="35">山口県</option>
<option value="36">徳島県</option>
<option value="37">香川県</option>
<option value="38">愛媛県</option>
<option value="39">高知県</option>
<option value="40">福岡県</option>
<option value="41">佐賀県</option>
<option value="42">長崎県</option>
<option value="43">熊本県</option>
<option value="44">大分県</option>
<option value="45">宮崎県</option>
<option value="46">鹿児島県</option>
<option value="47">沖縄県</option>
</select>
ラジオボタン用:地域ブロックで分割する場合
ラジオは選択肢が多いと画面が長くなるため、「北海道・東北…」のように見出しで分割するのが一般的です。
ただし内部データ(value)は pref_code で統一してください。
バリデーション方針(コードで受ける/名称で受ける)
- 推奨:コードで受ける(01〜47の範囲チェックが簡単)
- 名称で受ける場合:表記ゆれ(東京都/東京)を吸収する正規化が必要
データ管理で使う(CSV・スプレッドシート・DB)
推奨カラム設計(pref_code / pref_name / slug)
pref_code(2桁文字列) / pref_name(都道府県名) / pref_slug(英字スラッグ)
並び順の管理(表示順キーの持ち方)
- pref_codeを表示順キーにする(01→47)
- UI上の並び替え(ドラッグ&ドロップ)に頼らず、コードで並べる
既存データの変換(名称→コード、コード→名称)
既存の記事に都道府県名だけが入っている場合、まずは「pref_name→pref_code」の対応表(この記事のCSV)をマスタにして
変換・付与していくと、後で市区町村データと連携しやすくなります。
よくある疑問(FAQ)
「北海道が先で沖縄が最後」以外の並びはある?
表示上は「地方(北海道・東北…)」や「五十音順」を採用するケースもあります。
ただし、データとしての基準を1つに寄せるなら、行政データで広く使われるコード順(01→47)が扱いやすいです。
地域別(北海道・東北…)に分けるときの考え方は?
内部データは pref_code で統一し、表示だけ地域ブロックで見出し分割するのが安全です。
こうすると、CSV結合・集計・検索UIの再設計が必要になったときも崩れません。
サイト表示と内部データの“正規化”はどう分ける?
- 内部:pref_code(01〜47)を必須にして正規化
- 表示:都道府県名、地域見出し、並び替え(コード順)
注意点(運用でハマりやすいポイント)
- 1〜47で保存してしまい、文字列ソートで「1,10,11…」になる
- 都/道/府/県を省略して表記ゆれ(東京/東京都)が発生する
- 市区町村の改正(合併等)を扱う場合、更新元(e-Stat等)を定めずに運用してしまう
参考リンク(公的機関・公式資料)
-
国土交通省 国土数値情報:都道府県コード(PrefCd / PrefCode)
— 都道府県コード(01 北海道〜47 沖縄県)のコード表 -
J-LIS(地方公共団体情報システム機構):掲載している情報等について(団体コードの定義)
— 全国地方公共団体コード=都道府県コード(JIS X 0401)2桁+市区町村コード(JIS X 0402)3桁+検査数字1桁(計6桁) -
e-Stat(政府統計):市区町村名・コード
— 市区町村コードの位置づけ(統計情報の表章・相互利用のための基準、1970年4月制定・改正運用)
参照(根拠)
-
国土数値情報(KSJ)— 都道府県コード表(01北海道〜47沖縄)
-
J-LIS — 全国地方公共団体コードの構成(JIS X 0401 / JIS X 0402+検査数字)
-
e-Stat — 市区町村コードの定義(統計情報の表章・相互利用のための基準、1970年4月制定)
付録:用途別のテンプレ(そのままコピペして使う)
WordPress用:pref_codeを持つ都道府県マスタ(CSV)
「pref_code,pref_name」のCSVを先に作っておくと、WP All Importや独自インポートで再利用できます。
上のCSVブロックをそのまま使ってください。
Webフォーム用:都道府県select
上の<select>テンプレを、そのままフォームHTMLに貼り付けて使えます(valueはpref_code)。
