寄附20万円の組み方|米の定期便・蟹・和牛・果物で割る

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寄附20万円の組み方|米の定期便・蟹・和牛・果物で割る

寄附20万円は、米の定期便に5〜6万円、和牛に4〜5万円、蟹に4〜5万円、果物に3〜4万円を1自治体ずつ割り、残りの1〜2万円を12月の調整枠に残す組み方が基本です。4自治体で組めば、5自治体以内というワンストップ特例の条件に収まり、届く時期も秋から翌年の夏までばらけます。

この記事では、年収1,100万〜1,300万円前後の会社員で、確定申告をせずにワンストップ特例で済ませたい人に向けて、20万円の配分プラン、ジャンルごとの寄附額の帯と選び方、月別の届き方、起きやすい失敗を順に整理します。返礼品の寄附額は、2026年9月にポータルの検索結果で見た範囲の目安として書いています。

本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。控除上限の数値は総務省の目安表にもとづく一般的な目安で、個別の税額を保証するものではありません。制度・返礼品・寄附額・配送時期は変わることがあるため、寄附前に各ポータルと総務省・国税庁の最新情報を確認してください。

寄附20万円の結論:4ジャンルを4自治体に割る

20万円は、1万円台の返礼品を10〜15件選ぶこともできる金額です。ただ、その組み方だと寄附先が6自治体を超えてワンストップ特例が使えなくなり、届く時期も年末に集中します。この記事では、ジャンルを4つに絞って1自治体ずつ選び、定期便で届く時期を自動的に分散させる組み方を基本にします。

ジャンル 寄附額の目安 自治体数 届く時期 選び方
米の定期便 5〜6万円 1 寄附の翌月から毎月または隔月、12か月 5kg×12回か10kg×6回。新米の開始月と精米時期が書いてあるもの
和牛 4〜5万円 1 発送月を指定して12月か1月 すき焼き・しゃぶしゃぶ用の1kg前後。発送月指定ができるもの
4〜5万円 1 12月下旬〜1月 タラバか毛ガニを1件。発送予定日と着日指定の可否を見る
果物 3〜4万円 1 秋(ぶどう)か翌夏(メロン・桃)、または3回の定期便 届く月が書いてあるもの。冷蔵・常温なので冷凍庫を使わない
調整枠 1〜2万円 0〜1 12月に決める 賞与が確定してから、上の4自治体のどれかに追加するか、5件目を選ぶ

合計は18〜20万円、自治体数は4〜5です。調整枠を使うときは、すでに寄附した自治体に追加で寄附すると自治体数が増えません。同じ自治体への2回目の寄附は、ワンストップ特例の申請書をもう1枚出す必要がありますが、自治体数としては1のままです。

4ジャンルにした理由は、保管場所が分かれるからです。米は常温、果物は冷蔵、和牛と蟹は冷凍で、冷凍を使うのが2ジャンルだけになります。冷凍品を3件以上同じ月に受け取ると、家庭用の冷凍室では入りきらないことが多いので、冷凍のジャンルは2つに絞り、届く月もずらします。

20万円が目安になる年収と家族構成

寄附20万円が上限の目安に当たるのは、給与収入1,100万〜1,200万円の人です。総務省の目安表から該当する行を抜き出すと次のようになります。

給与収入 独身または共働き 夫婦 共働き+子1人(高校生) 共働き+子1人(大学生) 夫婦+子1人(高校生) 共働き+子2人 夫婦+子2人
1,100万円 218,000円 202,000円 194,000円 191,000円 185,000円 181,000円 172,000円
1,200万円 247,000円 247,000円 232,000円 229,000円 229,000円 219,000円 206,000円
1,300万円 326,000円 326,000円 261,000円 258,000円 261,000円 248,000円 248,000円

「共働き」は寄附する本人が配偶者控除を受けていない場合、「夫婦」は配偶者に収入がない場合。「高校生」は16〜18歳の扶養親族、「大学生」は19〜22歳の特定扶養親族。中学生以下の子どもは計算に影響しないため含めない。住宅ローン控除や医療費控除などを受けている場合は、この目安より小さくなる。

年収1,100万円の独身・共働きなら218,000円、1,200万円の夫婦なら247,000円が目安で、20万円プランはこの帯の人が少し余裕を残して使う金額です。年収1,000万円の人は上限が18万円前後なので、このプランから果物か調整枠を削ると収まります。年収1,300万円以上なら、寄附30万円の組み方 のほうが近くなります。年収別の細かい考え方は 年収1,000万円のふるさと納税年収1,500万円のふるさと納税 にまとめています。

配分を決める前に、自分の上限を確かめる

早見表は給与収入と家族構成だけで見た目安です。住宅ローン控除、医療費控除、iDeCo、株の譲渡益や配当の申告があると数字は変わります。寄附額を決める前に、源泉徴収票を手元に置いて次のシミュレーターで確かめてください。

米の定期便:1自治体で年間分をまかなう(5〜6万円)

20万円プランの土台は米の定期便です。1自治体への寄附で12か月分が届くので、自治体数を増やさずに寄附額をまとめられます。2026年9月にポータルの検索結果とランキングで見た範囲では、5kg×12回(年間60kg)の定期便は5万円台から9万円台に分かれ、品種や産地の指定があるものほど高くなります。10kg×6回の隔月便も同じ帯にあります。

選ぶときに見るのは、初回の発送月、産年、精米時期、白米か無洗米かの4点です。秋に寄附すると、初回が10月か11月の新米になるものが多く、翌年の9月まで毎月届きます。1人暮らしなら5kgを月に食べ切るのは難しいので、隔月の便か、2kg×2袋のような小分けの便を選ぶと、精米から時間が経ちすぎずに済みます。定期便の見方は 米の定期便の選び方米の総合ハブ にまとめています。

家族構成 向く定期便 寄附額の帯(目安) 注意
1〜2人 5kg×6回(隔月)または 2kg×2袋×12回 3〜5万円台 毎月5kgは食べ切れないことが多い
3〜4人 5kg×12回(毎月) 5〜9万円台 米びつの容量と精米時期を見る
5人以上 10kg×12回または 5kg×2袋×12回 9万円台〜 20万円プランでは米だけで半分を使うので、和牛か蟹を削る

米の定期便の返礼品をポータルで探す

同じ返礼品でもポータルによって寄附額や発送時期の表示が違うことがあります。2つ以上で見比べてから寄附先を決めてください。

和牛:1自治体で1kg前後、発送月を指定する(4〜5万円)

和牛は寄附額の幅が広いジャンルです。2026年9月にポータルの検索結果とランキングで見た範囲では、切り落とし1kgなら1万円台前半から、A5等級のすき焼き・しゃぶしゃぶ用1kg前後は2万円台後半から3万円台が多く、ブランド牛や希少部位のセットになると4万円台から7万円台まであります。20万円プランでは、4〜5万円で「すき焼き用1kg前後」か「ステーキとすき焼きの詰め合わせ」を1件選ぶと、年末年始の食卓を1回でまかなえます。

見るべきなのは、発送月を指定できるかどうかです。和牛は通年で発送する自治体が多いので、蟹と同じ月に届かないよう、12月の第1〜2週か1月の中旬を指定します。指定ができない返礼品なら、寄附する時期そのものをずらします。等級や部位の見方は 和牛の高額返礼品和牛の選び方 に詳しく書いています。

和牛の返礼品をポータルで探す

同じ返礼品でもポータルによって寄附額や発送時期の表示が違うことがあります。2つ以上で見比べてから寄附先を決めてください。

蟹:発送時期を見て1件で決める(4〜5万円)

蟹は1件の寄附額が大きく、1自治体で4〜5万円を使いやすいジャンルです。2026年9月にポータルの検索結果とランキングで見た範囲では、タラバガニの脚1kg前後で2万円台から3万円台、毛ガニ2尾(合計700g〜1kg)で4万円前後、ズワイガニの脚やポーション1kgで2万円台から3万円弱が多く見られました。4〜5万円なら、タラバ1.5kg前後か、毛ガニ2尾か、タラバとズワイの詰め合わせが候補になります。

蟹で最も多い失敗は届く時期です。返礼品ページの「決済から7日程度で発送」「12月発送」「順次発送」の表示を見て、年末に食べたいなら11月中に寄附し、着日指定ができる返礼品を選びます。年末は配送が混むので、12月20日以降の着日指定ができない返礼品もあります。届く時期の読み方は ふるさと納税の蟹の配送時期、種類ごとの選び方は 蟹の高額枠ふるさと納税の蟹ガイド にまとめています。

蟹の返礼品をポータルで探す

同じ返礼品でもポータルによって寄附額や発送時期の表示が違うことがあります。2つ以上で見比べてから寄附先を決めてください。

果物:単発か定期便かで自治体数が変わる(3〜4万円)

果物は冷蔵か常温で保管するので、冷凍庫を使わない枠として便利です。2026年9月にポータルの検索結果とランキングで見た範囲では、シャインマスカット2〜3房(1〜2kg)で1万円台前半が多く、マスクメロン2〜3玉で2万円台後半から3万円台、3回届く果物の定期便で3万円台が中心でした。

3〜4万円を1自治体で使うなら、次の3通りがあります。

組み方 寄附額の帯(目安) 届く時期 向く人
果物の定期便(3〜4回) 3〜5万円台 春のいちご、夏の桃かメロン、秋のぶどう、冬のみかんなど 1自治体で季節ごとに届けたい人
マスクメロン2〜3玉 2万円台後半〜3万円台 翌年6〜8月(先行予約) 夏に贈答用としても使いたい人
ぶどうと柑橘を2件 1万円台×2 秋と冬 自治体数に余裕がある人(5件目を使う)

秋に寄附すると、ぶどうはその年の10〜11月に届きますが、メロンや桃は翌年の初夏まで届きません。控除は寄附した年の分で受けられるので、届くのが翌年でも問題はありません。ただし、翌年の枠を組むときに「まだ届いていない返礼品」を忘れやすいので、寄附の一覧を残しておきます。品種ごとの届く時期は 果物の高額返礼品と定期便高級果物の選び方 で確認してください。

果物の返礼品をポータルで探す

同じ返礼品でもポータルによって寄附額や発送時期の表示が違うことがあります。2つ以上で見比べてから寄附先を決めてください。

月別の届き方カレンダー:10月に寄附を始めた場合

4ジャンルを10〜11月に寄附し、和牛は12月、蟹は12月下旬の発送を指定した場合の届き方です。果物は秋のぶどうを選んだ場合と、翌夏のメロンを選んだ場合の両方を書いています。

届くもの 保管 やること
10月 米の定期便の初回(新米)、ぶどう(秋の果物を選んだ場合) 常温・冷蔵 米・果物・蟹・和牛の順に寄附する。和牛は12月上旬、蟹は12月下旬の発送を指定
11月 米(2回目) 常温 調整枠を除いて寄附を終える。ワンストップ特例の申請書をポータルから請求しておく
12月 米(3回目)、和牛(上旬)、蟹(下旬) 冷凍が2件 賞与の確定後に上限を再計算し、調整枠を使う。冷凍室を空けておく
1月 米(4回目) 常温 ワンストップ特例の申請書を1月10日までに各自治体へ送る
2〜5月 米(毎月)、いちごや柑橘(果物の定期便を選んだ場合) 常温・冷蔵 翌年6月の住民税決定通知書で控除を確かめる準備をしておく
6〜8月 米(毎月)、メロンか桃(翌夏の果物を選んだ場合) 常温・冷蔵 翌年の配分を考え始める。冷凍庫が空いている時期なので、次の年は夏に届く海産物を入れてもよい
9月 米(最終回) 常温 定期便が終わる。翌年分の米の定期便を秋に寄附する

この組み方だと、冷凍品が届くのは12月の2件だけです。年末年始に食べ切れない量なら、和牛の発送を1月中旬に指定して、蟹と分けます。年間の動きは 2026年のふるさと納税カレンダー にまとめています。

失敗と防ぎ方、ワンストップ特例の手続き

失敗 起きる理由 防ぎ方
寄附先が6自治体を超えてワンストップ特例が使えなくなった 1万円台の返礼品を件数で選んだ。調整枠で新しい自治体を選んだ ジャンルごとに1自治体。調整枠は寄附済みの自治体に追加する
12月に和牛・蟹・海産物が同じ週に届いて冷凍室に入らない 年末にまとめて寄附し、発送月を見なかった 冷凍のジャンルは2つまで。和牛は発送月指定、蟹は着日指定のあるものを選ぶ
定期便の初回が翌年になり、翌年の控除だと思っていた 控除は寄附した年(受領日)で決まる 定期便は寄附した年の枠で数える。届く時期と控除の年は別に考える
ワンストップ特例の申請書を出し忘れた 12月に寄附して年明けの期限を過ぎた 申請書は寄附した翌年の1月10日まで。ポータルのオンライン申請が使える自治体はそちらを使う
確定申告をしたらワンストップ特例が無効になった 医療費控除や住宅ローン控除1年目で確定申告をした 確定申告する年は、ふるさと納税の分も申告書に書く
上限を超えて寄附した 前年の年収で計算した。賞与が減った 予算は目安の9割で組み、12月に再計算してから調整枠を使う

ワンストップ特例は、確定申告の予定がない給与所得者が、寄附先5自治体以内で使える制度です。ポータルが違っても、自治体数は合算で数えます。楽天で2自治体、ふるなびで3自治体に寄附すれば合計5自治体です。申請書は寄附ごとに出すので、同じ自治体に2回寄附したら2枚になります。手続きの流れと確定申告との使い分けは ふるさと納税の手続き にまとめています。

控除が反映されたかは、翌年6月ごろの住民税決定通知書で確かめます。見方は 住民税決定通知書で控除を確認する方法 を参照してください。ポータルの使い分けは 高額寄附者のポータル比較 に書いています。

よくある質問

20万円を1自治体にまとめて寄附してもいいですか?

できます。ワンストップ特例の自治体数は1で済み、申請書も1枚です。ただし1自治体で20万円分の返礼品をそろえると、同じ産地の品に偏り、届く時期も重なりやすくなります。米の定期便と和牛を同じ自治体で選ぶなど、2ジャンル以上を1自治体でまかなえるときに向く方法です。

10万円の返礼品1件で使うのはどうですか?

10万円の帯には、蟹や和牛の大容量セット、果物の12回定期便などがあります。1件で使うと自治体数は減りますが、冷凍品なら一度に届く量が家庭用の冷凍室に入らないことがあります。定期便のように届く時期が分かれるものを選ぶか、10万円プランは寄附50万円の組み方のように定期便を軸に考えてください。

楽天とふるなびで分けて寄附すると、手続きは別になりますか?

手続きはポータルではなく自治体ごとです。ワンストップ特例の申請書は寄附先の自治体に出し、自治体数もポータルをまたいで合算します。確定申告をする場合は、ポータルごとに寄附金控除に関する証明書(XML)を取得して、まとめて申告します。

定期便は自治体数を1で数えますか?

1回の寄附で12か月分が届く定期便は、1自治体・1寄附です。ワンストップ特例の申請書も1枚で済みます。届く回数と自治体数は関係ありません。

20万円ちょうど使い切る必要はありますか?

ありません。上限を超えた分は控除されず自己負担になるので、目安の9割程度で止めて、12月に賞与と控除が確定してから残りを使うほうが安全です。使い切れなかった分は翌年に持ち越せないので、12月中旬までに調整枠を使い切るのが目安です。

まとめ

寄附20万円は、米の定期便・和牛・蟹・果物を1自治体ずつ選び、調整枠を残す4自治体の組み方が基本です。冷凍を使うジャンルを和牛と蟹の2つに絞り、和牛は発送月指定、蟹は着日指定で12月の届き方をずらします。ワンストップ特例は5自治体以内で、申請書は翌年1月10日まで。返礼品の寄附額の帯は2026年9月に見た目安なので、寄附前に各ポータルで確かめてください。

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