ふるさと納税をした後に確定申告をしたものの、「ちゃんと申請できているか不安…」
「還付されなかったらどうしよう…」と心配になる方は少なくありません。
このページでは、確定申告後によくあるミスとその対処法をわかりやすくまとめました。
よくあるミス①:寄附金受領証明書を提出していない
ふるさと納税の控除を受けるには、各自治体から発行される「寄附金受領証明書」を提出する必要があります。
1つでも提出し忘れていると、その分の控除が受けられません。
- e-Taxの場合:PDFまたは写真の添付が必要
- 紙で提出する場合:すべての証明書を同封
▶ 対処法:追加提出はできませんが、修正申告で再提出が可能です。
よくあるミス②:申告先が6自治体以上なのにワンストップ特例を使った
ワンストップ特例制度は、寄附先が5自治体以内の場合のみ有効です。
6団体以上に寄附した場合は確定申告が必須です。
▶ 対処法:ワンストップ申請が無効になるため、確定申告をやり直しましょう。
よくあるミス③:e-Taxの入力ミス
– 寄附金の入力金額が誤っている
– 寄附した自治体名が間違っている
– 控除欄ではなく寄附控除欄に入れてしまった
▶ 対処法:入力ミスの場合も、税務署で修正申告ができます。
e-Taxなら再申告も簡単です。
よくあるミス④:申告書の記入漏れ
紙で申告する場合、「寄附金控除に関する明細書」や添付書類の記入漏れが多いです。
また、マイナンバー記載・本人確認書類の添付漏れも見落としやすいポイントです。
▶ 対処法:提出後に気づいた場合でも、訂正申告または問い合わせで対応可能です。
よくあるミス⑤:還付口座の情報が間違っている
振込先の口座情報に誤りがあると、還付金が振り込まれないことがあります。
特にe-Taxでの入力ミスは見落としやすいので要注意。
▶ 対処法:税務署に連絡し、正しい口座情報を再登録しましょう。
対処に不安があるときは?
最寄りの税務署、またはふるさと納税を行ったポータルサイトのサポートに相談しましょう。
確定申告後の相談は、還付申告の時効(5年)内であれば修正が可能です。
まとめ:よくあるミスは確認すれば防げる
- 証明書の提出漏れ・記入ミスが多い
- 申告内容に不安があれば、税務署やe-Taxで修正可能
- ワンストップと確定申告の使い分けに注意
不安を感じたら、通知書が届く前に今すぐチェックしておきましょう!
ふるさと納税の手続き後に役立つ!確認・控除ガイドまとめ
ふるさと納税は寄附して終わりではありません。
「控除は反映された?」「還付金はいつ?」と不安になる時期だからこそ、正しい情報を確認しておきましょう。
以下では、手続き後に知っておきたい5つの記事を厳選してご紹介します。
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① ふるさと納税の還付はいつ?控除のタイミングと確認方法
→ 還付と控除の違い、いつ・どう戻るのかをわかりやすく解説。 -
② ふるさと納税、控除されてる?住民税決定通知書の見方をやさしく解説
→ 6月に届く通知書の「控除欄」の見方を画像・表付きで紹介。 -
③ 確定申告でふるさと納税の控除を申請したけど不安…よくあるミスと対処法まとめ
→ 控除されない原因とその対策を具体的にリスト化。e-Taxユーザーにも対応。 -
④ 【2025年版】住民税控除はいつから?カレンダーでわかる税金の動き
→ 年間の控除スケジュールをカレンダーで整理。申告・反映・注意点も時系列でチェック。 -
⑤ 【ふるさと納税】確定申告したら終わり?還付・控除の確認方法まとめ
→ 確定申告の「その後」に必要なチェックポイントをまとめた総仕上げガイド。
不安を解消して、ふるさと納税の恩恵を最大限に受けましょう!