ふるさと納税をしたあと、「還付金っていつ振り込まれるの?」「住民税の控除は反映されたの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、確定申告後の流れや控除の反映時期、確認方法をわかりやすく解説します。
還付と控除、2つの違いを確認しよう
ふるさと納税で税金が軽くなる仕組みは、「還付」と「控除」の2種類に分かれます。
- 所得税からの還付: 指定口座に振り込まれる(現金で戻る)
- 住民税からの控除: 翌年6月以降に課税額が減る(通知書で反映)
このように、税金が戻る方法と時期が異なるので、両方を把握しておくことが大切です。
所得税の還付はいつ?
- 還付を受けられるのは確定申告をした人のみ
- e-Taxや税務署で申告後、通常1〜2か月以内に指定口座へ振り込まれます
- 最速:3月中旬~4月下旬に振込通知が届くことが多い
振込時期は地域や時期によって異なりますが、4月〜5月に入金されるケースが一般的です。
住民税の控除はいつから反映される?
- 翌年6月以降の「住民税決定通知書」に反映
- 給与天引き(特別徴収)の方は、6月〜翌年5月の住民税が軽減されます
- 個人で納付(普通徴収)の方は、6月以降の納付書に反映されます
住民税の控除は「目に見える振込」ではないため、通知書でしっかり確認しましょう。
【図解】控除の流れまとめ
控除の種類 | 対象税 | 反映時期 | 確認方法 |
---|---|---|---|
還付 | 所得税 | 3月〜5月頃 | 銀行口座への振込通知 |
控除 | 住民税 | 6月以降 | 住民税決定通知書 |
控除が反映されているか確認する方法
住民税決定通知書の中で「寄附金税額控除」や「ふるさと納税に関する控除」の欄を確認しましょう。
金額が記載されていれば、きちんと控除が反映されています。
通知書は通常6月頃に勤務先から配布されます(会社員の場合)。自営業や個人事業主の方は自治体から送付されます。
こんなときは要注意!
- 申告したのに控除が反映されていない
- 還付金が振り込まれない
このような場合は、以下をチェックしてみてください。
- 寄附金受領証明書の提出漏れがないか
- ワンストップ特例の申請が間に合っているか(1月10日必着)
- 税務署での申告内容に不備がなかったか
不安なときは、お住まいの自治体や税務署に早めに問い合わせをしましょう。
まとめ:時期を知っておけば安心!
ふるさと納税による還付・控除は、手続きをきちんと行えば必ず反映されます。
以下のタイミングをおさえて、安心して確認しましょう。
- 所得税の還付 → 3月〜5月に振込
- 住民税の控除 → 6月以降に通知書へ反映
通知書が届いたら、忘れずに内容をチェックしておきましょう!
ふるさと納税の手続き後に役立つ!確認・控除ガイドまとめ
ふるさと納税は寄附して終わりではありません。
「控除は反映された?」「還付金はいつ?」と不安になる時期だからこそ、正しい情報を確認しておきましょう。
以下では、手続き後に知っておきたい5つの記事を厳選してご紹介します。
-
① ふるさと納税の還付はいつ?控除のタイミングと確認方法
→ 還付と控除の違い、いつ・どう戻るのかをわかりやすく解説。 -
② ふるさと納税、控除されてる?住民税決定通知書の見方をやさしく解説
→ 6月に届く通知書の「控除欄」の見方を画像・表付きで紹介。 -
③ 確定申告でふるさと納税の控除を申請したけど不安…よくあるミスと対処法まとめ
→ 控除されない原因とその対策を具体的にリスト化。e-Taxユーザーにも対応。 -
④ 【2025年版】住民税控除はいつから?カレンダーでわかる税金の動き
→ 年間の控除スケジュールをカレンダーで整理。申告・反映・注意点も時系列でチェック。 -
⑤ 【ふるさと納税】確定申告したら終わり?還付・控除の確認方法まとめ
→ 確定申告の「その後」に必要なチェックポイントをまとめた総仕上げガイド。
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