ごはんを炊く準備では、米・水・炊飯器に加えて、量を計るもの、洗う器、よそう道具、食器、片付ける道具を確認しましょう。残ったごはんを保存するなら、保存方法に合う容器も必要です。専用品を一式買う前に、家にあるもので何ができるかを確かめると、足りないものが分かります。
- 計る米用カップ・はかり
- 洗う食品用のボウルなど
- 炊く対応する炊飯器・内釜
- よそう・食べるしゃもじ・食器・箸
- 片付ける洗浄具・乾かす場所
専用品を一式買うためのリストではありません。保存する分があるときは、対応する容器と保存場所も確認しましょう。
道具の用途を整理した米日和の案内です。扱い方と代用できる範囲は、下の準備表へ。
買い足す前に用途ごとに確かめる
まずは、炊飯器で白米を炊き、その場で食べる場合を考えてみましょう。次の表は購入リストではなく、家の道具を確認するための表です。
| すること | 確かめるもの | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| 米を計る | 米用の計量カップ、またははかり | 量を正しく読めること |
| 米を洗う | 食品用のボウルなど | 米をこぼさず洗えて、水を切れること |
| 炊く | 炊飯器と内釜 | 米の種類と炊く量に対応していること |
| ほぐす・よそう | しゃもじなど | 内釜を傷めない道具であること |
| 食べる | 茶碗や皿、箸・スプーン | 普段の一食をよそいやすいこと |
| 片付ける | 洗浄具・洗剤、乾燥させる場所 | 道具の材質と取扱いに合うこと |
ボウルを持っていれば、米研ぎ専用の器をすぐに買う必要はありません。炊飯器の内釜を洗米に使いたい場合は、その機種で認められているかを確かめてください。付属のカップやしゃもじも、買い足す前に探してみましょう。
洗米やほぐしの基本は、農林水産省のお米の炊き方で確認できます。
米用カップと水を計るカップを取り違えない
米用カップの1合は180mlです。一方、料理で使う一般的な計量カップには200mlのものがあります。「カップ一杯」とだけ覚えると、使う道具を替えたときに量がずれてしまいます。JA全農あきたも、180mlのカップですり切りにして計る方法を案内しています。
はかりを使うなら、白米1合は約150gが目安です。ただし、これは炊く前の米の重さで、加える水の量ではありません。米を何合入れたかを決めてから、炊飯器の対応する水位線に合わせます。詳しい流れは計量から始める炊飯の基本へ進んでください。
水は炊飯用だけでなく、白米を洗う分も使います。無洗米を選ぶ場合は準備が変わるので、白米と無洗米の違いと米袋の案内を確認しましょう。銘柄水や浄水器の購入を、道具を揃える条件にする必要はありません。
炊飯器の容量と食べる予定を合わせる
同じ人数でも、夕食だけ炊く日と、翌日の弁当分も用意する日では量が変わります。炊飯器の対応する最小量・最大量と、使うモードを先に確認しておくと、何合炊くかを決めやすくなります。
鍋を使う場合は、鍋の材質・ふた・対応熱源・炊飯量に合う手順を選びます。炊飯器の水位線や時間を、そのまま鍋へ置き換えることはできません。鍋の使用条件が分からないときは、まず手元の取扱説明を確認してください。
一袋を何日で使うか迷う場合は、お米の購入量と消費日数から、保管できる量も合わせて考えられます。
保存するか、持ち歩くかで追加するものが変わる
食べ切る分だけ炊くなら、冷凍用の容器はその日の必需品ではありません。残す場合は、炊く前にどこへ保存するかを決めておきましょう。
| 食べ方 | 追加で確認するもの |
|---|---|
| 炊いてすぐ食べる | 食べる人数分の食器 |
| 一回分ずつ冷凍する | 冷凍に対応した食品用容器やラップ、冷凍庫の空き |
| 電子レンジで温め直す | 本体・ふたを含めた電子レンジ使用条件 |
| 弁当にする | 清潔で乾いた弁当箱、保冷用品、到着後の保管場所 |
冷凍できることと、ふたをしたまま電子レンジで使えることは別に確かめます。容器の表示については消費者庁の案内、弁当の準備は農林水産省の弁当づくりの注意点が参考になります。
最初の一回を炊く前の確認メモ
「白米か無洗米か」「何合炊くか」「何で計るか」「どのモードか」「何人で食べるか」「残す分をどうするか」の六つが決まれば、準備が整っているか確認できます。
道具を使った後は、洗える部分を洗い、十分に乾かして次の炊飯に備えましょう。食べる分と保存する分を決めるところまで含めて準備すると、炊き上がってから慌てずに済みます。

