地方移住で運転免許証の住所が変わったら、新住所地を管轄する公安委員会へ記載事項変更の届出を行います。警察庁は、住所や氏名など免許証の記載事項に変更が生じた場合、速やかに住所地公安委員会に届け出て変更に係る事項の記載を受ける必要があると案内しています。
免許証は本人確認書類として使う場面が多く、更新通知や車関係の手続きにも関係します。住民票の異動とマイナンバーカードの住所変更を済ませたあと、新住所地の警察署、運転免許センター、運転免許試験場などの公式案内で受付場所と必要書類を確認しましょう。
この記事で決めること
運転免許証の住所変更は、住民票や車検証とは窓口が違います。まず次の3点を決めます。
- 新住所地のどの警察署・免許センターで手続きするか
- 新住所を確認できる書類を何で用意するか
- マイナ免許証、車検証、任意保険の住所変更とどうつなげるか
手続きの全体像
免許証の住所変更は「新住所を証明できる状態」にしてから行うとスムーズです。住民票やマイナンバーカードの住所変更を先に済ませておくと、持ち物の確認がしやすくなります。
| 順番 | やること | 確認先 |
|---|---|---|
| 1 | 住民票の異動を済ませる | 住民票の異動 |
| 2 | マイナンバーカードの住所変更を確認する | マイナンバーカードの住所変更 |
| 3 | 新住所地の警察公式ページで受付場所と書類を確認する | 都道府県警察、運転免許センター |
| 4 | 免許証の記載事項変更を行う | 警察署、運転免許センター、運転免許試験場など |
| 5 | 車検証、保管場所、任意保険も更新する | 車検証・車庫証明・ナンバー変更 |
新住所を確認できる書類を用意する
警察庁は、住所を変更した場合の必要書類として、変更届と、住民票の写し、本人あての郵便物など住所を確認できる書類のいずれか一つを示しています。外国籍の人は、在留カード、特別永住者証明書、特定事項が記載された住民票の写しに限るとされています。
ただし、都道府県警察によって、使える書類、住民票の発行日、転送郵便の扱い、コピー可否、代理人手続きの条件が異なります。警視庁の案内では、住所変更時の新住所確認書類として、住民票の写し、マイナンバーカード、資格確認書、消印付郵便物などが例示されています。実際に使う書類は新住所地の警察公式ページで確認してください。
マイナ免許証の人は順番に注意
マイナ免許証のみ、または従来の免許証とマイナ免許証の両方を持っている人は、通常の免許証だけの場合と持ち物が違います。警視庁や神奈川県警察の案内では、マイナ免許証の住所変更では、事前に自治体でマイナンバーカードの住所変更を行う必要があると説明されています。
また、マイナ免許証の住所変更等ワンストップサービスを利用するには、警察への署名用電子証明書の提出やマイナポータル連携が関係します。引っ越し後すぐに免許証住所変更へ行く前に、マイナンバーカード側の住所変更と電子証明書の状態を確認してください。
受付場所と時間は都道府県で違う
免許証の住所変更は、住所地の警察署、運転免許センター、運転免許試験場などで扱われます。ただし、どの警察署で受け付けるか、土日対応があるか、更新と同時なら扱いが変わるかは都道府県警察で異なります。
神奈川県警察の案内では、神奈川県内に住所地がある人は運転免許センターまたは県内警察署で手続きできるとされ、受付時間や日曜日の扱いも示されています。これは神奈川県の例なので、移住先では必ず新住所地の都道府県警察のページを確認してください。
更新時期が近い場合
免許更新の時期が近い場合、住所変更と更新を同時に扱えるかを確認します。更新通知は旧住所へ届く可能性があるため、郵便転送もあわせて設定しておくと安心です。ただし、郵便転送は正式な住所変更ではありません。
更新案内が届かない、住所が旧住所のまま本人確認書類として使いづらい、車や保険の住所と食い違う、といった不便を避けるため、移住後は早めに免許証の住所を直します。郵便転送と住所変更の優先順位は郵便転送・住所変更チェックリストで確認してください。
車関連手続きとのつなげ方
免許証の住所変更が終わったら、車検証、保管場所、任意保険の住所変更も確認します。車の使用の本拠の位置が変わる場合は、普通車なら運輸支局等、軽自動車なら軽自動車検査協会、保管場所は警察署が関係します。
地方移住では、車が生活必需になるケースが多いため、免許証だけ先に直して車検証や保険を放置しない方が安全です。車関係の全体像は車検証・車庫証明・ナンバー変更で整理しています。
持ち物チェックリスト
窓口へ行く前に、都道府県警察の公式ページを見ながら次の項目を確認します。
| 項目 | 確認内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 運転免許証 | 現在持っている免許証を持参する | マイナ免許証を持つ人は両方必要な場合がある |
| 新住所確認書類 | 住民票の写し、マイナンバーカード、資格確認書、郵便物など | コピー不可、発行日、転送郵便不可などの条件を確認 |
| 申請用紙 | 記載事項変更届 | 窓口に用意されている場合が多い |
| 代理人手続き | 委任者と代理人の関係、住民票、代理人本人確認 | 同一世帯かどうかで条件が変わる場合がある |
| 受付場所 | 警察署、免許センター、試験場、受付時間、予約要否 | 平日のみ、更新同時のみなどの条件を確認 |
公式情報で確認する場所
免許証住所変更は、道路交通法上の記載事項変更届であり、受付場所や必要書類は都道府県警察の運用で変わります。この記事は確認順として使い、実際に行く前に新住所地の警察公式ページを確認してください。更新日: 2026年8月21日。
- 警察庁 日本在住で日本の運転免許証をお持ちの方:住所変更時の届出義務、必要書類、罰則の概要を確認する。
- 警視庁 記載事項変更:東京都の受付、必要書類、マイナ免許証の扱いを確認する。
- 神奈川県警察 運転免許証の記載事項変更手続:受付場所、受付時間、住所確認書類、マイナ免許証の注意点を確認する。
- 新住所地の都道府県警察の運転免許手続ページ:受付できる警察署、休日対応、代理人手続き、マイナ免許証の扱いを確認する。
あわせて確認したい関連記事
最後に確認すること
運転免許証の住所変更は、移住後の本人確認と車手続きの土台になります。新住所確認書類を用意し、新住所地の警察署や免許センターの受付時間を確認してから行きましょう。
マイナ免許証を持っている人は、先に自治体でマイナンバーカードの住所変更を済ませる必要がある場合があります。住民票、マイナンバーカード、免許証、車検証、保険の住所が食い違わないよう、順番に更新してください。


この記事へのコメントはありません。