世界の切り方|ジュリエンヌとバトネの間を見る
アリュメット・ジャルディニエールは、棒状カットの太さの違い
アリュメットとジャルディニエールは、野菜を棒状にそろえるフランス料理の切り方です。ジュリエンヌより太く、バトネより細い位置づけで考えると分かりやすく、付け合わせやフライ、温野菜に使いやすい形です。
- 近い切り方細めの拍子木切り
- 向いている素材じゃがいも、にんじん、大根、ズッキーニ
- 使いやすい料理付け合わせ、細めのポテト、温野菜、野菜スティック
- 見るポイント長さと太さをそろえ、細すぎない棒にすること
- 所要時間じゃがいも2個で6〜8分
- 難易度★★☆(太さの基準を決めれば簡単)
- 道具三徳包丁・まな板
原語とサイズの目安
アリュメットは「マッチ棒」を意味する細い棒状カット、ジャルディニエールは「庭師風」を意味する少し太めで短い棒状カットです。棒状カットは太さの順に、ジュリエンヌ→アリュメット→ジャルディニエール→バトネと並びます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原語表記 | allumette(アリュメット=マッチ棒)/jardinière(ジャルディニエール) |
| アリュメットの太さ | 3mm角×5〜6cm |
| ジャルディニエールの太さ | 4〜5mm角×2〜3cm |
| 日本の近い切り方 | 短冊切り・拍子木切り |
| よく使う料理 | 付け合わせ、フライドポテト、ソテー、スープの具 |
数値は目安です。素材の大きさや料理に合わせて前後してかまいません。
アリュメット・ジャルディニエールで見るポイント
棒状の切り方は、細い順に見ると理解しやすくなります。細いジュリエンヌ、少し太いアリュメットやジャルディニエール、さらに太いバトネという並びで覚えると、料理に合わせて太さを選びやすくなります。

日本の切り方と比べる
バトネより細め
バトネほど太くせず、でもジュリエンヌほど細くしない棒状です。食感を少し残したいときに向きます。
拍子木切りと近い
日本の拍子木切りを細めにしたイメージで見ると理解しやすいです。
名称は文脈でゆれる
資料や料理現場によって寸法の説明に差があります。家庭記事では、厳密な数字より太さの関係で覚える方が実用的です。
この切り方を使う料理

細めのポム・フリット
じゃがいもを細めの棒状にすると、外側の食感が出やすく、火も入りやすくなります。
野菜のガルニチュール
にんじんやズッキーニをそろえて加熱すると、皿の上で整った付け合わせになります。
スティック野菜
生で食べる野菜も、長さと太さをそろえると持ちやすく、ディップに合わせやすくなります。
アリュメット・ジャルディニエールの基本手順
失敗しやすいところ
どの太さで切るか毎回迷う
棒状カットは4種類ありますが、覚えるのは数値だけです。ジュリエンヌ1.5〜2mm、アリュメット3mm、ジャルディニエール4〜5mm、バトネ6mm。この順に太くなると覚えると迷いません。
長さがばらついて盛り付けが揃わない
原因は、板にする前に長さを決めていないことです。アリュメットは5〜6cm、ジャルディニエールは2〜3cmと先に切りそろえてから、板→棒の順に進めます。
細い棒が折れる
原因は、素材が乾いているか、押し切りにしていることです。切る直前まで素材を乾かさず、刃を引きながら一度で切ると折れにくくなります。
今日のアリュメット・ジャルディニエールチャレンジ
じゃがいもを数本だけ切り、ジュリエンヌより太く、バトネより細い棒を意識して並べてみます。
よくある質問
- アリュメットとジュリエンヌの違いは?
- 太さです。ジュリエンヌが1.5〜2mm角、アリュメットが3mm角で、アリュメットの方がやや太くなります。アリュメットは「マッチ棒」という意味で、その太さが名前の由来です。
- ジャルディニエールとは?
- 4〜5mm角で長さ2〜3cmの短い棒状カットです。「庭師風」という意味で、複数の野菜をこの形にそろえて付け合わせにするのが定番の使い方です。
- アリュメットポテトとは?
- じゃがいもを3mm角の細い棒状に切って揚げたものです。日本でいう細切りフライドポテトにあたり、太めのバトネで作るものより軽い食感になります。

