シズレ・アッシェとは?細かく切るフランス料理の使い分け

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玉ねぎとパセリを細かくシズレとアッシェに切ったイメージ

世界の切り方|みじん切りに近い細かな包丁仕事

シズレ・アッシェは、細かく切るフランス料理の使い分け

シズレとアッシェは、どちらも食材を細かくするフランス料理の用語です。家庭ではみじん切りに近い言葉として理解できますが、シズレは形をある程度そろえて細かく切る、アッシェはさらに細かく刻む、と分けると使い道が見えやすくなります。

  • 近い切り方みじん切り・小口切り
  • 向いている素材玉ねぎ、エシャロット、パセリ、香味野菜
  • 使いやすい料理ソース、ドレッシング、薬味、炒め始め
  • 見るポイント香りを出すのか、食感を残すのかを決めること
  • 所要時間玉ねぎ1個で5〜7分
  • 難易度★★☆(切り込みの順番を覚えます)
  • 道具三徳包丁またはペティナイフ・まな板

原語とサイズの目安

シズレとアッシェはどちらも「細かく刻む」フランス料理の動詞です。シズレは玉ねぎなどを形を保ったまま細かくする切り方、アッシェは刃で叩くように刻む切り方を指します。

項目内容
原語表記ciseler(シズレ)/hacher(アッシェ)
シズレの大きさ2〜3mm角
シズレの手順根元を残して縦に切り込み→水平に切り込み→端から刻む
アッシェの対象パセリなどのハーブ、にんにく
日本の近い切り方みじん切り
よく使う料理ソース、ドレッシング、詰め物、仕上げの香り

数値は目安です。素材の大きさや料理に合わせて前後してかまいません。

シズレ・アッシェで見るポイント

細かく切るほど香りや味が料理全体に広がりやすくなります。一方で、細かくしすぎると水分が出たり食感が消えたりします。料理に混ぜるのか、仕上げに散らすのかで粗さを変えます。

玉ねぎとパセリを細かくシズレとアッシェに切ったイメージ
AI生成画像:玉ねぎとパセリを細かくシズレとアッシェに切ったイメージ

日本の切り方と比べる

みじん切りと近い

家庭では、まずみじん切りの仲間として見ると分かりやすいです。海外レシピで出てきたときは、どの程度細かいかを文脈で見ます。

香りを広げる

香味野菜やハーブは、細かくすると香りが立ちます。ソースや仕上げに向く理由です。

刻みすぎに注意

ハーブは叩くように刻みすぎると黒ずみやすく、水分も出ます。包丁を引いて軽く切ります。

この切り方を使う料理

シズレ・アッシェを料理に使ったイメージ
AI生成画像:シズレ・アッシェを料理に使ったイメージ

ソースの香味野菜

玉ねぎやエシャロットを細かく切ると、ソースに香りが出やすく、口当たりも邪魔しにくくなります。

ハーブの仕上げ

パセリなどを細かく刻んで散らすと、料理の香りと色が立ちます。細かすぎて湿らないようにするのが大切です。

ドレッシングや薬味

細かくした香味野菜は、油や酢、調味料となじみやすくなります。

シズレ・アッシェの基本手順

素材を小さく分ける玉ねぎなら半分にし、ハーブなら水気を取ります。
幅を細かく入れる食材に合わせて細かく切り込みや薄切りを入れます。
向きを変えて刻む端から細かく切り、粒の大きさを近づけます。
必要以上に叩かない仕上げ用のハーブは、香りと色を残すため刻みすぎを避けます。

失敗しやすいところ

玉ねぎがばらけて刻めない

原因は、根元(芯)を切り落としていることです。シズレでは根元を残したまま縦・水平に切り込みを入れ、最後に端から刻みます。根元が層を留めてくれます。

ハーブが黒くなって香りが飛ぶ

原因は、包丁を往復させて叩きすぎることです。アッシェでも刻むのは必要な回数まで。切れる包丁で短時間に刻み、使う直前に切ると香りが残ります。

大きさがそろわない

原因は、縦の切り込みの間隔がばらついていることです。最初の切り込みを2〜3mm間隔で入れれば、そのあと端から刻むだけで自然にそろいます。

今日のシズレ・アッシェチャレンジ

パセリを少量だけ刻み、細かさで香りの出方と見た目が変わるか確認します。

見るところ切ったあとの形だけでなく、料理の中でどう食べやすくなるかを見ます。
無理しない範囲最初は1食分ではなく、数切れだけ試します。

よくある質問

シズレとアッシェの違いは?
切る動作が違います。シズレは玉ねぎなどに切り込みを入れて形を保ったまま細かくする方法、アッシェは包丁で叩くように刻む方法です。仕上がりはどちらも日本のみじん切りに近くなります。
エシャロットのシズレは?
玉ねぎと同じ手順です。根元を残して縦に切り込みを入れ、水平にも切り込みを入れてから端から刻みます。小さいので、切り込みの間隔は2mm程度が目安です。
アッシェはパセリだけ?
パセリのほか、にんにく、ハーブ類、ケッパー、アンチョビなどにも使います。香りを立たせたい素材を細かく刻むときの動作と考えると分かりやすくなります。