世界の切り方|拍子木切りに近い棒状
バトネは、太めの棒状にそろえる切り方
バトネは、素材を太めの棒状にそろえるフランス料理の切り方です。日本の拍子木切りに近く、ポム・フリットや野菜のガルニチュールのように、形を残したい料理で使いやすい切り方です。
- 近い切り方拍子木切り
- 向いている素材じゃがいも、にんじん、ズッキーニ、大根
- 使いやすい料理ポム・フリット、ガルニチュール、野菜スティック
- 見るポイント細すぎず、太さをそろえて形を残すこと
- 所要時間じゃがいも2個で5〜7分
- 難易度★☆☆(太めなので切りやすい)
- 道具三徳包丁・まな板
原語とサイズの目安
バトネはフランス語で「小さな棒」を意味する、太めの棒状カットです。日本の拍子木切りとほぼ同じ形で、フライドポテトの標準的な太さもこのくらいです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原語表記 | bâtonnet(バトネ) |
| 太さの目安 | 6mm角前後 |
| 長さの目安 | 5〜6cm |
| 日本の近い切り方 | 拍子木切り |
| よく使う料理 | フライドポテト、付け合わせ、炒め物 |
数値は目安です。素材の大きさや料理に合わせて前後してかまいません。
バトネで見るポイント
ジュリエンヌより太く、拍子木切りのように存在感を残す切り方です。火を通しても形を残したい料理や、手でつまめる付け合わせに使いやすくなります。

日本の切り方と比べる
拍子木切りと近い
和食の拍子木切りを知っていれば、バトネは洋風の名前として覚えると理解しやすいです。
火通りをそろえる
太さがそろっていると、揚げ物や焼き野菜で火の入り方が近づきます。
切り口をきれいに見せる
角がまっすぐ出るので、皿の上で形が整って見えます。
この切り方を使う料理

ポム・フリット
じゃがいもを棒状に切って揚げる料理です。家庭でいうフライドポテトに近く、太さをそろえることで火通りと食感が近づきます。
野菜のガルニチュール
肉や魚料理に添える野菜の付け合わせです。にんじんやズッキーニを棒状にそろえると、皿の上で形が整って見えます。
スティック野菜
生のまま食べる場合も、バトネの考え方で長さと太さをそろえると食べやすくなります。ディップや前菜に向く使い方です。
バトネの基本手順
失敗しやすいところ
断面が正方形にならない
原因は、丸い素材のまま切り始めることです。まず四方の丸みを落として直方体にしてから、6mm厚の板→6mm幅の棒、の順に切ると角がそろいます。
長さがそろわず揚げムラが出る
原因は、切り分ける前に長さを決めていないことです。先に素材を5〜6cmに切りそろえてから板状にすると、最後まで同じ長さになります。
じゃがいもが変色する
切り口から出るでんぷんが原因です。切ったそばから水に入れ、5分ほどさらしてからよく水気をふくと、揚げたときもきれいに仕上がります。
今日のバトネチャレンジ
じゃがいもを数本だけ棒状に切り、太さがそろっているか並べて見ます。
よくある質問
- バトネは何mm?
- 6mm角前後で長さ5〜6cmが目安です。日本の拍子木切りとほぼ同じ寸法なので、拍子木切りが切れれば同じ動きで作れます。
- バトネとジュリエンヌの違いは?
- 太さだけが違います。ジュリエンヌが1.5〜2mm角、バトネが6mm角前後で、バトネの方が3倍ほど太くなります。
- フライドポテトはバトネ?
- 家庭で作る標準的な太さのフライドポテトは、ほぼバトネと同じ寸法です。細めにしたいときはアリュメット(3mm角)が近い形になります。

