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【保存版】6月に食べたい旬の食材まとめ|梅雨時期の野菜・果物・魚で季節のごはんを楽しもう!

6月は梅雨入りの季節。ジメジメとした天候が続き、体調や食欲がゆらぎがちな時期ですが、実は食材の宝庫でもあります。みずみずしい初夏の野菜、甘みが増した果物、そして旬を迎える魚介類。旬の食材をうまく取り入れることで、季節の変わり目も元気に、そしておいしく乗り切ることができます。

この記事では、6月におすすめの旬食材と、それを活かしたレシピや献立、イベント向けの料理アイデアをご紹介します。ご家庭の毎日のごはん作りに、少しのヒントと彩りを加えるきっかけになれば幸いです。

6月は初夏の味覚が楽しめる季節

6月は、春の名残と夏の始まりが交差する季節。気温や湿度が徐々に上がり、体調も不安定になりがちですが、旬を迎える食材たちはとても豊かです。特に、みずみずしい野菜や果物、さっぱりとした味わいの魚介類など、梅雨時期にも食べやすい食材がそろいます。

また、6月は「父の日」や「夏越の祓(なごしのはらえ)」といった家族や季節の節目を感じられる行事も多く、食卓を通して季節感を楽しむにはぴったりのタイミングです。旬の味覚を取り入れて、体にやさしく、心にも嬉しい食卓づくりを始めましょう。

6月に旬を迎える食材まとめ

6月は、梅雨の合間に感じられる初夏の気配とともに、季節の移ろいを感じられる食材が豊富に出回る時期です。野菜、果物、魚介類それぞれに、栄養価が高くて味わい深い“旬の恵み”がたくさんあります。ここでは、6月に特におすすめの旬食材をご紹介します。

野菜

  • ズッキーニ:焼いても蒸しても美味しく、洋風料理に大活躍。
  • 新しょうが:さわやかな香りと辛みが特徴。炊き込みご飯や甘酢漬けに。
  • ピーマン:栄養価が高く、彩りを添える万能野菜。
  • 枝豆:塩茹でだけでなく、サラダや混ぜご飯にも使える初夏の定番。
  • オクラ:ネバネバ成分が夏バテ予防に。和洋中問わず活躍。
  • しそ:薬味や香り付けに重宝。食欲がない日にもおすすめ。

果物

  • メロン:ジューシーで甘みたっぷり。冷やしてデザートにぴったり。
  • さくらんぼ:赤い宝石のような果実。お菓子やそのままでも人気。
  • びわ:やさしい甘みとみずみずしさが魅力。ゼリーやコンポートに最適。
  • すもも:甘酸っぱさがクセになる。ジャムやジュースにもおすすめ。
  • すいか(早生):暑い日に嬉しい水分補給フルーツ。夏の先取り気分で!

魚介類

  • アユ:香ばしい塩焼きが夏の風物詩。今が旬の味。
  • イサキ:淡白で上品な味わい。刺身や塩焼きに向いています。
  • ホタルイカ:濃厚な旨みとやわらかい食感。煮付けや沖漬けで堪能。
  • アサリ:味噌汁や酒蒸しなど、だしの出る名脇役。
  • カツオ(戻り前の初夏の味):たたきやカルパッチョでさっぱりと。
  • ハモ:湯引きや天ぷらで、初夏のごちそうに。

旬の食材は、栄養価が高く、調理の手間が少なくても美味しくいただけるのが魅力です。次のセクションでは、これらの野菜を活かしたヘルシーなレシピをご紹介します。

旬野菜で作る初夏の健康レシピ

6月の野菜は、彩りが鮮やかで水分や食物繊維が豊富。体調を整えたい梅雨時期には、これらの旬野菜を使ったバランスの良い食事がおすすめです。ここでは、6月に美味しい野菜を活かした、簡単で栄養たっぷりのレシピをいくつかご紹介します。

新しょうがの炊き込みご飯

さわやかな香りの新しょうがを千切りにして、出汁と醤油で一緒に炊くだけ。ほんのり辛みが効いたご飯は、蒸し暑い季節にぴったり。おにぎりにしても◎。

ズッキーニと鶏のオリーブ蒸し

ズッキーニ、鶏むね肉、トマトをオリーブオイルと塩で蒸し煮に。シンプルながら旨みが引き立ち、低カロリー&高たんぱくで体に嬉しい一品です。

枝豆と豆腐の冷製白和え

茹でた枝豆と豆腐をすりごまで和えた、ひんやり副菜。やさしい味わいで、小鉢としてもお弁当にも重宝します。

ピーマンとツナのごま和え

ピーマンをさっと茹でて、ツナとごま、醤油で和えるだけの簡単レシピ。あと一品にぴったりで、栄養バランスもばっちりです。

オクラの梅おかか和え

刻んだオクラに梅肉とかつお節を合わせた、さっぱりした副菜。食欲がない日にもおすすめで、冷やして食べるとより美味しくいただけます。

野菜の味を活かした優しいレシピで、心と体を整える初夏の食卓を楽しんでみてください。

季節の果物で作る爽やかスイーツ

6月はメロン、さくらんぼ、びわなど、甘みと瑞々しさを兼ね備えた果物が豊富に出回る時期。旬のフルーツはそのまま食べても美味しいですが、ひと工夫加えることで、涼やかで華やかなスイーツに変身します。ここでは、初夏にぴったりの簡単スイーツアイデアをご紹介します。

メロンゼリー

メロンの果汁と果肉を使った贅沢なゼリー。透明感のある仕上がりで、見た目も爽やか。冷やしてから食べれば、ひんやりとした口当たりがたまらない一品に。

さくらんぼのクラフティ

フランスの伝統的なお菓子「クラフティ」は、プリンのような食感の生地にフルーツを入れて焼き上げる簡単スイーツ。種を取ったさくらんぼをたっぷり使えば、見た目も華やかです。

びわとヨーグルトのパフェ

びわをカットして、ヨーグルトとグラノーラ、はちみつと重ねるだけ。朝食にもぴったりなヘルシーパフェで、季節のフルーツを気軽に楽しめます。

すもものコンポート

すももを赤ワインやハーブで軽く煮て、冷やしたデザート。バニラアイスやヨーグルトに添えても美味しく、ちょっと大人な味わいが楽しめます。

旬の果物はビタミンや水分もたっぷり。食後のデザートや、蒸し暑い日のおやつに、季節感を感じるスイーツで心も体もリフレッシュしてみましょう。

旬魚介で楽しむ6月のメインディッシュ

6月に旬を迎える魚介類は、旨みが強く、さっぱりとした味わいが特徴です。アユやイサキ、ホタルイカなど、季節を感じる食材を取り入れて、食卓をちょっと特別にしてみませんか?初夏にぴったりの魚介料理をご紹介します。

アユの塩焼き

旬のアユは塩焼きが一番。内臓のほろ苦さと香ばしさが絶妙で、まさに初夏の風物詩。網やグリルでじっくり焼いて、シンプルに味わうのが贅沢です。

イサキのカルパッチョ

白身魚のイサキは、脂がのって旨みも抜群。薄切りにしてオリーブオイルとレモン汁、塩でシンプルに仕上げたカルパッチョは、前菜やおつまみにぴったりです。

ホタルイカの炊き込みご飯

濃厚な旨みが詰まったホタルイカは、炊き込みご飯にすることでお出汁のような役割も果たします。しょうがを効かせて炊き上げると、さっぱりとした味わいに。

アサリとしその酒蒸し

アサリはさっと火を通すだけで豊かな旨みが引き出せます。しその香りを加えれば、食欲が落ちがちな時期でもさっぱりと食べられる一品に。

ハモの湯引き・天ぷら

関西では夏の味覚として親しまれるハモ。骨切りされたものを購入すれば、湯引きで梅肉ソースを添えたり、ふんわり衣の天ぷらで楽しむのもおすすめです。

魚介の旨みと季節感を活かしたメニューで、家族の笑顔も自然と増える6月の食卓にしてみましょう。

梅雨の時期にぴったり!さっぱり献立特集

湿度が高く、気温も不安定な6月。体が重だるく感じたり、食欲が落ちたりする時期でもあります。そんなときに嬉しいのが、口当たりがよく、さっぱりと食べられる料理。ここでは、梅雨を快適に乗り切るための“さっぱり献立”をテーマ別にご紹介します。

酢を活かした料理

  • きゅうりとわかめの酢の物:さっと作れて箸休めにもぴったり。しそやみょうがを加えるとさらに爽やかに。
  • 鶏むね肉の南蛮漬け:揚げ焼きした鶏むね肉を甘酢に漬けるだけ。作り置きにも便利で、ごはんが進みます。

冷製スープ・ひんやり副菜

  • 新玉ねぎの冷製ポタージュ:玉ねぎの甘さを活かした優しい味わい。冷やしてもコクがあり、満足感のある一皿に。
  • トマトと豆腐の冷やし和え:さっぱりしたトマトと絹豆腐をポン酢で和えた、夏先取りの副菜です。

消化にやさしいあっさりメニュー

  • そうめんとオクラの梅おろし和え:梅と大根おろしでさっぱり!つるっと食べられる一品は、食欲のない日にもおすすめ。
  • 茶碗蒸し(しそ風味):しその香りを加えた優しい和風蒸し物。冷やして食べてもおいしくいただけます。

体に負担をかけず、気持ちもリセットしてくれる“さっぱりごはん”。梅雨の不快感を吹き飛ばしてくれる、そんな食事で元気に過ごしましょう。

父の日におすすめのスタミナごはん

6月の第3日曜日は「父の日」。感謝の気持ちを込めて、ちょっと特別なごはんを用意してみませんか?がっつり系のおかずから、ビールに合うおつまみまで、スタミナ満点で喜ばれるメニューをご紹介します。

にんにく香るガーリックステーキ

厚切り牛肉にたっぷりのにんにくを効かせたスタミナ料理。焼き加減を調整すれば、お好みに合わせて豪華なメインディッシュに。

ピリ辛おつまみプレート

枝豆のガーリック炒め、チーズ入りピリ辛ソーセージ、ししとうの焼き浸しなどをワンプレートに。ビールとの相性抜群です。

ズッキーニとベーコンのグリル

旬のズッキーニをベーコンと一緒に香ばしく焼き上げて、仕上げにレモンを添えれば、さっぱりとしたアクセントに。

冷やし梅しそそうめん

がっつりおかずの後に嬉しい、シメの一品。冷たいそうめんに梅肉としそを添えて、口の中をすっきりとリセット。

料理に少しの工夫を加えるだけで、特別感のある“父の日ごはん”に。日ごろの感謝の気持ちを、旬の美味しさと一緒に届けてみてください。

6月30日「夏越の祓」に食べたい料理

「夏越の祓(なごしのはらえ)」は、6月の終わりに行われる日本の伝統行事。半年間の厄を祓い、これからの夏を元気に過ごせるよう願う行事で、全国の神社などで「茅の輪くぐり」が行われます。この日に合わせて食べたい、伝統的で季節感のある料理をご紹介します。

水無月(和菓子)

夏越の祓に欠かせないのが「水無月」という和菓子。白いういろう生地の上に小豆をのせ、三角形に切ったものです。小豆には厄除けの意味があり、三角形は氷を模して暑気払いの願いが込められています。

あっさり和食の膳

  • 豆ごはん:青々とした豆の風味で、初夏の味わいをシンプルに楽しめます。
  • 冷やし鉢(冷やしおでん):だしの効いた優しい味わい。冷たくてもほっとする味に。
  • 甘酢れんこん:紅白の彩りで祝いの場にもぴったり。夏の疲れにもやさしい酸味。

旬の野菜を使った精進風献立

ズッキーニの天ぷらや枝豆の白和え、しその冷奴など、体を整える「和のやさしさ」が詰まった精進風メニューもおすすめです。

季節の節目に、伝統を感じながら食卓を整えることは、暮らしにリズムをもたらします。6月の締めくくりとして、ご家族でゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

6月に仕込みたい保存食&作り置き

梅雨の時期は気温と湿度が高く、食材の管理にも気をつけたい季節。その一方で、今しかできない「保存食づくり」を楽しむのにも最適なタイミングです。ここでは、6月にぴったりの仕込みレシピや、日々のごはん作りに役立つ作り置きアイデアをご紹介します。

梅仕事(梅シロップ・梅干し)

  • 梅シロップ:青梅に氷砂糖を加えて数週間。炭酸で割ったり、かき氷にかけたりと夏のお楽しみに。
  • 梅干し:塩漬けから始まり、干す作業まで時間をかけて仕上げる保存食の王様。手作りならではの味わいが魅力です。

野菜のピクルス・味噌漬け

  • ピクルス:ズッキーニやパプリカ、きゅうりなど、初夏の野菜を甘酢に漬けて彩りよく。冷蔵で1週間保存可。
  • 味噌漬け:かぶや大根を味噌に漬けておくと、少量でも満足感のあるご飯のお供に。

冷凍できる下ごしらえ

  • 茹で枝豆:塩ゆでして冷凍しておけば、お弁当や副菜にすぐ使えて便利。
  • 刻みオクラ:さっと湯通しして小分け冷凍。納豆や冷奴にちょい足しするだけで栄養UP。
  • 蒸し鶏:鶏むね肉を酒蒸しして裂いておけば、サラダやそうめんにトッピングできます。

季節の素材を大切にしながら、少し先を見越した仕込みをしておくと、毎日のごはん作りがずっとラクになります。梅雨を機に、“暮らしの整え”としての保存食づくりを楽しんでみてください。

雨の日も安心!お弁当におすすめのおかず

梅雨時期は湿気が多く、気温も不安定。お弁当の食材が傷みやすい季節でもあります。そんな6月におすすめなのは、保存性が高く、冷めても美味しい“雨の日対応おかず”。彩り・味・安全性を兼ね備えたお弁当メニューをご紹介します。

傷みにくい調理法と味付けのコツ

  • しっかり火を通す:卵焼きやハンバーグなどは中心までよく加熱。
  • 酢・塩を活用:酢の物や梅干し入りごはんは防腐効果も。
  • 水分をよく切る:おひたしやサラダはキッチンペーパーで水気をしっかりと。

6月のお弁当にぴったりなおかず例

  • ピーマンとちくわの甘辛炒め:ごま風味でごはんに合う一品。冷めても味がぼやけません。
  • ズッキーニのベーコン巻き:オーブントースターで簡単に調理可能。彩りも良くボリューム◎。
  • 梅しそチキン:梅肉としそを鶏肉で巻いて焼くだけ。香りと酸味で食欲増進。
  • 卵焼き(しらす入り):カルシウムも摂れる優しい味。塩味ベースで日持ちも安心。

お弁当づくりのちょっとした工夫

  • 保冷剤を使って温度管理を徹底。
  • 傷みにくいごはん(酢飯・混ぜご飯)にする。
  • 使い捨てカップやバランで仕切り、水分移りを防止。

お弁当は家族を思う“気持ちのつめ合わせ”。季節に合わせたひと工夫で、安心・美味しいランチタイムを届けましょう。

子どもと楽しむ!6月の食育クッキング

旬の食材に触れながら、親子で一緒に料理を楽しむことは、子どもの五感を育て、食への関心を深める貴重な時間。6月は、手に取りやすくて扱いやすい旬食材が多く、食育のチャンスがいっぱいです。ここでは、家庭でできる簡単な「食育クッキング」のアイデアをご紹介します。

枝豆のさやむき体験

茹でた枝豆のさやをむく作業は、小さなお子さんでも楽しめるお手伝い。指先を使うことで感覚の刺激にもなり、「自分でむいた豆はもっとおいしい!」と感じられるはず。

びわやメロンのカット・盛りつけ

びわの皮をむいたり、カットしたメロンをお皿に盛りつけたり。果物の香りや断面の色に触れながら、“見て・さわって・食べる”体験ができます。

梅シロップを一緒に仕込む

青梅と氷砂糖を瓶に詰める「梅仕事」は、視覚的にも楽しい作業。日ごとにシロップが出来上がっていく過程を観察することで、食材への興味が深まります。

簡単レシピに挑戦!

  • おにぎりづくり:新しょうが入りのおにぎりや、梅しそ混ぜご飯などを一緒に握ってみましょう。
  • ゼリー作り:さくらんぼやメロンを使ったフルーツゼリーは、型抜きや盛りつけも楽しめます。

「これ、ぼくが作ったんだよ!」という誇らしさは、食への自信や興味に直結します。6月の旬を一緒に楽しみながら、家族の思い出を作ってみてはいかがでしょうか?

まとめ|旬を味方に、梅雨の季節も元気な食卓を

6月は、じめじめとした梅雨の影響で気分が落ち込みがちな時期ですが、実は食卓がもっとも豊かになる季節のひとつ。ズッキーニや新しょうが、さくらんぼやアユなど、今だけしか味わえない旬の食材が盛りだくさんです。

季節の行事に合わせた料理や、親子でのクッキング体験、保存食づくりなど、日々のごはんに“旬”を取り入れることで、食事はもっと楽しく、もっと心強いものになります。

この6月、ぜひあなたの食卓にも、季節の恵みを取り入れてみてください。身体が喜び、心も潤う。そんな「旬を味方にした暮らし」を一緒に楽しみましょう!

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