3月の旬の食材一覧(野菜・果物・魚介)|菜の花・デコポン・さより

3月は山菜や菜の花など、春の食材が一気に増えます。柑橘は種類の入れ替わりが進みます。このページでは、3月の旬の食べ物を【野菜/果物/魚介】に分けて一覧にしました。市場の入荷データをもとに、盛り・走り・名残のどれにあたるかも示しています。

3月に出回りが盛りになる食材は、野菜はふきのとう、たらの芽、菜の花、うど、スナップえんどう、果物は清見、せとか、デコポン(不知火)、はっさく、魚介はあかがれい、なまこ、さより、やりいか、ぶりなどです。

3月に出回る、この時期だけの食材

一年のうち半年以上は、市場にほとんど入ってこない食材です。この時期を逃すと、次に出回るのは来年になります。

  • ピーク:ふきのとう、たらの芽、菜の花、うど、清見、せとか、デコポン、はっさく、いちご、甘夏、なまこ
  • 出始め:そら豆、わらび、たけのこ、とり貝
  • 今季の終わり:文旦、はるみ、きんかん、いよかん

魚介は流通の都合で一年中少しずつ市場に入るため、年間の入荷の6割以上が3ヶ月に集まるものを選んでいます。

3月が旬の野菜

3月に盛りを迎える野菜はふきのとう、たらの芽、菜の花、うど、スナップえんどう、さやえんどうなどです。

  • ふきのとう|盛り ピークです。年間の入荷の38%がこの月に集まります。
    ほろ苦い早春の香り。天ぷら、ふきみそに。3月の主な産地は群馬・新潟。
  • たらの芽(たらのめ)|盛り ピークです。年間の入荷の32%がこの月に集まります。
    ほろ苦さとこくのある山菜。天ぷら、おひたしに。3月の主な産地は山形・新潟。
  • 菜の花(なのはな)|盛り ピークの終わりです。年間の入荷の29%がこの月です。
    ほろ苦さとつぼみの甘み。おひたし、からし和え、パスタに。3月の主な産地は千葉。
  • うど|盛り ピークです。年間の入荷の28%がこの月に集まります。
    しゃきっとした歯ざわりとほのかな苦み。酢みそ和え、きんぴら、天ぷらに。3月の主な産地は栃木・群馬。
  • スナップえんどう|盛り ピークです。年間の入荷の22%がこの月に集まります。卸売価格も年間の平均より36%安くなります。
    さやごと食べる。甘みがあり、歯ごたえがよい。塩ゆで、炒め物、サラダに。3月の主な産地は鹿児島・愛知。
  • さやえんどう|盛り ピークに入ります。いちばん多いのは4月です。
    さやごと食べる。彩りと歯ごたえを添える。卵とじ、煮物のあしらいに。3月の主な産地は愛知・熊本。
  • カリフラワー|盛り ピークです。年間の入荷の16%がこの月に集まります。卸売価格も年間の平均より28%安くなります。
    ほろりとした食感とやさしい甘み。サラダ、グラタン、ポタージュに。3月の主な産地は熊本・愛知。
  • ブロッコリー|盛り ピークです。年間の入荷の14%がこの月に集まります。卸売価格も年間の平均より30%安くなります。
    つぼみが固く締まったものが食べごろ。サラダ、炒め物、シチューに。3月の主な産地は香川・熊本。
  • ターサイ|盛り ピークの終わりです。年間の入荷の14%がこの月です。
    くせのない中国野菜。炒め物、スープに。3月の主な産地は静岡・茨城。
  • ほうれん草(ほうれんそう)|盛り ピークが続きます。年間の入荷の11%がこの月です。卸売価格も年間の平均より27%安くなります。
    寒い時期は葉が厚くなり、甘みが出る。おひたし、ごま和え、ソテーに。3月の主な産地は茨城・群馬。
  • ラディッシュ|盛り ピークが続きます。年間の入荷の11%がこの月です。卸売価格も年間の平均より29%安くなります。
    ほのかな辛みと赤い彩り。サラダ、浅漬けに。3月の主な産地は愛知。
  • さつまいも|盛り ピークの終わりです。年間の入荷の10%がこの月です。卸売価格も年間の平均より11%安くなります。
    ゆっくり加熱すると甘みが引き出される。焼きいも、天ぷら、大学いもに。3月の主な産地は千葉・茨城。
  • かぶ|盛り ピークが続きます。年間の入荷の9%がこの月です。
    根はやわらかく火の通りが早い。葉も使える。煮物、浅漬け、スープに。3月の主な産地は千葉。
  • グリーンピース|走り 少しずつ増えてきます。ピークは4月からです。
    生のものは香りと甘みが違う。豆ご飯、卵とじに。3月の主な産地は鹿児島・和歌山。
  • そら豆(そらまめ)|走り 市場に出始めます。ピークは4月からです。
    ほくほくした食感と独特の香り。塩ゆでのほか、さやごと焼いても。3月の主な産地は鹿児島。
  • ふき|走り 市場に出始めます。ピークは4月からです。
    ほろ苦さと香りを楽しむ。煮物、きゃらぶきに。3月の主な産地は愛知。
  • わらび|走り 市場に出始めます。ピークは5月からです。
    ぬめりとほろ苦さのある山菜。アク抜きをしてから、おひたしや煮物に。3月の主な産地は茨城・栃木。
  • アスパラガス|走り 市場に出始めます。ピークは4月からです。
    穂先の甘みと歯ごたえ。ゆでる、焼く、炒めるのどれにも。3月の主な産地は佐賀・長崎。
  • たけのこ|走り 市場に出始めます。ピークは4月からです。
    掘りたてほどえぐみが少ない。若竹煮、たけのこご飯に。3月の主な産地は熊本・鹿児島。
  • トマト|走り 市場に出始めます。ピークは5月からです。
    酸味と甘みのバランスが持ち味。生食のほか、煮込みやソースにも。3月の主な産地は熊本・栃木。
  • ミニトマト|走り 市場に出始めます。ピークは5月からです。
    ひと口で甘みと酸味が広がる。サラダ、弁当の彩り、マリネに。3月の主な産地は熊本・愛知。
  • じゃがいも|走り 市場に出始めます。ピークは5月からです。
    ほくほくしたものと、ねっとりしたものがある。春の新じゃがは皮ごと使える。3月の主な産地は北海道・鹿児島。
  • きゅうり|走り 市場に出始めます。ピークは4月からです。
    みずみずしい歯切れ。浅漬け、酢の物、サラダに。3月の主な産地は群馬・宮崎。
  • なす|走り 市場に出始めます。ピークは5月からです。
    油と相性がよく、焼く・揚げる・煮るのどれにも向く。3月の主な産地は高知・福岡。

年間を通して出回る定番の野菜(3月も入荷が多いもの)

次の野菜は、月による入荷量の差が小さく、一年中手に入ります。入荷量では旬を決めにくいため、入荷がいちばん多い月、卸売価格が安い月、JAグループが示す旬の季節のいずれかを添えました。

  • セロリ 一年中出回りますが、入荷はこの月がいちばん多くなります。JAは春・秋を旬としています。
    さわやかな香りと歯切れ。サラダ、スープ、炒め物に。3月の主な産地は静岡・愛知。
  • にら 一年中出回ります。JAは春・夏を旬としています。
    強い香りがあり、炒め物、餃子、卵とじに向く。3月の主な産地は栃木・茨城。
  • パセリ 一年中出回りますが、入荷はこの月がいちばん多くなります。卸売価格は年間の平均より44%安い月です。
    さわやかな香りとほろ苦さ。刻んでスープやソースの仕上げに。3月の主な産地は千葉・静岡。
  • わけぎ 一年中出回ります。JAは春・夏を旬としています。
    ねぎより香りがやわらかい。ぬた、薬味に。3月の主な産地は千葉・埼玉。
  • 水菜(みずな) 一年中出回りますが、入荷はこの月がいちばん多くなります。JAは春・冬を旬としています。
    しゃきしゃきした歯ごたえ。鍋、サラダ、はりはり漬けに。3月の主な産地は茨城。
  • チンゲン菜(ちんげんさい) 一年中出回ります。JAは春・秋を旬としています。
    軸はしゃきっと、葉はやわらかい。炒め物、あんかけ、スープに。3月の主な産地は茨城。
  • クレソン 一年中出回ります。入荷がいちばん多いのは12月です。
    ぴりっとした辛み。肉料理の付け合わせ、サラダ、おひたしに。3月の主な産地は栃木。
  • 玉ねぎ(たまねぎ) 一年中出回ります。JAは春・夏を旬としています。
    加熱すると甘みが出る。春先に出る新玉ねぎは辛みが穏やかで生食に向く。3月の主な産地は北海道・静岡。
  • マッシュルーム 一年中出回りますが、入荷はこの月がいちばん多くなります。
    うまみが強い。ソテー、煮込み、スープに。3月の主な産地は茨城・千葉。
  • しいたけ 一年中出回ります。入荷がいちばん多いのは12月です。
    肉厚でうまみが強い。焼く、煮る、鍋に。3月の主な産地は秋田・岩手。
  • エリンギ 一年中出回ります。入荷がいちばん多いのは10月です。
    こりっとした歯ごたえ。ソテー、炒め物、炊き込みご飯に。3月の主な産地は長野・新潟。
  • 小松菜(こまつな) 一年中出回ります。入荷がいちばん多いのは10月です。
    アクが少なく、下ゆでなしで使える。炒め物、みそ汁、おひたしに。3月の主な産地は茨城・埼玉。
  • キャベツ 一年中出回ります。JAは春・冬を旬としています。
    葉のやわらかい春もの、巻きの締まった冬ものと、季節で持ち味が変わる。生でも加熱でも使える。3月の主な産地は愛知・千葉。
  • しめじ 一年中出回ります。入荷がいちばん多いのは10月です。
    くせがなく何にでも合う。炒め物、炊き込みご飯、汁物に。3月の主な産地は長野。
  • なめこ 一年中出回ります。入荷がいちばん多いのは9月です。
    つるりとしたぬめり。みそ汁、おろし和え、そばの具に。3月の主な産地は山形・長野。
  • えのきたけ 一年中出回ります。入荷がいちばん多いのは10月です。
    しゃきしゃきした食感。鍋、みそ汁、ベーコン巻きに。3月の主な産地は長野・新潟。
  • しそ 一年中出回ります。卸売価格は年間の平均より23%安い月です。
    さわやかな香りの薬味。刺身のつま、天ぷら、刻んで和え物に。3月の主な産地は愛知。
  • 大根(だいこん) 一年中出回ります。入荷がいちばん多いのは11月です。
    煮ると味がしみやすく、おろすと辛みが立つ。おでん、ぶり大根、みそ汁に。3月の主な産地は千葉・神奈川。
  • 長芋(ながいも) 一年中出回ります。入荷がいちばん多いのは6月です。
    生ではしゃきしゃき、すりおろすとねばりが出る。とろろ、短冊切り、ソテーに。3月の主な産地は青森・北海道。
  • まいたけ 一年中出回ります。入荷がいちばん多いのは10月です。
    香りとうまみが強い。天ぷら、炊き込みご飯、炒め物に。3月の主な産地は新潟。

3月が旬の果物

3月に盛りを迎える果物は清見、せとか、デコポン(不知火)、はっさく、いちごなどです。

  • 清見(きよみ)|盛り ピークです。年間の入荷の56%がこの月に集まります。
    みかんの甘みとオレンジの香りをあわせ持つ。果汁が多い。3月の主な産地は愛媛・和歌山。
  • せとか|盛り ピークです。年間の入荷の52%がこの月に集まります。
    濃厚な甘みととろける果肉。皮が薄くむきやすい柑橘。3月の主な産地は愛媛。
  • デコポン(不知火)|盛り ピークです。年間の入荷の32%がこの月に集まります。卸売価格も年間の平均より35%安くなります。
    甘みが強く、手でむけて薄皮ごと食べやすい。3月の主な産地は熊本・愛媛。
  • はっさく|盛り ピークです。年間の入荷の31%がこの月に集まります。
    ぷりっとした果肉とほろ苦さ。3月の主な産地は和歌山。
  • いちご|盛り ピークです。年間の入荷の25%がこの月に集まります。
    甘酸っぱさと香りを楽しむ。そのまま、またはジャムやお菓子に。3月の主な産地は栃木。
  • 甘夏(あまなつ)|盛り ピークに入ります。いちばん多いのは4月です。
    さわやかな酸味とほろ苦さ。そのまま、またはマーマレードに。3月の主な産地は熊本・鹿児島。
  • キウイフルーツ|盛り ピークの終わりです。年間の入荷の22%がこの月です。
    甘酸っぱくさわやか。国産は秋に収穫し、追熟させて冬から春に出回る。3月の主な産地は和歌山・愛媛。
  • レモン|盛り ピークの終わりです。年間の入荷の11%がこの月です。卸売価格も年間の平均より29%安くなります。
    さわやかな酸味と香り。果汁も皮も料理やお菓子に使える。3月の主な産地は愛媛・広島。
  • りんご|盛り ピークの終わりです。年間の入荷の11%がこの月です。
    しゃきっとした歯ざわりと甘酸っぱさ。品種が多く、秋から春先まで順に出回る。3月の主な産地は青森。
  • 文旦(ぶんたん)|名残 今季の終わりです。冬の味覚の最後の月になります。
    さっぱりした甘みとほろ苦さ。皮は砂糖漬けにもなる大きな柑橘。3月の主な産地は高知・熊本。
  • はるみ|名残 今季の終わりです。冬の味覚の最後の月になります。
    ぷちぷちした果肉と強い甘み。手でむきやすい柑橘。
  • きんかん|名残 今季の終わりです。冬の味覚の最後の月になります。
    皮ごと食べる小さな柑橘。そのまま、または甘露煮に。3月の主な産地は宮崎。
  • いよかん|名残 今季の終わりです。冬の味覚の最後の月になります。
    香りがよく、果汁が多い。手でむいてそのまま。3月の主な産地は愛媛。

3月が旬の魚介

3月に盛りを迎える魚介はあかがれい、なまこ、さより、やりいか、ぶり、にしんなどです。「通年」とあるものは、年間を通して入荷量の差が小さい食材です。

  • あかがれい|盛り ピークです。年間の入荷の25%がこの月に集まります。
    やわらかな白身。煮つけ、唐揚げ、干物に。3月の主な出荷地は北海道。
  • なまこ|盛り ピークです。年間の入荷の24%がこの月に集まります。
    こりこりした歯ごたえ。薄切りにして酢の物に。3月の主な出荷地は京都・愛媛。
  • さより|盛り ピークです。年間の入荷の24%がこの月に集まります。
    細身で透き通る白身。刺身、すし、天ぷら、吸い物に。3月の主な出荷地は宮城。
  • やりいか|盛り ピークです。年間の入荷の17%がこの月に集まります。
    身がやわらかく甘みがある。刺身、煮つけに。3月の主な出荷地は青森・茨城。
  • ぶり|盛り ピークに入ります。いちばん多いのは4月です。
    出世魚の成魚。照り焼き、ぶり大根、しゃぶしゃぶに。脂ののった冬の寒ぶりが名高いが、東京の市場への入荷量は春と秋に多い。3月の主な出荷地は福岡・三重。
  • にしん|盛り ピークが続きます。年間の入荷の14%がこの月です。
    脂ののった身。塩焼き、煮つけに。数の子はにしんの卵。3月の主な出荷地は北海道・青森。
  • はたはた|盛り ピークです。年間の入荷の14%がこの月に集まります。
    うろこがなく、身離れのよい白身。塩焼き、煮つけ、しょっつる鍋に。3月の主な出荷地は鳥取。
  • いわし(まいわし)|盛り ピークです。年間の入荷の12%がこの月に集まります。卸売価格も年間の平均より11%安くなります。
    脂ののった青魚。刺身、塩焼き、梅煮、つみれに。3月の主な出荷地は鳥取・石川。
  • はまぐり|盛り ピークに入ります。いちばん多いのは5月です。
    上品なだしが出る。お吸い物、焼きはまぐり、酒蒸しに。3月の主な出荷地は千葉・三重。
  • あさり|盛り ピークに入ります。いちばん多いのは4月です。
    うまみの濃いだしが出る。酒蒸し、みそ汁、パスタに。3月の主な出荷地は千葉・静岡。
  • ほっけ|走り 少しずつ増えてきます。ピークは4月からです。
    脂ののったやわらかな身。開き干し、塩焼き、煮つけに。3月の主な出荷地は北海道。
  • とり貝(とりがい)|走り 市場に出始めます。ピークは5月からです。
    しゃきっとした歯ごたえと甘み。すし、刺身、酢の物に。3月の主な出荷地は兵庫・大阪。
  • ほたて|走り 少しずつ増えてきます。ピークは4月からです。
    厚い貝柱の甘み。刺身、バター焼き、フライに。3月の主な出荷地は北海道・青森。
  • めばる|走り 少しずつ増えてきます。ピークは4月からです。
    上品な白身。煮つけ、塩焼きに。3月の主な出荷地は青森・秋田。
  • 真鯛(まだい)|走り 市場に出始めます。ピークは4月からです。
    上品なうまみの白身。刺身、塩焼き、鯛めし、あら煮に。時期は天然ものの入荷量による。3月の主な出荷地は福岡。
  • こういか|走り 少しずつ増えてきます。ピークは10月からです。
    肉厚でやわらかく、甘みがある。刺身、天ぷら、煮物に。3月の主な出荷地は兵庫。
  • 毛がに(けがに)|走り 市場に出始めます。ピークは4月からです。
    身は甘く、濃厚なかにみそが持ち味。ゆでてそのまま。3月の主な出荷地は北海道・岩手。
  • さわら|走り 市場に出始めます。ピークは4月からです。
    やわらかく、くせのない身。西京焼き、塩焼き、照り焼きに。3月の主な出荷地は千葉・福岡。
  • まがれい|走り 市場に出始めます。ピークは4月からです。
    くせのない白身。煮つけ、唐揚げ、塩焼きに。3月の主な出荷地は北海道。
  • かつお|走り 市場に出始めます。ピークは5月からです。
    春の初がつおはさっぱり、秋の戻りがつおは脂がのる。たたき、刺身に。3月の主な出荷地は鹿児島・宮崎。
  • さば|通年 一年中出回ります。入荷がいちばん多いのは4月です。
    脂ののった青魚。塩焼き、みそ煮、しめさばに。3月の主な出荷地は静岡・千葉。
  • たこ|通年 一年中出回ります。入荷がいちばん多いのは12月です。
    弾力のある歯ごたえ。刺身、酢の物、たこ飯、煮物に。3月の主な出荷地は北海道。

3月の出回りを数字で見る

この一覧の「盛り・走り・名残」は、東京都中央卸売市場に入荷した量を月別に見て決めています。入荷がもっとも多い月の8割以上ある月を「盛り」、盛りに向かう手前の時期を「走り」、盛りを過ぎた時期を「名残」としました。

3月に入荷が集中する食材は次のとおりです。

  • 清見:年間の入荷量の約56%が3月に集まる
  • せとか:年間の入荷量の約52%が3月に集まる
  • ふきのとう:年間の入荷量の約38%が3月に集まる
  • デコポン(不知火):年間の入荷量の約32%が3月に集まる
  • たらの芽:年間の入荷量の約32%が3月に集まる
  • はっさく:年間の入荷量の約31%が3月に集まる

3月に値ごろになる食材

旬の食材は、たくさん出回るぶん値ごろになります。次の食材は、3月の卸売価格が年間でもっとも安い水準でした(東京都中央卸売市場・2025年の月平均)。店頭の価格とは異なりますが、買い出しや仕入れの目安になります。

  • デコポン(不知火):1kgあたり約545円(年間の平均は約724円)
  • なまこ:1kgあたり約1,232円(年間の平均は約1,600円)
  • スナップえんどう:1kgあたり約1,094円(年間の平均は約1,267円)
  • カリフラワー:1kgあたり約205円(年間の平均は約285円)
  • ブロッコリー:1kgあたり約350円(年間の平均は約500円)
  • はたはた:1kgあたり約1,121円(年間の平均は約1,514円)
  • いわし(まいわし):1kgあたり約430円(年間の平均は約482円)
  • ほうれん草:1kgあたり約462円(年間の平均は約629円)

3月の食材の選び方と保存のコツ

3月に盛りを迎える野菜と果物から、選び方と保存のしかたをまとめました。

  • 菜の花
    選び方:つぼみが固く、開く前のもの。切り口がみずみずしいもの。
    保存:束ねたテープを外し、湿らせたキッチンペーパーで包んで野菜室で2〜3日。
  • うど
    選び方:穂先がぴんとして、茎が白く太くまっすぐなもの。うぶ毛が密生しているものが新しい。
    保存:光に当たるとかたくなるので、新聞紙に包んで冷暗所へ。なるべく早く食べる。
  • さやえんどう
    選び方:鮮やかな緑でつやとはりがあり、豆が目立たないもの。先のひげが白くぴんとしているもの。
    保存:鮮度が落ちやすい。袋に入れて野菜室へ入れ、早めにゆでて使う。
  • カリフラワー
    選び方:白いつぼみが固く締まり、こんもり盛り上がっていて、持つと重いもの。
    保存:ラップで包んで野菜室へ。すぐ使わないときは、かためにゆでて冷蔵か冷凍にする。
  • デコポン(不知火)
    選び方:濃いだいだい色で、皮にはりがあってなめらかなもの。
    保存:常温でも置けるが、保存袋に入れて野菜室に入れると1〜2週間もつ。
  • いちご
    選び方:へたの近くまで色づき、はりがあるもの。へたの緑が濃く、乾いていないもの。
    保存:傷みやすいので早めに食べる。保存するときは洗わずにラップをかけて野菜室へ。

3月の旬の食材 よくある質問

3月の旬の野菜は何ですか。

3月に盛りを迎える野菜はふきのとう、たらの芽、菜の花、うど、スナップえんどう、さやえんどうなどです。出始めの走りにはグリーンピース、そら豆、ふき、わらびがあります。

3月の旬の果物は何ですか。

3月に盛りを迎える果物は清見、せとか、デコポン(不知火)、はっさく、いちごなどです。

3月の旬の魚介は何ですか。

3月に盛りを迎える魚介はあかがれい、なまこ、さより、やりいか、ぶり、にしんなどです。

3月と4月で、旬の食材はどう変わりますか。

3月で盛りを終えるのはふきのとう、たらの芽、菜の花、カリフラワー、ブロッコリー、ターサイなどです。4月に新しく盛りを迎えるのはたけのこ、ふき、そら豆、グリーンピース、アスパラガス、きゅうりなどです。

「走り・盛り・名残」はどのように決めていますか。

東京都中央卸売市場への月別の入荷量をもとにしています。入荷がもっとも多い月の8割以上ある月を盛り、その手前を走り、過ぎた時期を名残としました。産地での収穫期や、味がもっともよい時期とは一致しない場合があります。

前の月・次の月の旬の食材

3月の献立と行事食を見る

3月の食材を使った献立や、行事に合わせた料理は、次のページにまとめています。

3月の食材を取り寄せたいときや、関連する話題は、次のページもあわせてご覧ください。

データの出典と見方

  • 出回り時期・産地・卸売価格:東京都中央卸売市場「市場統計情報(月報・年報)」2025年の明細データを集計。野菜と果物は国産のみ
  • 通年で出回る野菜の旬の季節、野菜と果物の選び方・保存:JAグループ「とれたて大百科」の各品目の解説を参考にしました

いずれも東京の市場への入荷をもとにした目安です。産地や地域、その年の天候によって、出回る時期は前後します。出荷地は統計上の区分で、水揚げ地とは一致しない場合があります。(最終更新:2026年9月)