切り方図鑑|素材別に見る
玉ねぎの切り方
玉ねぎは、切り方で食感と存在感が大きく変わる素材です。生で軽く食べたいのか、煮込みで形を残したいのか、香味として全体になじませたいのかで選びます。
- まず覚える薄切り、くし形切り、みじん切り
- 料理の軸生食、炒め物、煮込み、ハンバーグや餃子
- 迷いやすい点繊維に沿うか、繊維を断つかで口当たりが変わります。
- 所要時間玉ねぎ1個で3〜5分
- 難易度★☆☆(包丁に慣れていなくても)
- 道具三徳包丁・まな板
玉ねぎの切り方 早見表
作りたい料理から選べるように、玉ねぎでよく使う切り方をまとめました。厚さは目安なので、料理に合わせて調整してください。
| 作りたい料理 | 向く切り方 | 厚さ・大きさの目安 |
|---|---|---|
| サラダ・マリネ | 薄切り(繊維を断つ) | 1〜2mm |
| 炒め物 | 薄切り(繊維に沿う) | 2〜3mm |
| カレー・シチュー・煮込み | くし形切り | 1個を6〜8等分 |
| ハンバーグ・餃子 | みじん切り(細かめ) | 2〜3mm角 |
| ソース・スープ | みじん切り(粗め) | 5mm角前後 |
| 具だくさんのスープ・炒め物 | 角切り | 1〜1.5cm角 |
数値は目安です。素材の大きさや料理に合わせて前後してかまいません。
玉ねぎでまず覚えたい切り方
素材別ページでは、切り方の名前を増やすより、今日の料理で迷いやすい選び方を先に見ます。詳しい手順は、それぞれの切り方記事へ進めます。

料理別の選び方
迷ったときの決め方
同じ素材でも、料理が変われば向く切り方も変わります。最初はよく使う2、3種類だけ覚え、慣れてきたらほかの切り方へ広げます。
繊維に沿う・断つで何が変わるか
玉ねぎは芯(根元)から上に向かって繊維が走っています。この繊維に沿って切るか、断つように切るかで、同じ薄切りでも仕上がりが変わります。
| 切る向き | 仕上がり | 向く料理 |
|---|---|---|
| 繊維に沿う(縦に切る) | 形が残りやすく、炒めても存在感が出る。辛みは残りやすい | 炒め物、煮込み、カレー |
| 繊維を断つ(横に切る) | 口当たりがやわらかく、辛みが抜けやすい | サラダ、マリネ、薬味 |
生で食べるときは繊維を断つ向きにして、水にさらすか空気にふれさせると辛みがやわらぎます。
目にしみにくくする切り方
玉ねぎを切ると目にしみるのは、切ったときに出る成分が空気中に広がるためです。完全には防げませんが、次の工夫で軽くなります。
- 切る30分ほど前に冷蔵庫で冷やしておく
- 成分が多い芯(根元)は最後に切る
- 換気扇を回す、窓を開けるなど空気を動かす
- 包丁をよく研いでおく(つぶさずに切れると出にくくなります)
新玉ねぎ・紫玉ねぎの扱い
新玉ねぎは水分が多くやわらかいので、薄切りにすると崩れやすくなります。サラダに使うときは少し厚め(2〜3mm)にすると食感が残ります。辛みも穏やかなので、水にさらす時間は短めで十分です。
紫玉ねぎは色を活かしたいので、繊維を断つ薄切りにしてサラダやマリネに。水にさらしすぎると色が薄くなるため、さらす場合は5分以内にとどめます。
切ったあとの保存
切った玉ねぎは切り口から乾きやすいので、保存容器かラップで包んで冷蔵庫へ。2〜3日を目安に使い切ります。
みじん切りやくし形切りは冷凍もできます。1回分ずつ小分けにして薄く平らにしておくと、凍ったまま鍋やフライパンに入れられます。冷凍すると食感はやわらかくなるので、炒め物より煮込みやソース向きです。
よくある質問
- 玉ねぎの薄切りは繊維に沿う?断つ?
- サラダなど生で食べるときは繊維を断つ向き、炒め物や煮込みで形を残したいときは繊維に沿う向きが向きます。断つ向きは口当たりがやわらかく辛みも抜けやすく、沿う向きは加熱しても崩れにくいのが理由です。
- 玉ねぎで涙が出にくくするには?
- 切る前に冷蔵庫で冷やす、芯(根元)を最後に切る、換気する、よく切れる包丁を使う、の4つが効きます。細胞をつぶさずに切れるほど、目にしみる成分が出にくくなります。
- カレーの玉ねぎは何切りが向く?
- 形を残したいならくし形切り(1個を6〜8等分)、溶け込ませて甘みを出したいなら薄切りかみじん切りが向きます。両方を混ぜると、食感と甘みの両方が出ます。



