高千穂峡の真名井の滝と、柱状節理の崖の間を進むボート(5月の写真)

宮崎の紅葉なら高千穂峡|1か所選ぶ理由と、ボートでの見方

宮崎の紅葉でまず名前が挙がるのは、高千穂町の高千穂峡です。阿蘇の火砕流がつくった柱状節理の断崖が約7km続く峡谷で、11月中旬から下旬にかけて、真名井の滝の周りや遊歩道沿いのモミジが色づきます。ボートで川面から見上げる紅葉は、ほかではなかなか見られない景色です。宮崎で1か所選ぶなら、ここがいちばん確実です。

宮崎の紅葉といったら、まず高千穂峡

宮崎の代表|例年11月中旬〜下旬

西臼杵郡高千穂町

高千穂峡

五ヶ瀬川の峡谷で、高さ80〜100mの断崖の間に真名井の滝が落ちます。峡谷沿いの遊歩道を歩きながら、御橋やおのころ池、滝見台から紅葉を見られます。貸しボートで川に出ると、断崖と滝と紅葉を下から見上げる景色になります。ライトアップが行われる時期もあります。

例年の見頃 11月中旬から下旬
昨年の見頃 2025年は11月26日〜12月4日ごろ(ウォーカープラスの記録)
見どころ 真名井の滝、御橋、おのころ池(池に映る紅葉)、滝見台
ボート 貸しボートあり。料金と受付時間は公式で確認
駐車場 御塩井駐車場・あららぎ駐車場 普通車1,000円(ウォーカープラス)
ライトアップ ウォーカープラスの記載では「あり」。実施日は公式で確認

高千穂峡をすすめる理由

県の紅葉人気ランキングで1位、口コミは1,646件

ウォーカープラス(KADOKAWA)の「宮崎県の紅葉名所人気ランキング」(アクセス数順、2026年9月23日時点)で、高千穂峡は1位です。じゃらんnetの口コミも1,646件・4.4点と、県内で抜けて多くなっています。紅葉の時期に絞った「高千穂峡の紅葉」という項目もあり、こちらは24件・4.5点です。

ウォーカープラス順位 スポット 市町村 じゃらんnet口コミ
1 高千穂峡 高千穂町 1,646件・4.4点
2 えびの高原 えびの市 298件・4.2点
3 北郷 日南市 —
4 祖母山 高千穂町 33件・4.2点
5 五ヶ瀬渓谷 五ヶ瀬町 12件・4.0点(紅葉の項目)

2位のえびの高原は、霧島連山の高原で、10月下旬から11月上旬と高千穂峡より早く色づきます。宮崎の紅葉を調べる人の関心と、行った人の数の両方で、高千穂峡が抜けています。

神話の町と一緒に

高千穂は天孫降臨の神話の舞台とされる町で、高千穂神社や天岩戸神社、夜神楽でも知られます。高千穂峡の紅葉を見た後に神社をめぐる、1泊の旅が組めます。

行った人の声は「滝と紅葉の対比」と「ボートは必須」

じゃらんnetの高千穂峡と高千穂峡の紅葉の口コミを参照し、よくある声としてまとめました(2026年9月更新)。紅葉の時期に行った人からは、何本もの滝の流れと赤や黄色の紅葉の対比に感動した、おのころ池の紅葉がオレンジ色できれいだった、という声があります。11月中旬ではまだ少し早かった、という声と、少し早いかと思ったら見頃だった、という声の両方があり、年によって差があります。高千穂峡全体の口コミでは、ボートは必須、漕ぐのが難しい、駐車場へ行くのに観光客が写真を撮る橋を渡らないといけない、という声もありました。

編集部として、宮崎で1か所選ぶなら高千穂峡です

数字と口コミを並べたうえで判断を書きます。宮崎で紅葉を1か所だけ見に行くなら、高千穂峡です。紅葉の人気ランキングで県内1位、口コミも県内で最も多いこと、柱状節理の断崖と滝と紅葉の組み合わせがほかにないこと、神話の町と一緒に楽しめること。この3つが理由です。

弱点も書いておきます。宮崎市や延岡から車で1時間以上かかる山あいの町で、見頃の週末は駐車場とボート乗り場が混み合います。ボートは待ち時間が長くなることがあるので、朝早い時間に行ってください。

見頃は11月下旬が中心

大カードの「11月中旬から下旬」は例年の幅で、2025年は11月26日から12月4日ごろが見頃でした。出発前は高千穂町観光協会の発信で、その年の色づきを確認してください。

宮崎全体では、霧島の高原から高千穂と日南へ

色づく順に2つのまとまりがある

宮崎の紅葉は、霧島連山のえびの高原から始まり、11月中旬以降に高千穂峡や五ヶ瀬、日南の北郷へ進みます。

時期 主な場所 特徴
10月下旬〜11月中旬 えびの高原、祖母山、北郷 霧島の高原、九州山地の山、一本モミジ
11月中旬〜12月上旬 高千穂峡、五ヶ瀬渓谷、見立渓谷 柱状節理の峡谷と渓谷

えびの高原は早めの紅葉

えびの市のえびの高原は、霧島連山の中にある高原で、ドウダンツツジやカエデ、ミズナラが色づきます。2025年は11月4日から16日ごろが見頃でした(ウォーカープラス)。九州道のえびのICから約30分です。

県内のほかのおすすめ

霧島の高原|例年10月下旬〜11月上旬

えびの市

えびの高原

火山の山々に囲まれた高原で、池めぐりの自然探勝路を歩きながら紅葉を見られます。じゃらんnetの口コミは298件・4.2点です。

昨年の見頃 2025年は11月4日〜16日ごろ(ウォーカープラスの記録)
行き方 九州道えびのICから約30分。駐車場 乗用車500円
注意 火山の活動状況で立ち入りが制限される場所がある。最新の情報を確認
一本モミジ|例年11月上旬〜中旬

日南市北郷町

北郷

山を背景に一本のイロハモミジが浮かび上がる景色が知られています。駐車場は4台ほどと小さいので、譲り合って見てください。

行き方 東九州道 日南北郷ICから約30分

公式確認はこれから

名前だけ挙げておきたい2か所

次の場所も人気ランキングの上位に入っています。この記事では公式ページで細かい日程まで確認できていないため、行き先の候補として名前だけ挙げておきます。

  • 五ヶ瀬渓谷(五ヶ瀬町) 高千穂の上流の渓谷
  • 祖母山(高千穂町) 九州山地の山。登山で紅葉を見る

出かける前に決めておくこと

ボートは朝一番に

高千穂峡の貸しボートは、紅葉の時期は待ち時間が長くなります。口コミには、早朝6時に行って雨の合間に景色を楽しめた、という声もありました。ボートに乗るなら、受付開始に合わせて行ってください。

駐車場の場所を確認する

高千穂峡の周りには複数の駐車場があり、場所によっては遊歩道の坂を上り下りすることになります。口コミにも、帰りの上り坂が気がかりだったが乗合タクシーが使えた、という声がありました。駐車場の場所と料金は、高千穂町観光協会で確認してください。

車とタクシー

  • 車:九州中央道 山都通潤橋ICから国道445号・218号経由で約50分(ウォーカープラス)
  • 公共交通:JR延岡駅からタクシーで約50分、または延岡・熊本方面からのバスで高千穂バスセンターへ、タクシーで約5分

紅葉のあとに、宮崎で何を食べるか

11月の旬から決める

紅葉の時期は、食材が秋から冬へ切り替わる時期でもあります。11月に出回る野菜・果物・魚介は11月の旬の食材一覧にまとめています。紅葉を見て冷えた体には、旬の食材を使った温かい汁物や鍋がいちばん合います。

宮崎の郷土料理と名物

高千穂では、竹の樋に流す流しそうめんや、高千穂牛が名物です。宮崎市内へ下りれば、チキン南蛮や冷や汁、地鶏の炭火焼きも選べます。

家庭の味は宮崎の郷土料理に、外で食べる名物とランチは宮崎でしか食べられないグルメに、持ち帰る土産は宮崎の名物土産にまとめています。県全体の見どころは宮崎のエリアガイドから探せます。

よくある質問

宮崎の紅葉で最初に行くならどこですか?

高千穂町の高千穂峡です。ウォーカープラスの宮崎県の紅葉名所人気ランキングで1位(2026年9月23日時点)、じゃらんnetの口コミも1,646件あります。例年11月中旬から下旬が見頃です。

高千穂峡の紅葉はボートから見られますか?

見られます。貸しボートで川に出ると、断崖と真名井の滝と紅葉を下から見上げられます。紅葉の時期は待ち時間が長くなるので、朝早くがおすすめです。

10月に宮崎で紅葉を見るならどこですか?

えびの高原です。例年10月下旬から11月上旬が見頃で、高千穂峡より早く色づきます。

今年の見頃はどこで確認できますか?

高千穂町や、日南市観光協会の公式サイトで確認できます。この記事の見頃は例年の幅で、その年の気温で前後します。

シリーズ

近くの県の紅葉

全国47都道府県の「まずここ」は、紅葉の全国目次に見頃の早い順でまとめています。宮崎とあわせて回りやすい近くの県はこちらです。

参考にした公式情報と資料

日程・料金・アクセスは、次の一次情報で確認しています。出かける前は、各ページの最新の案内をご覧ください。

人気と露出の根拠にした旅行メディア

「人気がある」「よく取り上げられている」の根拠です。

参考にした口コミ・旅行サイト

「行った人の声」は、次のサイトの口コミを参照し、よくある声としてまとめたものです(2026年9月更新)。個別の投稿は引用していません。

この記事の数字と日程について

  • 人気の順位 ウォーカープラス「宮崎県の紅葉名所人気ランキング」(ページのアクセス数順)の2026年9月23日時点の順位です。順位は日々変わります。口コミ件数はじゃらんnetの2026年9月23日時点の表示です。
  • 例年の見頃 幅で示しています。色づきはその年の気温で1〜2週間前後します。出発日を決めるときは各公式ページで、その年の発表を確認してください。
  • 日程・料金・交通 2026年9月23日に高千穂町・日南市観光協会の公式ページと、ウォーカープラスの各スポットページ(2025年以前の情報を含む)で確認しました。以降に変更されることがあります。
  • 口コミ じゃらんnetの口コミを参照し、よくある声としてまとめたものです(2026年9月更新)。個別の投稿文は引用していません。感じ方には個人差があります。
  • アイキャッチ写真 5月に撮影された高千穂峡の写真です。紅葉の時期の写真で、自由に使えるものは見つかりませんでした。
  • 写真 Wikimedia Commons よりCC BY 2.0(表示)の写真を縮小して利用しています。
  • アイキャッチ写真 Raita Futo from Tokyo, Japan「Takachiho Gorge (52133238863).jpg」(CC BY 2.0、Wikimedia Commons)。撮影者や施設がこの記事を推奨しているわけではありません。