中津市耶馬溪町大島の紅葉。赤く色づいたモミジの向こうに朱色の橋が見える

大分の紅葉なら耶馬渓|1か所選ぶ理由と、一目八景の見方

大分の紅葉でまず名前が挙がるのは、中津市の耶馬渓です。山国川と支流がつくった奇岩の渓谷で、特に深耶馬渓の「一目八景」では、展望台から8つの奇岩の峰と紅葉を一度に見渡せます。耶馬渓ダムの溪石園ではライトアップもあり、昼と夜で紅葉を楽しめます。大分で1か所選ぶなら、ここから決めるのがいちばん確実です。

大分の紅葉といったら、まず耶馬渓

大分の代表|例年11月上旬〜下旬

中津市耶馬溪町・山国町

耶馬渓(深耶馬渓・一目八景)

耶馬渓は、本耶馬渓、深耶馬渓、裏耶馬渓などに分かれる広い渓谷の総称で、奇岩の峰が続く景色は国の名勝に指定されています。紅葉の中心は深耶馬渓の一目八景で、展望台から海望嶺や仙人岩などの岩峰と紅葉を見渡せます。一目八景の周りには土産物店や食事処が並びます。

例年の見頃 11月上旬から下旬
昨年の見頃 2025年は11月14日〜30日ごろ(ウォーカープラスの記録)
ライトアップ 溪石園・深耶馬渓の「ひさしもみじ」ライトアップ(2025年は11月1日〜12月1日、ウォーカープラス)
見どころ 一目八景展望台、耶馬渓ダム記念公園 溪石園
駐車場 一目八景の周りは土産物店の駐車場が中心。溪石園は耶馬渓ダムの無料駐車場

耶馬渓をすすめる理由

県の紅葉人気ランキングの上位に、耶馬渓が2つ

ウォーカープラス(KADOKAWA)の「大分県の紅葉名所人気ランキング」(アクセス数順、2026年9月23日時点)で、耶馬渓ダム記念公園 溪石園が2位、深耶馬渓が4位です。同じ耶馬渓の場所が上位に2つ入っています。

ウォーカープラス順位 スポット 市町 例年の見頃
1 くじゅう連山 竹田市・九重町 10月下旬〜11月中旬
2 耶馬渓ダム記念公園 溪石園 中津市 11月上旬〜中旬
3 由布岳 由布市 10月下旬〜11月下旬
4 深耶馬渓 中津市 11月上旬〜下旬
6 九酔渓 九重町 —

1位のくじゅう連山は、登山で大船山の御池などを目指す山の紅葉で、登山の装備と体力が要ります。3位の由布岳も登山の山です。登らずに紅葉の名所を見られる場所としては、耶馬渓が大分の中心になります。

一目で8つの奇岩と紅葉

深耶馬渓の一目八景は、展望台に立つだけで、奇岩の峰々と紅葉を一度に見渡せる場所です。口コミでも、展望所であたりの岩山の紅葉を満喫できた、辺り一面が絶景だった、という声が多くありました。岩峰と紅葉の組み合わせは、耶馬渓ならではの景色です。

行った人の声は「紅葉の季節が一番」と「展望台は人でいっぱい」

じゃらんnetの一目八景展望台の口コミ(51件・4.2点)を参照し、よくある声としてまとめました(2026年9月更新)。紅葉の季節が一番きれい、見に行く価値がある、という声が並びます。一方で、紅葉の時期は展望台が人でいっぱいだった、近くの駐車場はお土産屋さんの駐車場ばかり、という声もありました。露店が多く出てお土産も買えた、という声もあります。

編集部として、大分で1か所選ぶなら耶馬渓です

数字と口コミを並べたうえで判断を書きます。大分で紅葉を1か所だけ見に行くなら、耶馬渓です。人気ランキングの上位に耶馬渓の場所が2つ入っていること、奇岩と紅葉を展望台から一度に見られる景色、登山をしなくても昼と夜の紅葉を見られること。この3つが理由です。

弱点も書いておきます。見頃の週末は一目八景の周りの道路と駐車場が混み、展望台も人でいっぱいになります。公共交通は本数が少なく、車での移動が中心になります。

見頃は11月中旬から下旬

大カードの「11月上旬から下旬」は例年の幅で、2025年は11月14日から30日ごろが見頃でした。出発前は中津市の発信で、その年の色づきとライトアップの日程を確認してください。

深耶馬渓の石碑と、その周りで赤や橙に色づいたモミジ
深耶馬渓(中津市耶馬溪町深耶馬)の紅葉。写真:kajikawa/CC BY 3.0(Wikimedia Commons)

大分全体では、くじゅうの山から耶馬渓と別府へ

色づく順に2つのまとまりがある

大分の紅葉は、10月下旬にくじゅう連山や由布岳の山から始まり、11月に耶馬渓や九酔渓、別府へ進みます。

時期 主な場所 特徴
10月下旬〜11月中旬 くじゅう連山、由布岳 登山で見る山の紅葉
11月上旬〜下旬 耶馬渓、九酔渓、別府ロープウェイ 奇岩の渓谷、九重の渓谷、温泉地のロープウェイ

九酔渓と九重夢大吊橋

九重町の九酔渓は、じゃらんnetの口コミが280件ある渓谷で、近くには九重夢大吊橋もあります。耶馬渓から九重方面へ車で回れば、1日で2つの渓谷の紅葉を見られます。

県内のほかのおすすめ

山の紅葉|例年10月下旬〜11月中旬

竹田市・九重町

くじゅう連山

九州本土の最高峰を含む山々で、大船山の御池の周りの紅葉が知られています。ウォーカープラスの人気ランキングで県内1位です。登山の装備が必要です。

口コミ じゃらんnet 109件・4.5点
行き方 赤川登山口へは大分道九重ICから約1時間
渓谷の紅葉|例年11月上旬〜中旬

玖珠郡九重町

九酔渓

鳴子川沿いの渓谷で、道路沿いに紅葉が続きます。九重夢大吊橋と組み合わせて回れます。

口コミ じゃらんnet 280件・4.1点

公式確認はこれから

名前だけ挙げておきたい2か所

次の場所も人気ランキングの上位に入っています。この記事では公式ページで細かい日程まで確認できていないため、行き先の候補として名前だけ挙げておきます。

  • 由布岳(由布市) 湯布院の山。登山で紅葉を見る。例年10月下旬〜11月下旬
  • 別府ロープウェイ(別府市) 鶴見岳へ上がるロープウェイ

出かける前に決めておくこと

一目八景は朝のうちに

口コミでは、紅葉の時期の展望台は人でいっぱい、という声がありました。見頃の週末は朝のうちに着くと、駐車場も展望台も比較的落ち着いています。周りの駐車場は土産物店のものが中心なので、買い物や食事とあわせて使ってください。

夜は溪石園のライトアップ

耶馬渓ダム記念公園の溪石園や深耶馬渓では、2025年は11月1日から12月1日にライトアップが行われました。昼に一目八景、夕方から溪石園という回り方ができます。

車で行くのが基本

  • 車:溪石園へは大分道日田ICから約40分、深耶馬渓へは玖珠ICから約20分(ウォーカープラス)
  • 公共交通:JR豊後森駅からバスで約20分(深耶馬渓)。本数が少ないので時刻を確認

紅葉のあとに、大分で何を食べるか

11月の旬から決める

紅葉の時期は、食材が秋から冬へ切り替わる時期でもあります。11月に出回る野菜・果物・魚介は11月の旬の食材一覧にまとめています。紅葉を見て冷えた体には、旬の食材を使った温かい汁物や鍋がいちばん合います。

大分の郷土料理と名物

大分はとり天とだんご汁、関あじ・関さばの土地です。耶馬渓のある中津は唐揚げの町として知られ、帰りに専門店に寄る人も多くいます。

家庭の味は大分の郷土料理に、外で食べる名物とランチは大分でしか食べられないグルメに、持ち帰る土産は大分の名物土産にまとめています。県全体の見どころは大分のエリアガイドから探せます。

よくある質問

大分の紅葉で最初に行くならどこですか?

中津市の耶馬渓です。ウォーカープラスの大分県の紅葉名所人気ランキングで溪石園が2位、深耶馬渓が4位(2026年9月23日時点)と、上位に2つ入っています。例年11月上旬から下旬が見頃です。

一目八景とは何ですか?

深耶馬渓の展望台から、8つの奇岩の峰を一度に見渡せる景色のことです。紅葉の時期は岩峰と紅葉の組み合わせが見どころです。

登山で紅葉を見るならどこですか?

くじゅう連山や由布岳です。例年10月下旬から11月中旬が見頃で、登山の装備が必要です。

今年の見頃はどこで確認できますか?

中津市や竹田市、九重町の公式サイトで確認できます。この記事の見頃は例年の幅で、その年の気温で前後します。

シリーズ

近くの県の紅葉

全国47都道府県の「まずここ」は、紅葉の全国目次に見頃の早い順でまとめています。大分とあわせて回りやすい近くの県はこちらです。

参考にした公式情報と資料

日程・料金・アクセスは、次の一次情報で確認しています。出かける前は、各ページの最新の案内をご覧ください。

人気と露出の根拠にした旅行メディア

「人気がある」「よく取り上げられている」の根拠です。

参考にした口コミ・旅行サイト

「行った人の声」は、次のサイトの口コミを参照し、よくある声としてまとめたものです(2026年9月更新)。個別の投稿は引用していません。

この記事の数字と日程について

  • 人気の順位 ウォーカープラス「大分県の紅葉名所人気ランキング」(ページのアクセス数順)の2026年9月23日時点の順位です。順位は日々変わります。口コミ件数はじゃらんnetの2026年9月23日時点の表示です。
  • 例年の見頃 幅で示しています。色づきはその年の気温で1〜2週間前後します。出発日を決めるときは各公式ページで、その年の発表を確認してください。
  • 日程・料金・交通 2026年9月23日に中津市・竹田市の公式ページと、ウォーカープラスの各スポットページ(2025年以前の情報を含む)で確認しました。以降に変更されることがあります。
  • 口コミ じゃらんnetの口コミを参照し、よくある声としてまとめたものです(2026年9月更新)。個別の投稿文は引用していません。感じ方には個人差があります。
  • 写真 Wikimedia Commons よりCC BY 3.0(表示)の写真を縮小して利用しています。
  • アイキャッチ写真 kajikawa「Yabakeimachi Oaza Oshima, Nakatsu, Oita Prefecture 871-0431, Japan – panoramio (17).jpg」(CC BY 3.0、Wikimedia Commons)。撮影者や施設がこの記事を推奨しているわけではありません。