六義園の池と雪吊りの松。池の周りの木々が赤や黄色に色づく

東京の紅葉なら六義園|1か所選ぶ理由と、見頃と混雑の読み方

東京の紅葉でまず名前が挙がるのは、文京区の六義園です。江戸時代の大名庭園で、池の周りのイロハカエデやドウダンツツジ、イチョウが11月下旬から12月中旬に色づきます。JR駒込駅から歩いて7分。都心にいながら、池と築山と紅葉がそろった景色を見られます。東京で1か所選ぶなら、ここがいちばん確実です。

東京の紅葉といったら、まず六義園

東京の代表|例年11月下旬〜12月中旬

文京区本駒込

六義園

五代将軍綱吉の側用人、柳沢吉保が造った回遊式の大名庭園です。池を中心に園路がめぐり、つつじ茶屋や山陰橋の周りに特にカエデが多く集まります。紅葉の時期には、夜に庭園を照らすライトアップが行われる年があり、昼と夜で違う景色を見られます。

例年の見頃 11月下旬から12月中旬
昨年の見頃 2025年は11月21日〜12月8日ごろ(ウォーカープラスの記録)
見どころ つつじ茶屋、山陰橋、池の周り
ライトアップ あり(年によって日程が変わる。公式で確認)
料金 入園は有料。料金と開園時間は東京都公園協会の公式ページで確認
駐車場 なし

六義園をすすめる理由

都内の紅葉人気ランキングで1位

ウォーカープラス(KADOKAWA)の「東京都の紅葉名所人気ランキング」(アクセス数順、2026年9月23日時点)で、六義園は1位です。じゃらんnetの口コミも908件・4.2点あり、2位の明治神宮外苑(722件)を上回ります。

ウォーカープラス順位 スポット 区市町村 じゃらんnet口コミ
1 六義園 文京区 908件・4.2点
2 明治神宮外苑 新宿区・港区 722件・4.1点
3 奥多摩(奥多摩湖畔) 奥多摩町 —
4 国営昭和記念公園 立川市 2,684件・4.3点
5 御岳山 青梅市 299件・4.3点

口コミ件数だけなら、4位の国営昭和記念公園がいちばん多くなります。ただし昭和記念公園は一年中人が訪れる広い公園で、口コミの多くは紅葉以外の季節のものです。紅葉を目的に調べる人がいちばん多く見ているのは六義園で、紅葉の名所としての位置づけがはっきりしています。

駅から7分、雨でも組める

六義園はJR山手線・東京メトロ南北線の駒込駅から徒歩7分、都営三田線の千石駅から徒歩10分です。東京の紅葉の名所の多くが郊外の山にある中、平日の仕事帰りや雨の合間でも寄れる距離にあります。池の周りを一周して1時間ほどなので、ほかの予定と組み合わせやすいのも強みです。

行った人の声は「多彩な色」と「見頃は12月初め」

じゃらんnetの六義園の口コミを参照し、よくある声としてまとめました(2026年9月更新)。紅葉は枝垂れ桜より素晴らしい、本数が多く赤・橙・黄・黄緑と多彩な色を楽しめる、駅の近くとは思えないほど広く美しい、という声が多くあります。一方で、11月下旬に行ったらまだ少し早かった、見頃は12月初めでは、という声が繰り返し出てきます。昼の12時から15時が混雑するとウォーカープラスも案内しています。

編集部として、東京で1か所選ぶなら六義園です

数字と口コミを並べたうえで判断を書きます。東京で紅葉を1か所だけ見に行くなら、六義園です。紅葉の人気ランキングで都内1位であること、池と築山と紅葉がそろう大名庭園の景色は、ほかの公園の紅葉と違うこと、駅から7分で行けて昼と夜の両方で紅葉を見られること。この3つが理由です。

弱点も書いておきます。見頃の週末の昼は混み合い、ライトアップの時期は入園待ちの列ができることがあります。山全体が色づく景色を見たいなら、奥多摩や御岳山、高尾山のほうが合います。

見頃は12月上旬が中心

大カードの「11月下旬から12月中旬」は例年の幅で、2025年は11月21日から12月8日ごろが見頃でした。口コミでも12月初めがよいという声が多くあります。出発前は東京都公園協会の発信で、その年の色づきとライトアップの日程を確認してください。

ライトアップされた六義園のカエデ。赤い葉が夜空の下で明るく浮かぶ
六義園のカエデのライトアップ。紅葉の時期に夜間の特別公開が行われる年があります。写真:Raita Futo from Tokyo, Japan/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

東京全体では、奥多摩の山から都心の庭園へ

色づく順に3つのまとまりがある

東京の紅葉は、西の奥多摩の山から始まり、高尾山や御岳山、最後に都心の庭園と並木へと進みます。10月下旬から12月中旬まで、1か月半ほどどこかで紅葉が見られます。

時期 主な場所 特徴
10月下旬〜11月中旬 奥多摩湖畔、御岳山 多摩の山と湖。御岳山はケーブルカーで上がる
11月中旬〜12月上旬 高尾山、国営昭和記念公園、明治神宮外苑 山と公園、イチョウ並木
11月下旬〜12月中旬 六義園、浜離宮恩賜庭園 都心の大名庭園

黄葉なら明治神宮外苑のイチョウ並木

明治神宮外苑のイチョウ並木は、約300mの並木道が黄色に染まる東京の秋の定番です。例年の見頃は11月中旬から12月上旬で、2025年は11月17日から12月1日ごろでした(ウォーカープラス)。六義園より少し早く見頃を迎えます。

都内のほかのおすすめ

公園の紅葉まつり|2026年10月29日〜11月29日

立川市

国営昭和記念公園

カエデ並木やイチョウ並木、日本庭園の紅葉が見られる広い国営公園です。2026年は10月29日から11月29日に「黄葉・紅葉まつり」と夜のイベントが予定されています(ウォーカープラス)。じゃらんnetの口コミは2,684件と都内の紅葉候補で最も多い場所です。

昨年の見頃 2025年は11月14日〜27日ごろ(ウォーカープラスの記録)
行き方 JR西立川駅から徒歩2分、立川駅から徒歩10分。駐車場は900円/日
問い合わせ 国営昭和記念公園管理センター 042-528-1751
山の紅葉まつり|2026年10月24日〜11月23日

青梅市

御岳山

ケーブルカーで上がる山で、武蔵御嶽神社の参道や宿坊の周りでイロハモミジやオオモミジが色づきます。2026年は10月24日から11月23日に「御岳山 天空もみじまつり」が予定されています(ウォーカープラス)。都心から日帰りで山の紅葉を見られます。

昨年の見頃 2025年は11月11日〜30日ごろ(ウォーカープラスの記録)
行き方 JR御嶽駅からバスで約10分、ケーブル下から徒歩5分でケーブルカー乗り場。紅葉の時期はバスとケーブルカーが混雑することがある

公式確認はこれから

名前だけ挙げておきたい2か所

次の場所も人気ランキングの上位に入っています。この記事では公式ページで細かい日程まで確認できていないため、行き先の候補として名前だけ挙げておきます。

  • 高尾山(八王子市) 京王線高尾山口駅から徒歩5分でケーブルカーへ。例年11月中旬〜12月上旬、もみじまつり
  • 奥多摩湖畔(奥多摩町) JR奥多摩駅からバスで約20分。例年10月下旬〜11月中旬

出かける前に決めておくこと

昼の混雑を外す

ウォーカープラスによると、六義園の混雑は12時から15時です。開園直後の午前中に行くか、ライトアップの時期は夕方の点灯直後を狙うと、比較的落ち着いて見られます。

車は使わない

六義園には駐車場がありません。JR・東京メトロ南北線の駒込駅から徒歩7分、都営三田線の千石駅から徒歩10分です。明治神宮外苑とあわせるなら、南北線と銀座線を乗り継げば30分ほどで移動できます。

ライトアップの日程は毎年確認

六義園のライトアップは、日程や入園時間の延長が年によって変わります。夜に行く予定なら、東京都公園協会の公式ページで今年の案内を確認してから出かけてください。

紅葉のあとに、東京で何を食べるか

11月の旬から決める

紅葉の時期は、食材が秋から冬へ切り替わる時期でもあります。11月に出回る野菜・果物・魚介は11月の旬の食材一覧にまとめています。紅葉を見て冷えた体には、旬の食材を使った温かい汁物や鍋がいちばん合います。

東京の郷土料理と名物

東京は日本中の料理が集まる街ですが、江戸から続く味なら、そば、天ぷら、深川めし、もんじゃ焼きがあります。駒込・巣鴨の周りには、昔ながらの甘味処も残っています。

家庭の味は東京の郷土料理に、外で食べる名物とランチは東京でしか食べられないグルメに、持ち帰る土産は東京の名物土産にまとめています。県全体の見どころは東京のエリアガイドから探せます。

よくある質問

東京の紅葉で最初に行くならどこですか?

文京区の六義園です。ウォーカープラスの東京都の紅葉名所人気ランキングで1位(2026年9月23日時点)、じゃらんnetの口コミも908件あります。例年の見頃は11月下旬から12月中旬です。

六義園の紅葉はいつが見頃ですか?

例年11月下旬から12月中旬です。2025年は11月21日から12月8日ごろでした(ウォーカープラスの記録)。口コミでは12月初めがよいという声が多くあります。

東京で山の紅葉を見るならどこですか?

高尾山、御岳山、奥多摩です。いずれも電車とバス・ケーブルカーで行け、10月下旬から12月上旬が見頃です。

今年の見頃はどこで確認できますか?

東京都公園協会や、国営昭和記念公園、御岳ビジターセンターの公式サイトで確認できます。この記事の見頃は例年の幅で、その年の気温で前後します。

シリーズ

近くの県の紅葉

全国47都道府県の「まずここ」は、紅葉の全国目次に見頃の早い順でまとめています。東京とあわせて回りやすい近くの県はこちらです。

参考にした公式情報と資料

日程・料金・アクセスは、次の一次情報で確認しています。出かける前は、各ページの最新の案内をご覧ください。

人気と露出の根拠にした旅行メディア

「人気がある」「よく取り上げられている」の根拠です。

参考にした口コミ・旅行サイト

「行った人の声」は、次のサイトの口コミを参照し、よくある声としてまとめたものです(2026年9月更新)。個別の投稿は引用していません。

この記事の数字と日程について

  • 人気の順位 ウォーカープラス「東京都の紅葉名所人気ランキング」(ページのアクセス数順)の2026年9月23日時点の順位です。順位は日々変わります。口コミ件数はじゃらんnetの2026年9月23日時点の表示です。
  • 例年の見頃 幅で示しています。色づきはその年の気温で1〜2週間前後します。出発日を決めるときは各公式ページで、その年の発表を確認してください。
  • 日程・料金・交通 2026年9月23日に東京都公園協会・国営昭和記念公園・御岳ビジターセンターの公式ページと、ウォーカープラスの各スポットページ(2025年以前の情報を含む)で確認しました。以降に変更されることがあります。
  • 口コミ じゃらんnetの口コミを参照し、よくある声としてまとめたものです(2026年9月更新)。個別の投稿文は引用していません。感じ方には個人差があります。
  • 本文の写真 Wikimedia Commons よりCC BY 2.0(表示)の写真を縮小して利用しています。
  • アイキャッチ写真 Guilhem Vellut from Annecy, France「Rikugien Garden @ Komagome (11165836135).jpg」(CC BY 2.0、Wikimedia Commons)。撮影者や施設がこの記事を推奨しているわけではありません。