昇仙峡の遊歩道と渓流。川沿いのモミジが赤く色づいている

山梨の紅葉なら昇仙峡|1か所選ぶ理由と、歩いて下る回り方

山梨の紅葉でまず名前が挙がるのは、甲府市の御嶽昇仙峡です。荒川の上流に花崗岩の奇岩が続く渓谷で、川沿いの遊歩道を歩きながら、岩と渓流と紅葉を一度に見られます。甲府駅からバスで約30分と近く、ロープウェイで上がれば富士山を望む展望台もあります。山梨で1か所選ぶなら、ここがいちばん確実です。

山梨の紅葉といったら、まず昇仙峡

山梨の代表|例年10月中旬〜11月下旬

甲府市

御嶽昇仙峡

長潭橋から仙娥滝まで、渓谷沿いに遊歩道が続きます。途中の覚円峰は、そそり立つ花崗岩の岩峰で、昇仙峡の顔といえる景色です。カエデやモミジ、サクラが色づき、白い岩肌と紅葉の対比がはっきりします。上流の滝上からは昇仙峡ロープウェイで展望台へ上がれます。

例年の見頃 10月中旬から11月下旬(中心は11月)
昨年の見頃 2025年は11月8日〜24日ごろ(ウォーカープラスの記録)
見どころ 覚円峰、仙娥滝、天鼓林、荒川ダム
ライトアップ なし
料金 散策は無料
駐車場 無料の駐車場あり(ウォーカープラス)

昇仙峡をすすめる理由

県の紅葉人気ランキングで1位、口コミも1,228件

ウォーカープラス(KADOKAWA)の「山梨県の紅葉名所人気ランキング」(アクセス数順、2026年9月23日時点)で、御嶽昇仙峡は1位です。じゃらんnetの口コミも1,228件・4.2点あり、紅葉の人気と行った人の数がそろっています。

ウォーカープラス順位 スポット 市町村 例年の見頃
1 御嶽昇仙峡 甲府市 10月中旬〜11月下旬
2 河口湖(もみじ回廊) 富士河口湖町 11月上旬〜下旬
3 西沢渓谷 山梨市 10月中旬〜11月上旬
4 清里高原 北杜市 10月上旬〜11月上旬
5 山中湖 山中湖村 10月下旬〜11月中旬

2位の河口湖は、富士山と紅葉を一緒に見られる「もみじ回廊」で知られ、じゃらんnetの河口湖の口コミも1,444件あります。富士山を入れた景色なら河口湖、渓谷の紅葉なら昇仙峡と、目的で選べます。この記事では紅葉の人気ランキングで1位の昇仙峡を代表にしました。

見頃が長く、甲府から近い

昇仙峡の例年の見頃は10月中旬から11月下旬と、上位の中でも長い部類です。上流のロープウェイ周辺から色づき、渓谷の下流へと下りてきます。甲府駅からバスで約30分、中央道甲府昭和ICから車で約40分と、東京からの日帰りも組みやすい距離です。

行った人の声は「紅葉と岩の迫力」と「紅葉時は混む」

じゃらんnetの昇仙峡の口コミを参照し、よくある声としてまとめました(2026年9月更新)。紅葉の時期に行った人からは、ちょうど見頃の紅葉の散策に癒された、迫力ある岩がたくさんある、という声が多くあります。回り方では、甲府駅から路線バスで滝上まで行き、ロープウェイに乗ってから、渓流沿いの遊歩道を歩いて下りた、という声が目立ちます。一方で、紅葉の時期は混む、ナビの案内で車1台しか通れない細い道に入って怖かった、という声もありました。

編集部として、山梨で1か所選ぶなら昇仙峡です

数字と口コミを並べたうえで判断を書きます。山梨で紅葉を1か所だけ見に行くなら、昇仙峡です。紅葉の人気ランキングで県内1位であること、花崗岩の奇岩と紅葉の組み合わせは山梨のほかの紅葉にないこと、甲府駅からバスで行けて見頃も長いこと。この3つが理由です。

弱点も書いておきます。富士山と紅葉を一緒に見たい人には、昇仙峡は向きません。その場合は河口湖のもみじ回廊を選んでください。また見頃の週末は、渓谷沿いの道路と駐車場が混み合います。

見頃は11月中旬が中心

大カードの「10月中旬から11月下旬」は例年の幅で、2025年は11月8日から24日ごろが見頃でした。出発前は昇仙峡観光協会の発信で、その年の色づきを確認してください。

昇仙峡の花崗岩の岩壁。青空の下、岩山の斜面に紅葉が混じる
昇仙峡の岩壁。花崗岩の奇岩と紅葉の組み合わせが昇仙峡の特徴です。写真:珈琲牛乳/CC BY 3.0(Wikimedia Commons)

山梨全体では、清里と南アルプスから、富士五湖と甲府盆地へ

色づく順に3つのまとまりがある

山梨の紅葉は、八ヶ岳の清里高原や南アルプスから始まり、西沢渓谷や昇仙峡、富士五湖、最後に大月の猿橋へと進みます。

時期 主な場所 特徴
10月上旬〜下旬 清里高原、南アルプス白鳳渓谷 高原と山の渓谷
10月下旬〜11月中旬 西沢渓谷、昇仙峡、山中湖 渓谷と湖。山中湖は紅葉まつり
11月上旬〜下旬 河口湖(もみじ回廊)、猿橋 富士山と紅葉、日本三奇橋

富士山と紅葉なら河口湖のもみじ回廊

河口湖の北岸にある「もみじ回廊」は、モミジのトンネルと富士山を一緒に見られる場所です。2025年は11月1日から30日に富士河口湖紅葉まつりが行われ、ライトアップもありました(ウォーカープラス)。富士急行の河口湖駅から周遊バスで約21分です。

県内のほかのおすすめ

富士山と紅葉|例年11月上旬〜下旬

南都留郡富士河口湖町

河口湖(もみじ回廊)

河口湖の北岸、久保田一竹美術館の近くに続くモミジの並木です。富士山を背景にした紅葉の写真を撮れる場所として、ウォーカープラスの人気ランキングで県内2位に入っています。

昨年の見頃 2025年は11月11日〜19日ごろ(ウォーカープラスの記録)
行き方 富士急行河口湖駅から河口湖周遊バスで約21分、久保田一竹美術館下車。車は中央道河口湖ICから約20分
問い合わせ 富士河口湖町観光課 0555-72-3168
渓谷を歩く|例年10月中旬〜11月上旬

山梨市

西沢渓谷

笛吹川の源流にある渓谷で、七ツ釜五段の滝など大小の滝を巡る遊歩道があります。じゃらんnetの口コミの評価は4.5点と高く、昇仙峡より歩きごたえのある紅葉の渓谷です。

昨年の見頃 2025年は10月24日〜11月13日ごろ(ウォーカープラスの記録)
行き方 JR山梨市駅からバスで約60分。車は中央道勝沼ICから約50分。市営駐車場60台と道の駅みとみ

公式確認はこれから

名前だけ挙げておきたい2か所

次の場所も人気ランキングの上位に入っています。この記事では公式ページで細かい日程まで確認できていないため、行き先の候補として名前だけ挙げておきます。

  • 清里高原(北杜市) 東沢大橋から見る八ヶ岳と紅葉。例年10月上旬〜11月上旬
  • 山中湖(山中湖村) 2026年は10月30日〜11月15日に「夕焼けの渚・紅葉まつり」(ウォーカープラス)

出かける前に決めておくこと

バスで滝上まで上がり、歩いて下りる

口コミで多かったのは、甲府駅から路線バスで上流の滝上まで行き、ロープウェイに乗ってから、渓流沿いの遊歩道を下る回り方です。下り道なので体力的にも楽で、渓谷の見どころを順に見られます。帰りのバスの時刻は先に確認してください。

車ならナビの経路に注意

口コミには、ナビに従ったら車1台しか通れない細い道に入った、という声がありました。車で行く場合は、昇仙峡観光協会の案内にある経路を確認してから出かけてください。見頃の週末は駐車場も混み合います。

甲府と組み合わせる

  • バス:JR甲府駅からバスで約30分、昇仙峡口下車(ウォーカープラス)
  • 車:中央道甲府昭和ICから約40分

紅葉のあとに、山梨で何を食べるか

11月の旬から決める

紅葉の時期は、食材が秋から冬へ切り替わる時期でもあります。11月に出回る野菜・果物・魚介は11月の旬の食材一覧にまとめています。紅葉を見て冷えた体には、旬の食材を使った温かい汁物や鍋がいちばん合います。

山梨の郷土料理と名物

山梨の秋の定番は、野菜たっぷりの味噌仕立ての麺、ほうとうです。甲府の鳥もつ煮や、秋のぶどう、甲州ワインも、紅葉の帰りに組み合わせやすい名物です。

家庭の味は山梨の郷土料理に、外で食べる名物とランチは山梨でしか食べられないグルメに、持ち帰る土産は山梨の名物土産にまとめています。県全体の見どころは山梨のエリアガイドから探せます。

よくある質問

山梨の紅葉で最初に行くならどこですか?

甲府市の御嶽昇仙峡です。ウォーカープラスの山梨県の紅葉名所人気ランキングで1位(2026年9月23日時点)、じゃらんnetの口コミも1,228件あります。例年10月中旬から11月下旬が見頃です。

富士山と紅葉を一緒に見るならどこですか?

河口湖のもみじ回廊です。例年11月上旬から下旬が見頃で、紅葉まつりの期間にはライトアップも行われます。

昇仙峡は電車で行けますか?

行けます。JR甲府駅から路線バスで約30分です。上流の滝上まで行き、歩いて下る回り方が口コミでも多く見られます。

今年の見頃はどこで確認できますか?

昇仙峡観光協会や富士河口湖町観光連盟、山梨市観光協会の公式サイトで確認できます。この記事の見頃は例年の幅で、その年の気温で前後します。

シリーズ

近くの県の紅葉

全国47都道府県の「まずここ」は、紅葉の全国目次に見頃の早い順でまとめています。山梨とあわせて回りやすい近くの県はこちらです。

参考にした公式情報と資料

日程・料金・アクセスは、次の一次情報で確認しています。出かける前は、各ページの最新の案内をご覧ください。

人気と露出の根拠にした旅行メディア

「人気がある」「よく取り上げられている」の根拠です。

参考にした口コミ・旅行サイト

「行った人の声」は、次のサイトの口コミを参照し、よくある声としてまとめたものです(2026年9月更新)。個別の投稿は引用していません。

この記事の数字と日程について

  • 人気の順位 ウォーカープラス「山梨県の紅葉名所人気ランキング」(ページのアクセス数順)の2026年9月23日時点の順位です。順位は日々変わります。口コミ件数はじゃらんnetの2026年9月23日時点の表示です。
  • 例年の見頃 幅で示しています。色づきはその年の気温で1〜2週間前後します。出発日を決めるときは各公式ページで、その年の発表を確認してください。
  • 日程・料金・交通 2026年9月23日に昇仙峡観光協会・富士河口湖町観光連盟・山梨市観光協会の公式ページと、ウォーカープラスの各スポットページ(2025年以前の情報を含む)で確認しました。以降に変更されることがあります。
  • 口コミ じゃらんnetの口コミを参照し、よくある声としてまとめたものです(2026年9月更新)。個別の投稿文は引用していません。感じ方には個人差があります。
  • 写真 Wikimedia Commons よりCC BY 3.0(表示)の写真を縮小して利用しています。
  • アイキャッチ写真 珈琲牛乳「昇仙峡 – panoramio (72).jpg」(CC BY 3.0、Wikimedia Commons)。撮影者や施設がこの記事を推奨しているわけではありません。