袋田の滝と紅葉。四段に落ちる大きな滝の両側の山が橙や黄色に色づく

茨城の紅葉なら袋田の滝|1か所選ぶ理由と、見に行く日の選び方

茨城の紅葉でまず名前が挙がるのは、大子町の袋田の滝です。高さ120m、幅73mの岩壁を4段に落ちる滝で、「日本三名瀑」の一つに数えられます。11月になると滝の両側の山が赤や黄色に染まり、白い水の流れと紅葉を同時に見られます。茨城で1か所選ぶなら、口コミの多さでも景色の分かりやすさでも、ここがいちばん確実です。

茨城の紅葉といったら、まず袋田の滝

茨城の代表|例年11月上旬〜中旬

久慈郡大子町袋田

袋田の滝

観瀑トンネルを抜けた先の第1観瀑台から、滝を正面に見上げられます。エレベーターで上がる第2観瀑台からは、4段すべての流れと周りの山の紅葉を見渡せます。カエデ、イロハカエデ、クヌギ、ナラ、ヤマウルシが色づき、赤と黄が混じるのが特徴です。

例年の見頃 11月上旬から中旬
昨年の見頃 2025年は11月7日〜19日ごろ(ウォーカープラスの記録)
見どころ 第1観瀑台(滝の正面)、第2観瀑台(エレベーターで上へ)
料金 観瀑トンネルは有料。最新の料金は大子町観光協会で確認
ライトアップ ウォーカープラスの記載では「あり」。実施日は公式で確認
駐車場 町営の無料駐車場と、周辺の有料駐車場あり
問い合わせ 大子町観光協会 0295-72-0285

袋田の滝をすすめる理由

じゃらんnetの口コミは1,646件。県内の紅葉候補で最多

ウォーカープラス(KADOKAWA)の「茨城県の紅葉名所人気ランキング」(アクセス数順、2026年9月23日時点)の上位を、じゃらんnetの口コミ件数と並べました。袋田の滝は1,646件・4.2点で、上位の中で最も多くなっています。

ウォーカープラス順位 スポット 市町村 じゃらんnet口コミ
1 花貫渓谷 高萩市 170件・4.0点
2 筑波山 つくば市 936件・4.1点
3 袋田の滝 大子町 1,646件・4.2点
4 偕楽園 もみじ谷 水戸市 947件・4.0点(偕楽園)
6 竜神峡・竜神大吊橋 常陸太田市 698件・3.9点

アクセス数1位の花貫渓谷は、紅葉まつりの期間に吊り橋の周りが色づく渓谷で、紅葉の時期に人気が集中します。一方の袋田の滝は、紅葉の季節だけでなく一年を通して人が訪れる茨城の代表的な観光地です。紅葉の時期に行けば、その代表的な景色がいちばん華やかになります。

竜神大吊橋と同じ日に回れる

袋田の滝から竜神峡・竜神大吊橋までは、常陸太田方面へ車で40分ほどです。どちらも見頃は11月上旬から下旬で重なり、竜神峡では11月に紅葉まつりが行われます(2025年は11月1日〜30日)。午前に袋田の滝、午後に竜神大吊橋、という組み方ができます。

行った人の声は「紅葉の時期は圧巻」と「水量で印象が変わる」

じゃらんnetの袋田の滝の口コミを参照し、よくある声としてまとめました(2026年9月更新)。紅葉の時期に行った人の評価は高く、紅葉と滝の組み合わせが圧巻だった、一度見ると毎年行きたくなる、という声があります。一方で繰り返し出てくるのが水量の話です。前日に雨が降って迫力があった、という声がある一方、雨が少ない時期は水がちょろちょろで写真のイメージと違った、という声もあります。第2観瀑台へのエレベーターについては、上からは全体が見えるが滝つぼは見えない、という声がありました。

編集部として、茨城で1か所選ぶなら袋田の滝です

数字と口コミを並べたうえで判断を書きます。茨城で紅葉を1か所だけ見に行くなら、袋田の滝です。口コミ件数が県内の紅葉候補の中で最も多いこと、日本三名瀑の滝と紅葉を一度に見られること、竜神大吊橋や花貫渓谷など近くの紅葉と組み合わせやすいこと。この3つが理由です。

弱点も書いておきます。紅葉を見る場所は観瀑台とその周辺に限られ、紅葉の中を長く歩く場所ではありません。紅葉の中を歩きたいなら、花貫渓谷や筑波山のほうが合います。また、雨が少ない年は水量が減り、滝の迫力が落ちることがあります。

見頃は11月上旬からの約2週間

大カードの「11月上旬から中旬」は例年の幅で、2025年は11月7日から19日ごろが見頃でした。年の気温で前後するので、出発前は大子町観光協会の発信で、その年の色づきを確認してください。

観瀑台から見た袋田の滝。手前に赤いモミジの枝がかかる
観瀑台から見る袋田の滝。手前のモミジと滝を一緒に見られます。写真:Σ64/CC BY 3.0(Wikimedia Commons)

茨城全体では、県北の山から水戸の庭園へ

色づく順に3つのまとまりがある

茨城の紅葉は、10月のひたち海浜公園のコキアから始まり、11月上旬に県北の渓谷と滝、11月下旬に水戸の偕楽園や筑波山へと続きます。

時期 主な場所 特徴
10月中旬 国営ひたち海浜公園 みはらしの丘 コキアの紅葉。丘一面が赤く染まる
11月上旬〜中旬 袋田の滝、花園渓谷、竜神大吊橋 県北の滝と渓谷
11月中旬〜下旬 花貫渓谷、筑波山、偕楽園 もみじ谷 吊り橋、ケーブルカー、庭園のライトアップ

10月に赤く染まるのはコキア

ひたちなか市の国営ひたち海浜公園では、みはらしの丘のコキアが10月に赤く色づきます。木の紅葉ではありませんが、茨城の秋の景色として人気ランキングの上位に入っています。2025年は10月17日から28日ごろが見頃でした(ウォーカープラス)。

県内のほかのおすすめ

人気ランキング1位|例年11月中旬〜下旬

高萩市

花貫渓谷

花貫川沿いの渓谷で、汐見滝吊り橋の周りの紅葉が見どころです。11月の紅葉まつりの期間は、周辺の市道が車両通行止めになり、臨時駐車場が有料になります(2025年は普通車1,000円)。

昨年の見頃 2025年は11月18日〜24日ごろ(ウォーカープラスの記録)
行き方 JR高萩駅からタクシーで約25分。車は常磐道高萩ICから約20分
問い合わせ 高萩市観光協会 0293-23-2121
夜のケーブルカー|例年11月上旬〜下旬

つくば市

筑波山

ケーブルカーとロープウェイで山頂近くまで上がれる、首都圏から近い紅葉の山です。2025年は11月の土日祝などに、紅葉をライトアップする「ケーブルカーオータムナイトライド」が行われました。つくばエクスプレスのつくば駅からシャトルバスで行けます。

昨年の見頃 2025年は11月10日〜28日ごろ(ウォーカープラスの記録)
行き方 つくば駅から直行筑波山シャトルバスで約40分。車は常磐道土浦北ICから約40分
駐車場 市営駐車場・つつじヶ丘駐車場 普通車500円/回

公式確認はこれから

名前だけ挙げておきたい2か所

次の場所も人気ランキングの上位に入っています。この記事では公式ページで細かい日程まで確認できていないため、行き先の候補として名前だけ挙げておきます。

  • 竜神峡・竜神大吊橋(常陸太田市) 渓谷にかかる長い吊り橋。例年11月上旬〜下旬、11月に紅葉まつり
  • 偕楽園 もみじ谷(水戸市) 梅の名所の庭園の紅葉。例年11月上旬〜下旬、ライトアップあり

出かける前に決めておくこと

雨の翌日は迫力が増す

口コミでは、前日に雨が降った日は水量が多く迫力があった、という声が繰り返し出てきます。反対に雨が少ない時期は水が細くなります。晴れの日を選ぶのが基本ですが、雨の翌日の晴れ間に当たれば、紅葉と迫力ある滝の両方を見られます。

電車で行くなら水郡線とバス

JR水郡線の袋田駅から滝まではバスで約10分、滝本バス停から徒歩10分です(ウォーカープラス)。口コミでは、袋田駅から滝まで約4km、バスは1日に数本という声がありました。水郡線も本数が少ないので、行きと帰りの時刻を先に決めてください。

車で行くなら常磐道の那珂ICから

常磐道那珂ICから約50分です。見頃の週末は滝の近くの駐車場から埋まります。町営の無料駐車場と、滝へ向かう道沿いの店の有料駐車場があります。

紅葉のあとに、茨城で何を食べるか

11月の旬から決める

紅葉の時期は、食材が秋から冬へ切り替わる時期でもあります。11月に出回る野菜・果物・魚介は11月の旬の食材一覧にまとめています。紅葉を見て冷えた体には、旬の食材を使った温かい汁物や鍋がいちばん合います。

茨城の郷土料理と名物

大子町は奥久慈しゃもや、秋の鮎の塩焼き、りんご、そしてこんにゃくの産地です。滝へ向かう道沿いにも鮎の塩焼きを出す店が並びます。

家庭の味は茨城の郷土料理に、外で食べる名物とランチは茨城でしか食べられないグルメに、持ち帰る土産は茨城の名物土産にまとめています。県全体の見どころは茨城のエリアガイドから探せます。

よくある質問

茨城の紅葉で最初に行くならどこですか?

大子町の袋田の滝です。じゃらんnetの口コミが1,646件・4.2点と県内の紅葉候補の中で最も多く、日本三名瀑の滝と紅葉を同時に見られます。例年の見頃は11月上旬から中旬です。

袋田の滝の紅葉はいつが見頃ですか?

例年11月上旬から中旬です。2025年は11月7日から19日ごろが見頃でした(ウォーカープラスの記録)。年の気温で前後します。

袋田の滝と一緒に回れる紅葉スポットはありますか?

竜神峡・竜神大吊橋(常陸太田市)が車で40分ほどです。見頃がどちらも11月で重なり、竜神峡では11月に紅葉まつりが行われます。

今年の見頃はどこで確認できますか?

大子町観光協会や高萩市観光協会、常陸太田市観光物産協会の発信で確認できます。この記事の見頃は例年の幅で、その年の気温で前後します。

シリーズ

近くの県の紅葉

全国47都道府県の「まずここ」は、紅葉の全国目次に見頃の早い順でまとめています。茨城とあわせて回りやすい近くの県はこちらです。

参考にした公式情報と資料

日程・料金・アクセスは、次の一次情報で確認しています。出かける前は、各ページの最新の案内をご覧ください。

人気と露出の根拠にした旅行メディア

「人気がある」「よく取り上げられている」の根拠です。

参考にした口コミ・旅行サイト

「行った人の声」は、次のサイトの口コミを参照し、よくある声としてまとめたものです(2026年9月更新)。個別の投稿は引用していません。

この記事の数字と日程について

  • 人気の順位 ウォーカープラス「茨城県の紅葉名所人気ランキング」(ページのアクセス数順)の2026年9月23日時点の順位です。順位は日々変わります。口コミ件数はじゃらんnetの2026年9月23日時点の表示です。
  • 例年の見頃 幅で示しています。色づきはその年の気温で1〜2週間前後します。出発日を決めるときは各公式ページで、その年の発表を確認してください。
  • 日程・料金・交通 2026年9月23日に大子町観光協会・高萩市観光協会・筑波観光鉄道の公式ページと、ウォーカープラスの各スポットページ(2025年以前の情報を含む)で確認しました。以降に変更されることがあります。
  • 口コミ じゃらんnetの口コミを参照し、よくある声としてまとめたものです(2026年9月更新)。個別の投稿文は引用していません。感じ方には個人差があります。
  • 本文の写真 Wikimedia Commons よりCC BY 2.0・CC BY 3.0(表示)の写真を縮小して利用しています。
  • アイキャッチ写真 Raita Futo from Tokyo, Japan「Fukuroda Falls Autumn (52531694588).jpg」(CC BY 2.0、Wikimedia Commons)。撮影者や施設がこの記事を推奨しているわけではありません。