五色沼の青い水面と、手前で赤く色づいたモミジ

福島の紅葉なら裏磐梯・五色沼|1か所選ぶ理由と、歩き方

福島の紅葉でまず名前が挙がるのは、裏磐梯の五色沼湖沼群です。磐梯山の噴火でできた大小の沼が森の中に点在し、青や緑の水面の周りをモミジやカエデが囲みます。沼をつなぐ約3.6kmの遊歩道を歩けば、1時間ほどで紅葉と沼の色の組み合わせをいくつも見られます。福島で1か所選ぶなら、口コミの多さと歩きやすさでここが最初の候補になります。

福島の紅葉といったら、まず裏磐梯・五色沼

福島の代表|例年10月中旬〜11月上旬

耶麻郡北塩原村 裏磐梯

五色沼湖沼群

毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、弁天沼、瑠璃沼、青沼などの沼が、裏磐梯ビジターセンターから桧原湖側まで並びます。沼ごとに水の色が違い、見る時間や天気でも変わります。周りの森のカエデやモミジが色づくと、青い水面と赤や黄の葉の対比が最もはっきりする季節になります。

例年の見頃 10月中旬から11月上旬
昨年の見頃 2025年は10月26日〜11月7日ごろ(ウォーカープラスの記録)
散策 遊歩道は約3.6km、片道1時間ほど。起点は裏磐梯ビジターセンターと五色沼入口(毘沙門沼側)
ライトアップ なし
料金 散策は無料
駐車場 裏磐梯ビジターセンター約80台、無料(ウォーカープラス)
問い合わせ 裏磐梯観光協会 0241-32-2349

五色沼をすすめる理由

じゃらんnetの口コミは972件。人気ランキングの上位で最も多い

ウォーカープラス(KADOKAWA)の「福島県の紅葉名所人気ランキング」(アクセス数順、2026年9月23日時点)の上位5か所を、じゃらんnetの口コミ件数と並べました。五色沼湖沼群は972件・4.3点で、上位の中では件数が最も多い場所です。

ウォーカープラス順位 スポット 市町村 じゃらんnet口コミ
1 磐梯吾妻スカイライン 福島市 —(道路)
2 安達太良山 二本松市 155件・4.3点
3 五色沼湖沼群 北塩原村 972件・4.3点
4 只見線 会津若松市ほか —(鉄道)
5 磐梯山ゴールドライン 北塩原村 —

1位の磐梯吾妻スカイラインと5位の磐梯山ゴールドラインは、どちらも車で走る山岳道路です。4位の只見線は列車の車窓から見る紅葉です。上位5つのうち3つが「乗り物から見る紅葉」で、歩いて紅葉の中に入れる場所の中では、五色沼が最も多くの人に選ばれています。

車がなくても行ける

五色沼は、JR猪苗代駅から磐梯東都バスで約25分の五色沼入口バス停からすぐです。上位の磐梯吾妻スカイラインや磐梯山ゴールドラインは車が前提になりますが、五色沼は電車とバスで完結します。裏磐梯には宿も多く、1泊して朝の沼を見ることもできます。

行った人の声は「歩きやすい」と「クマに注意」

じゃらんnetの五色沼湖沼群の口コミを参照し、よくある声としてまとめました(2026年9月更新)。いちばん多いのは、沼ごとに色が違って感動した、遊歩道は起伏が少なく子どもや年配の人も歩ける、1時間半ほどでちょうどよい散歩になる、という声です。一方で、2026年の口コミではクマへの注意が繰り返し出てきます。遊歩道でクマが目撃された、みんな熊よけの鈴を持っていた、鈴の貸し出しがあった、という声が多くありました。遊歩道の入口が分かりにくいという声もあります。

編集部として、福島で1か所選ぶなら五色沼です

数字と口コミを並べたうえで判断を書きます。福島で紅葉を1か所だけ見に行くなら、裏磐梯の五色沼です。人気ランキング上位の中で口コミが最も多いこと、沼の色と紅葉の組み合わせはほかの県の紅葉にない景色であること、車がなくても行けて誰でも歩けること。この3つが理由です。

弱点も書いておきます。山全体が色づく大きな景色を見たいなら、磐梯吾妻スカイラインのほうが迫力があります。また、クマの出没情報がある年は、遊歩道の一部が通行止めになることも考えられます。出かける前に裏磐梯観光協会の案内を確認してください。

見頃は10月下旬が中心

大カードの「10月中旬から11月上旬」は例年の幅で、2025年は10月26日から11月7日ごろが見頃でした。標高約800mの裏磐梯は、麓の会津若松より1〜2週間早く色づきます。出発前は裏磐梯観光協会の発信で、その年の色づきを確認してください。

福島全体では、9月末の吾妻連峰から11月の城下町へ

色づく順に3つのまとまりがある

福島の紅葉は、吾妻連峰や安達太良山の山の上から始まり、裏磐梯の森と沼、最後に会津若松の鶴ヶ城や本宮の庭園へと下りてきます。

時期 主な場所 特徴
9月下旬〜10月中旬 磐梯吾妻スカイライン、安達太良山 山岳道路と登山。火山の山肌に紅葉
10月中旬〜11月上旬 五色沼、磐梯山ゴールドライン、只見線 沼と森、車窓の紅葉
11月上旬〜下旬 鶴ヶ城公園、花と歴史の郷 蛇の鼻 城と庭園。蛇の鼻は11月にもみじ祭り

只見線は「乗って見る」紅葉

会津若松と新潟県の小出を結ぶJR只見線は、只見川沿いの紅葉を車窓から見られる路線です。例年の見頃は10月下旬から11月中旬(ウォーカープラス)。三島町の第一只見川橋梁の周辺には、列車と紅葉を撮る展望地があります。本数が少ない路線なので、時刻を先に確認してください。

県内のほかのおすすめ

いちばん早い|例年9月下旬〜10月中旬
磐梯吾妻スカイラインの山岳道路。荒々しい火山の山肌の間を道が曲がりながら続く
磐梯吾妻スカイライン。福島市の高湯温泉と土湯峠を結ぶ山岳道路です。写真:clef/CC BY 4.0(Wikimedia Commons)

福島市

磐梯吾妻スカイライン

高湯温泉と土湯峠を結ぶ約29kmの山岳道路です。つばくろ谷や天狗の庭、浄土平で、火山の荒々しい山肌とダケカンバやナナカマドの紅葉を見られます。ウォーカープラスの人気ランキングで県内1位の場所です。

昨年の見頃 2025年は10月15日〜24日ごろ(ウォーカープラスの記録)
駐車場 浄土平は環境整備協力金 乗用車500円(現金のみ)。つばくろ谷と兎平に無料駐車場
行き方 東北道福島西ICまたは福島飯坂ICから浄土平まで約50分
注意 火山ガスの状況で通行規制あり。夜間通行止め・冬期閉鎖の期間は公式で確認
問い合わせ 福島市観光案内所 024-531-6428
城と紅葉|例年10月下旬〜11月上旬

会津若松市

鶴ヶ城公園

赤瓦の天守閣を、モミジやサクラ、イチョウの紅葉が囲みます。天守閣の前や鐘撞堂の周りが見どころです。会津若松の町歩きと組み合わせやすく、裏磐梯の紅葉が終わった後の11月に見頃を迎えます。

昨年の見頃 2025年は11月5日〜19日ごろ(ウォーカープラスの記録)
行き方 JR会津若松駅からまちなか周遊バス「ハイカラさん」「あかべぇ」で鶴ヶ城北口下車、徒歩5分
問い合わせ 会津若松観光ビューロー 0242-27-4005

公式確認はこれから

名前だけ挙げておきたい2か所

次の場所も人気ランキングの上位に入っています。この記事では公式ページで細かい日程まで確認できていないため、行き先の候補として名前だけ挙げておきます。

  • 安達太良山(二本松市) ゴンドラで山の中腹へ。例年10月上旬〜下旬
  • 磐梯山ゴールドライン(北塩原村・磐梯町) 裏磐梯と猪苗代を結ぶ道路。例年10月中旬〜下旬

出かける前に決めておくこと

クマの情報を確認し、鈴を持って歩く

2026年の五色沼の口コミでは、遊歩道でのクマの目撃情報が繰り返し書かれています。出かける前に裏磐梯観光協会や北塩原村の情報を確認し、熊よけの鈴を持って歩いてください。口コミでは鈴の貸し出しがあったという声もあります。朝夕の人が少ない時間は特に注意が必要です。

片道だけ歩いてバスで戻る

五色沼の遊歩道を往復すると2時間ほどかかります。裏磐梯ビジターセンター側と五色沼入口側の両方にバス停があるので、片道だけ歩いて、もう一方からバスで戻る回り方ができます。

車と電車、どちらで行くか

  • 電車・バス:JR猪苗代駅から磐梯東都バス(裏磐梯高原行き)で約25分、五色沼入口下車(ウォーカープラス)
  • 車:磐越道猪苗代磐梯高原ICから国道459号経由で約25分

紅葉のあとに、福島で何を食べるか

10月の旬から決める

紅葉の時期は、食材が秋から冬へ切り替わる時期でもあります。10月に出回る野菜・果物・魚介は10月の旬の食材一覧にまとめています。紅葉を見て冷えた体には、旬の食材を使った温かい汁物や鍋がいちばん合います。

福島の郷土料理と名物

会津は、ソースカツ丼や、干し貝柱でだしを取る「こづゆ」の土地です。裏磐梯から猪苗代へ下りればそば処が多く、喜多方へ回ればラーメンも選べます。

外で食べる名物とランチは福島でしか食べられないグルメに、持ち帰る土産は福島の名物土産にまとめています。県全体の見どころは福島のエリアガイドから探せます。

よくある質問

福島の紅葉で最初に行くならどこですか?

裏磐梯の五色沼湖沼群です。じゃらんnetの口コミが972件・4.3点と、紅葉の人気ランキング上位の中で最も多く、青い沼と紅葉の組み合わせを歩いて見られます。例年の見頃は10月中旬から11月上旬です。

五色沼の散策にはどのくらい時間がかかりますか?

遊歩道は約3.6kmで、片道1時間ほどです。口コミでは1時間半ほどでちょうどよい散歩になるという声が多くありました。片道だけ歩いてバスで戻ることもできます。

車で紅葉を見るならどこですか?

磐梯吾妻スカイラインです。例年9月下旬から10月中旬が見頃で、ウォーカープラスの人気ランキングで県内1位です。火山ガスで通行規制がかかることがあるので、出発前に福島市の案内を確認してください。

今年の見頃はどこで確認できますか?

裏磐梯観光協会や福島市観光ノート、会津若松観光ビューローの発信で確認できます。この記事の見頃は例年の幅で、その年の気温で前後します。

シリーズ

近くの県の紅葉

全国47都道府県の「まずここ」は、紅葉の全国目次に見頃の早い順でまとめています。福島とあわせて回りやすい近くの県はこちらです。

参考にした公式情報と資料

日程・料金・アクセスは、次の一次情報で確認しています。出かける前は、各ページの最新の案内をご覧ください。

人気と露出の根拠にした旅行メディア

「人気がある」「よく取り上げられている」の根拠です。

参考にした口コミ・旅行サイト

「行った人の声」は、次のサイトの口コミを参照し、よくある声としてまとめたものです(2026年9月更新)。個別の投稿は引用していません。

この記事の数字と日程について

  • 人気の順位 ウォーカープラス「福島県の紅葉名所人気ランキング」(ページのアクセス数順)の2026年9月23日時点の順位です。順位は日々変わります。口コミ件数はじゃらんnetの2026年9月23日時点の表示です。
  • 例年の見頃 幅で示しています。色づきはその年の気温で1〜2週間前後します。出発日を決めるときは各公式ページで、その年の発表を確認してください。
  • 日程・料金・交通 2026年9月23日に裏磐梯観光協会・福島市・鶴ヶ城の公式ページと、ウォーカープラスの各スポットページ(2025年以前の情報を含む)で確認しました。以降に変更されることがあります。
  • 口コミ じゃらんnetの口コミを参照し、よくある声としてまとめたものです(2026年9月更新)。個別の投稿文は引用していません。感じ方には個人差があります。
  • 本文の写真 Wikimedia Commons よりCC BY 2.0・CC BY 4.0(表示)の写真を縮小して利用しています。
  • アイキャッチ写真 Raita Futo from Tokyo, Japan「Autumn colours at Goshikinuma (37146437564).jpg」(CC BY 2.0、Wikimedia Commons)。撮影者や施設がこの記事を推奨しているわけではありません。